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2005/10/15(土)

親からもらった長崎土産。作り方は以前バイトしていたラーメン屋と同じで、結構面倒だ。

一日組み立て作業。
接着剤つけて、ごみとって、磨いて、油塗って、拭いて、はんだつけて、乾燥させて、分解して、削って、組み立てて、測定する。プラモデル組み立てているようなものだ。これできちんと性能出るのならばこんないいことはないのだが。 金属表面の状態とか、部品の1ミクロン単位の仕上がりなんかが僕の存在の軽重に影響してくるのだから、そう楽なものでもない。

2005/10/16(日)


我が知人やら、知己やら、友達を誘った東京湾クルーズ計画は残念ながら 荒天のため中止。ここのところの天候不順のため、またもや実行できなかった計画が増えた。


皆でキットカットを食べよう

昼は姉の仕事を見にいった。品川駅構内でのパティシエ高木とソムリエ田崎によるトークショー。新製品の販売促進キャンペーンだ。
ソムリエっていうのはよくしゃべるなぁ。それが仕事なんだろうが、1個100円かそこらのお菓子に対して、 さんさんと太陽の光をあびた柑橘類の酸味だの、どこそこ地方のワインと一緒に楽しむと良いだの。
確かに食べものの価値は、味だけでは決まらない。100万円のワインや1万円のドルチェはもちろんおいしいのだろうが、そこらの安物だって十分においしい。そこらの安物よりも高い値段で買ってもらうには味の差だけではだめで、ようきひが愛しただとか朝採れ産地直送とかプロバンスの何とか農場の何年物といった、憧れとか話題性とかの付加価値が要る。そのためにソムリエがいるのだろうが、僕などはつべこべ言わずに黙って食えばいいじゃねえかと思ってしまう。


汐留で母の知り合いのベトナム人の絵画展。
理論物理学者で芸術家でコミュニストでクリスチャン。
すげえな。純粋なものが大好きなんだな。
机の上散らかってなさそう。

来週からのNZ旅行計画を考える。
世間の皆様からは文句をいわれそうだが、やっぱり9日間は短いよなぁ。あまり多くの箇所を巡ることはできない。

第1にいきたいところが前回行けなかったミューラーハット。マウントクックを展望する山小屋だ。雪の多い季節だが、雲界から突きでた白い峰が朝日に朱く染まっていくのを見られたら宗教始めてしまうかもしれない。

次にいきたいのがマールボロサウンド。地図を見ているだけでうっとりする。数多の小島と小さな湾に仕切られた海は、どんな色で輝いているのだろう。居心地の良いバックパッカーズ、あるいはキャンプ場を見つけたら、何日遊んでも飽きることはないだろうし、何もしなくても至福の時間だ。

この二つが両立しない。どちらも飛行機の発着点であるCHCHからは車で5,6時間なのだが。 9日間の休暇といっても、前後1日は空の旅、現地でも移動日は宿の手配や移動などで1日つぶれる。行きたい場所が2ヶ所あればCHCHへ戻るのも入れて3回移動、合計5日つぶれる。予備日がなくなる。よほど天候に恵まれて、その上おばちゃん団体ツアーのような無理をしないと2ヶ所行くのは難しい。

自分で計画立てて手配するような旅行は、特に自然美を楽しむのが目的のときは、金もかからないし自分が好きなことだけを自由に行えるが、時間だけはかかる。到着するのに3日、晴天を待つのに3日、帰るのに3日、というようなところがたくさんあるのだから、9日間などあっという間だ。自転車で行くパターンなら、さらに時間は必要だ。
まぁ行きたいところへ行けなくても、次回行けば良いのだけど。

2005/10/17(月)

4匹で148円のアジをさらっとむいて、大根、モヤシと一緒に混ぜる。豆板醤とかゴマ油で調合したドレッシングをかけた。
しかしスーパーで買ったアジにはもっと強いにおい消しがあったほうが良かったな。同じj場所で同じように育った魚だって、口に入るまでのプロセスでだいぶ味が変わるということを実感してしまう。

今週号のヤンマガで、新井秀樹のボクシングマンガが題名を変えて連載再開されていた。昔からボクシングマンガには面白いのが多く、この作品も楽しみだ。
数ヶ月前に一色まこと「ピアノの森」も再開されたし、1年ほど前には村上かつらの短編集も出版された。西原理恵子のぼくんち番外編「朝日の当たる家」もようやく単行本に載るみたいだし、色々な作品が幻の名作としてお蔵入りしないですむのは嬉しい。

お蔵入りしつつある怪作が地下沢中也「預言者ピッピ」(または「Sign−兆−」)。発刊当初は年2回だった掲載紙が、1年に1冊になり2年に一冊になり、ここ数年はでていない。せめて単行本でも出してくれないのか。(数年前に出すというアナウンスはあったのだが)
あの繊細で壮大なSFの続きはどうなるのだろう。あの風呂敷をどうたたむのだろう。 それよりも、はたして続きは出るのだろうか。

2005/10/18(火)


疲れているときは、間髪を入れずに次の行動に移るのがコツだ。
帰ったらすぐさま料理をはじめ、皿を片付けたら腰を落ち着かせずに風呂へ向かう。入浴後は何も考えずに日記を更新する。

休憩している状態から行動を始められるほど体力がないときでも、行動をしつづけることはできる。 とはいえ、23時から揚げ物を始めるのはなかなか面倒だが。

2005/10/19(水)

雨が上がり、自転車も治った。久しぶりのチャリ通。
いやー気持ちいいなぁ。大分一号よりだいぶ早い。ようやく世界を取り戻した。

ヤゴが脱皮をする。羽が伸び、乾き、トンボとなって大空を飛翔する。そのときのにもきっとこのくらいの爽快感を感じられるだろう。 朝は晴れていなくたって、犬の散歩や釣り人、トリが集団で水浴びしているのを眺めながら鼻唄歌える。会社についたときだってドーパミンでまくりで、これから何でもできるという気持ちになる。(実際にはできないが)

残業で疲れた帰り道だって、自転車をこぐと疲労が一気に開放される。自転車の運転は体が自動的にやってくれるので、仕事で使っている部分の脳みそは休むことができるのだろう。 眠っているような、夢を見ているような感覚に近い。居眠り運転しているわけではない。体を動かす部分は活発に判断下しているのだから。

満員電車だとこうはいかない。仕事で張り詰めた神経の緊張が風呂に入って眠るまでほどけない。大脳の奥の血管が凝り固まって思考力のなくなったまま一日を終えることになる。きっとこのときの僕は目が死んでいることだろう。
電車じゃ口笛吹いていられないしな。

2005/10/20(木)

明日のばんごはんで、冷蔵庫の中身をきれいさっぱり、過不足なく使いきる予定。
最後に買い物に行ったのは一週間ほど前だから、これはスーパーマーケットでの先見性、台所での長期的運用能力、食卓における胃袋の伸縮性と味覚の愚鈍性が兼ね備えてはじめて達成できる偉業である。

2005/10/21(金)


冷蔵庫の残党を根だやしにする、アウシュビッツのようなシチュー。野菜のホロコースト。牛乳も残っているのでクリームシチュー。

というわけで明日からNZ。例によって準備はすすんでいない。明日の今頃は空の上だが、明後日の今頃僕はどこにいるのだろう。
やっぱり日々の生活に追われるもので、基本的な戦略は決まっていないし国際免許もT.C.も取りに行く暇がなかった。明日家を出発する時間だってまだ調べていない。いよいよ明日だ、というようなテンションの上がり方ではなく、あもう出発なの?という感じ。
でも大丈夫だろ。天気良いみたいだし。カメラも良いのが準備できたし。二度目だしな。

今作っている試作品がちゃんと性能でないまま休暇に入ってしまうのが心残りではある。が、まぁしかたがない。わからんものはわからん。帰ってきたら気持ちが切り変わって、新たな発見もあるはずだろう。

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