御蔵島旅行は、会社を休めずに途中から合流。
他の10人は1日早く出発し、御蔵1泊、三宅島1泊の島渡りツアーだが、棒は御蔵島は半日だけ。今回はイルカ船のみの参加となる。
今回は、ひどく忘れ物が多かった。
・カメラの防水ケース:カメラとともに会社で借りてきたのだが、確認しなかったため違うモデルのやつを借りてしまった。入らないでやんの。
・三点セット:フィンはもともと借りるつもりだったが、シュノーケルを忘れるとは・・・伊豆諸島の必携アイテムなのに。
・東海汽船の割引券:枚数を間違えた。そういえば往復分必要だったんだ。
まぁしかし、身軽であるというのは重要だ。ヘッドライトやナイフなんかのアイテムも、民宿泊まりならば無くても良い。 お酒と海パンと、あとはほんの少しの日用品があれば、特に困ることもない。
島に着いたらそのまま漁港へ。皆と合流し、朝一番の船でイルカを見に行く。
カメラが無いのは残念だが、その分泳ぐのに集中できる。慣れていないと良い写真撮れないし、写真はまた今度で良いかな。
海は凪いでいるし、宿で借りたフィンもいい感じだ。朝のイルカたちもまだ人間に飽きていないようで、割とご機嫌良さそうだ。けっこう遊んでくれる。海も冷たくないし、青くキラキラと光る夜光虫もきれいだ。
うん。カメラもって撮らなきゃと考えながら泳ぐより、どんどん泳いでいける。フィンつけると速いなぁ。 子供まじりの群れもあって、授乳しているシーンを見てしまった。母親イルカ的には失礼な行為なんだろうが。母親は力を抜いて泳ぎ、しばらく赤ん坊イルカが腹のところをくわえてる感じ。
イルカツアーは、やっぱり小笠原よりも御蔵のほうが楽しいと思う。追っかけまわしてる感じがしないし、探す時間がほとんど無いし。
帰港後は、しばらく港で泳ぐ。
実は港って砂浜よりも泳ぐのに適した場所なんじゃないかという気もする。飛び込みできるし、魚はいっぱい見えるし、カメも見えるし、安全だし。御蔵島の防波堤はかなり高く、飛び込みごたえがある。
利島と同じく、島で海水浴ができるのはここだけのようだ。
ぼーっと海を見ながらパンをかじる。 他の人たちは中途半端に朝飯食べ、山へ向かった人たちも昼食の時間がなくなり、各自適当に買って食べよう、ということになった。
全員合流して、島を離れる。 御蔵島半日滞在だが、最初からそう割り切っていたのでけっこう楽しめた。
そして三宅島へ。今回は三池港へ着岸。 こちらの港へつくと、最初に入ってくる景色が居住禁止区域の荒廃した集落。2年ぶりに訪れたが、まだこのエリアは復興していない。
夕方は風呂だ。温泉施設は復興されている。芝生広場が気持ちいい。
そしてビールだ。美しい夕方だ。
宿泊は共栄荘。港と酒屋は近く、温泉までは徒歩10分くらい。ベランダが気持ちいい。 メインは釣り人相手の宿らしい。大物を狙えない夏の間は客は少ないとのこと。
で、やっぱり部屋でだらだら酒を飲む。アイスも食べた。
一人旅のときは、どこへ行って何をしようとか色々考えるが、皆で行くときはあまり考えない。その場の雰囲気を楽しんでいれば良いのだから。
今回の参加者11人は、皆それぞれ一人旅の得意な人たちだ。が、そんな人たちでも皆それぞれ衆を頼んで、大して何かを考えているわけではないようだ。
まぁやることは決まっている。太陽が照りつけていて海は青いのだから、泳げばいい。
2年前と同じく、富賀浜へ。
エントリーはしにくいが、水深も手頃で魚も多い。沖に上陸できる岩場があって、泳いでいて面白い。
耳抜きってあまり得意ではないのだが、昨日今日と調子が良かった。
シュノーケル忘れてしまったので、だいたいは磯場で飛び込みの練習して遊んでいたのだけど。
海から出て温泉へ。青空の下の露天風呂って、休日らしい。 昼食は温泉施設にへいせつされた食堂へ。もちろん昼ビール。 僕は積極的くさや肯定派だが、他の人はそこまででもないようだ。「まぁ、アリかな」という人、「俺はカンベン」という人、「おいしいけど臭い」という人。
昨日の三池集落はともかく、2年前に比べてだいぶ復興が進んできた印象。温泉施設もきれいだったし、魚もおいしいのが増えてきた。 都知事のじいさんも関心があるようだし、(良いのか悪いのか、無関心よりはだいぶ良いだろう)次来るときはもっと元気になってるだろう。三宅の人たちは長い間そうやって来たのだから。
⇒伊豆諸島の旅は、移動もまた楽しみである。8月の海は凪いでいて、デッキで車座になって宴会を続ける。 11人いると、色々役割分担ができてくる。風紀委員とか、引率者とか、トリ係とか。高校卒業してだいぶたつが、まだまだ就学旅行やってる感じだ。修学旅行のバスも面白いもんな。
竹芝に着けば修学旅行も終わり。これで今年の夏も終わりだなぁ。
しかし今回の参加者の中には、夏の計画はまだまだこれからという人も多い。まだこれからも屋久島やら沖縄やら行くらしい。皆元気だ。
●今日のごはん御蔵島 2006年5月
●今日のごはん三宅島 2005年8月
ここのところ、台所の管理が甘くなってしまっている。冷蔵庫の中に曖昧な領域が広がり、「お前まだいたのか」っていうような食材がそこに隠れている。
いかんなぁ。
なんと鯛が1尾200円!しかも天然物だ。
福岡沖で何が起こったんだろ。
試験は明日なので、もう作文の練習をしても添削してもらう時間が無い。ということは、今日は勉強しても無駄、やらなくていい。
今日は4人同居生活最後の夜、明日から居候は寮へ帰る。
全員並んで食卓についたのは今日が初めてだ。けっこうそんなもんだ。