ホーム
前へ トップ 次へ

自転車旅行記 自費出版
本のほうが読みやすいぞ

8月28日

国東半島

行程

杵築-国東-国見-赤根温泉


8/28:黄色 全体図


国東半島は何もないところだ。何もないといってもそこに虚空が広がっているわけではなく具体的には以下のようである。

半島の中心に位置する両子山から派生した丘が所々に走っている。 それ以外のところの平地には田んぼが広がり、海ぞいを国道がまるく囲んでいる。 田んぼや国道ぞいに農家が点在し、商店は一つの集落に1軒、役所付近に数軒。
海側には小さな漁港があらわれたり、きれいな砂浜だったりする。 その向こうに見える青い陸地は、本州なのか四国なのか。

漁港で釣りするのもいいし、泳ぐのもいい。その都度、餌がないとか昼は暑くて釣れないから夕方にしようとか、泳ぐほどは暑くないとか、結局大して目的のないまま、ふらりふらりと前へ進む。
海水浴場にも誰もいない。大人は仕事があるし、子供は宿題をやっているのだろう。 海の家もすでにしまっている。 まったくのんきなところで、特に目的を持たない今日の僕の状態そのままの場所だ。

今日の朝も涼しい時間を移動にあてず、ゆっくりと過ごした。 その後もホームページの更新をしたり、たこやきを食べたり、上記のようにのんびり進んだ。
結構ちゃんとしたサイクリングロードが整備されているが、国道を走ったところで交通量も少ない。


お風呂

こういう一日はのんびりと温泉に入って締めくくる。 国見の役場のところから山間部を一登り。段々赤く染まる雲を見ながらの露天風呂。その後の食事も思ったより安くておいしかった。

相変わらず天気に恵まれた。大分地方では崩れる予報だったが、国東方面は星まで出ている。そんなに日頃の行いがよかったか。

(2002年8月28日 記)

前へ トップ 次へ
ホーム


本日の走行距離 56.48km
使用金額 3406円
(うちわけ 食費 3406円)