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2005/10/08(土)

雨の日は読書。

米原真理「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」

なんて面白い話なんだろう。米原真理は前々から凄いと思っていたが、改めてすごいと思った。
書かれている内容は、相当密度が濃く、重い話なはずだ。なのにするするページがすすんでいく。どんどん引き込まれる。軽く、滑らかな口あたり。

共産党エリート子女の通う学校にいたころの、友人の話。親友との思い出話、それが政治、近代史へとリンクし、じゃあ我々は今後どんなことを考えて生きていけばいいの?とつながる。ような気がする。
冷戦崩壊後に成人した僕にとっては、社会主義の話を聞いたって何だか現実感がないというか、本当にそんなことで何億人もの人が何十年も殺し合いをしていたというのが嘘のように感じてしまう。他の星の話みたいで、知識もまったくない。
米原真理の話を読んでいると、歴史の場面と思っていたような場面が日常の場面として出てくる。チャウセスクなんかが学校の先生とか職場の上司といった身近さで登場する。米原真理は今も普通に生きている人な訳で、読んでいるときの気持ちはやっぱり作者と同化しているので、ユーゴ空爆も東欧の問題も、他人ごとではなく自分に直接関わる問題なんだなぁと感じる。

知らないことがたくさんあるよな。共産主義国家の世界なんてぜんぜん知らないし、イスラム社会の歴史や文化だって全然知らない。 東アジアや西欧、アメリカの情報は比較的入りやすいが、世界はそれだけではないだろう。 自分たちに関係が深いほうに情報が偏ってしまうことはしかたがないことだが、それ以外のほうも知っておかんとな。

近所のパスタ屋「Sara」。ここのミネストローネはやっぱり旨いということで、親子の意見が一致した。

2005/10/09(日)

残り物始末。鶏の挽肉で肉団子作ってスープにするのは好きなのだが、ねぎ、にら、しょうがのようなにおい消しのたぐいがないとあまりおいしくない。

今日もほぼ一日中読書。そのわりに何を読んだのか、あまり印象にない。

2005/10/10(月,祝)

僕の行動は天気が決めるので、こういう雨の3連休はなんだかパッとしない。
今日は横浜まで買い物にいった。何だかいろいろ買ってしまった。山登りでもしていたほうが金かからんのだよな。

カメラ買った。オリンパスのOM-1、\25,000。大好きなカメラだ。
写真のデジタル化が急速に進んでいるが、やっぱり寒冷地で長時間露光する、星の写真を撮るときはキスデジ一本では不安がある。電池なくなったら終わりだからな。予備電池持っていっても、昨年の−20℃の世界では苦労した。そういう状況では完全機械式カメラがあれば安心だ。野営続きでキスデジを充電できないことだってありえるからな。 小型軽量完全機械式といえば、もうOM-1に決まりなのだが、今日はちょっと衝動的に買った。 もう少し色々探そうと思っていたのだが、まぁニュージーランド持っていくのなら今日買うしかないからな。

2005/10/11(火)


研修を受けた。早く終わったので床屋いった。
こういう研修を受けるたび、大きな会社だよなと思う。一緒に受けている人たちはほぼ同じ事業所なのだが、仕事内容も扱っている製品もだいぶ違う。話を聞いても、感覚的には別業種の別の会社の人の話と変わるところはない。
僕の見聞が狭いことも一因なのだろうが。

2005/10/12(水)

せっかく久しぶりに会社へいったのに、ノー残業デーは会議やら打ちあわせやらやっているとあっという間に終わってしまう。
あっという間に終わってしまったので、同僚とジンギスカン食った。おしゃれな街のおしゃれなお店。有名な店らしい。

おいしかった。これなら人が集まる。
特に技術が必要な料理でもないので、立地条件と店の雰囲気以外には、良い肉を仕入れられるかどうかだろう。羊肉特有の臭みもなく、パクパク食べられてしまう。 この店は、メニューはほぼ一種類といっていい。そのほうがすぐ出せるし、仕入れも簡単でよいのだろう。メインがしっかりしているならば、メニューは少なくても何の問題もない。 商売の成功例。

食後、カラオケなんかに行ってしまう。他の人もそれほど積極的に歌っていなかったが、みなやたら楽しそうにしていた。

2005/10/14(木)

いつもの自転車がまだ治らないので、今日は伝説の折りたたみ自転車、大分一号出動。

やっぱりチャリ通の方が文化的生活を送れる。朝日に輝く花だとか、風にそよぐススキだとか、水面に群れる小魚、釣り糸たらすおっさん、散歩するおばさん。
あるいは月光を隠しつつある雲、虫の歌、遠くの橋をわたっていく電車。
残業してつかれきった頭もすーっとする。

2005/09/30(金)


試作品が組みあがり、はじめてスイッチを入れるときはドキドキする。何しろちゃんと動作するのかどうかわからないのだから。動けば皆に誉めてもらえるし、動かなければまた黙々と原因解明。
アイデアから設計、組み立てにいたるまで自分でやっているのだから、自分以外に保証してくれる人はいない。どこに原因があろうと、僕が悪いのだ。

結果は、失敗とは言えないが、満足にはほど遠い。原理的には正しいことがわかったし、設計どおりに組み立てられてもいたが、摩擦が大きいんだよな。どうにかしなくては。

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