おいしい料理で快く迎えてくれた鈴木ご夫妻、 餌を分けてくれたりおにぎりを分けてくれて一緒に釣りをしたおにーさん、 色々とアドバイスをくれた釣り人の皆さん、 茶のみ話に付き合ってくれた隣近所のキャンパーの皆さん、 快適な環境を演出してくれたキャンプ上の施設の皆さん、 豊かな自然の恵みとそこにすくらう人びとのやさしさに感謝したいと思います。 時間が経つにつれ段々悔しさがこみあげてくる。 昨夜聞いたアドバイスを実践すべく、早起きしてつり場へ向かう。途中砂浜で宴会をしていた大学生の団体とすれちがう。 丁度日ノ出の時間だ。 今日の大漁を祈る。 こませが無くなった9時ころから人が増えてきた。バイクのおにーさんが餌を分けてくれるとのこと。願ってもないことだ。 今日はあまりよくないらしい。マダイとソーダガツオを2枚ほどあがっているのを見た。しかしここの魚はでかい。一匹でも食べきれなそうだ。あんなのを釣ってみたいなぁ。 12時ころ、うきが消し込む。隣のおじさんが「もっとゆっくり、竿を立てて。」と教えてくれる。もともと竿とリールがかなり重いのだが、リールがうまくまけない。 何だかよくわからないうちにバラしてしまった。うーん。 おにーさんと買い出しにいき、再チャレンジ。 などと思った刹那、リールが軽くなる。手前に向かってきてくれたのかなとの甘い期待もむなしく、ラインブレイクということが判明。細いハリスを使っていた上に、結び目があって切れてしまったようだ。悔しい! 夕方になると食いが完全にとまる。餌もついたまま戻ってくる。 どうも今日はあまり良くないらしい。周りのおじさん連も嘆いている。
4時ごろ、餌も無くなりあきらめをつけた。 おもりの重さ、針の大きさなど、仕掛けが洗練されていなかった。
鈴木家に連絡をとり、泊めてもらうことにした。 島料理でのおもてなし。あしたばがうまい。かんぱちがうまい。味噌汁がうまい。酒も進む。 色々と島の話も聞いた。こういう豊かなところでは自然の話が中心だ。 この黒潮の中に浮かぶ島は、台風やら地震やら自然環境はゆるやかではない。 しかしその反面、魚はでかく景色はきれいで、やはり豊かだ。島人の人柄のよさはそういうところからきているのかもしれない。 2001年5月6日 記 |
本日の走行距離 | 2km以下 |
使用金額 | 釣り餌 310円 |