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5月4日 神津島 天上山

ようやくの晴、待望の好天の一日がきた。体力に物を言わせて様々なことをした。

朝食を済ませ、やらなくてはならないことが非常に少ないことに気付く。 今日は何をしようか。定住型は気楽だ。 とりあえず、島内サイクリングへいこう。天上山へ向かう隣のおじさんを追い越し、てきとーに走らせる。

峠を越え、村落へ。釣り具屋、マーケットで買い物。 また東海汽船の窓口で切符の手配をする。ゴールデンウィーク中は満席とあるが、席はないがキャンセル待ちという形で乗せてくれるらしい。どうせデッキでたむろしてるのだから問題はない。
キャンプコミュニティーの中にはこの日帰る人が多い。 待ち合い室にて彼らに別れを告げ、島北部の砂浜へ向かう。

こういう日は何をやっても気持ちがいい。景色はよく、写真をとりつつ…

道は確かに急で、通行どめのところが多い。まぁでもそんなことは苦にならない。

多幸湾に戻り釣りでもしようかと思い再び峠へ。いや、明日も晴れるとは限らん。天気のいいうちに天上山に登ってしまおう。

天上山。洋上アルプスの異名を持つ572m峰。まぁ標高自体は大したことないから あっという間に10合目につく。 ここは山頂に出てからが広い。砂漠やら池やら潅木やらで、洋上アルプスの名に恥じない。ここで星の写真を取れたら素晴らしいのだが、海の真ん中で風が強く、霧も発生しやすいので季節を選ぶ必要がありそうだ。

雲がかってきたためと、空腹のためすべては回らず下山。


そしてキャンプ上にて昼食をとった後、釣り場へ向かう。 先程購入したかご浮き仕掛けでしまあじをねらう。これで釣れるはずだ。
が、釣れない。まわりでは何匹かあがっている。次は僕の番かな、と思っていたら日が暮れてしまった。電気うきにつけ替え、イカねらいに切り替える。夜の海にいくつかの光点がうかぶ。しかし風流なだけでぜんぜん釣れない。いつもの年ならシーズン中だが今年は水温が冷たく、あまり良くないとのこと。周りでもぜんぜんだめだったようだ。

失意の入浴後、食事。ここで隣のおじさんの仕事仲間から釣りのレクチャーを受ける。彼は前日しまあじを8尾あげたそうだ。色々と勉強になった。これで明日は大漁のはずだ。


2001年5月6日 記



本日の写真



本日の走行距離 31.5km
使用金額 食費 1000円くらい 宿泊 400円 釣り具+餌 3500円くらい 船代 4350円

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