行程福岡-志賀島-玄海町-湯川山
九州上陸のころからある程度見当をつけていたのだが、9月に入ってすぐのフェリーにのって帰るつもりだ。船の出る門司まではすでに一日行程だが、本日は休航だ。 今日はどこかへ行き、明日の船に乗ろう。子供たちの夏休みも今日で終わり、8月2日に出発して、9月2日の船に乗るということで丁度いい。 9時になってホテルを出ると、外は白い雲と青い空。台風は完全に通りすぎた。 海の中道を通って志賀の島を目指す。
サイクリング日和である。コースかレースがあるのか、反対車線にはロードレーサーが次々と通っている。 今日は事実上この旅での最後の夜だといえる。その最後の野営は、山の上から海岸を見下ろす場所でとることにした。 山の名前は湯川山。標高471m。福岡市と北九州市の間ほどにあり、頂上まで車道が伸びている。展望もいいようだ。 なるべくなら日の暮れる前につきたい。が、昼食をとってホームページの更新をしているうちに少し遅くなってしまった。
日が沈んでしまってはしかたがない。急ぐ必要はなくなる。ゆっくりと小さな道を登っていく。
本格的な登りへ入る分岐に鎖がかかっている。一般車はここまでのようだ。 ここまできて引き返す法はない。ヘッドランプの電池を取り替え、登っていく。 道は細く、落ち葉がたまり走りにくい。目の前の照らされた空間をつき進むのみである。 予定どおり8時半ごろに到着。山頂につくと、なぜこんなに苦労をして登る必要があるか、その理由がはっきりする。
夏の盛りに出発した今回の旅だが、もう9月。蝉の声よりも鈴虫の声のほうが目立つようになった。 (2002年9月2日 記) |
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本日の走行距離 | 93.79km |
使用金額 | 2464円 (うちわけ 食費 2464円) |
台風一過 |
志賀島より博多 |
海ノ中道 |
湯川山 |
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玄海灘に日が沈む |
船は動き島は不動 |
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明け方にはオリオン |
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