沖縄に移住した友達の両親がブログを始めた。
1級船舶にダイビング、南の島の新生活の楽しさが伝わってくる。風邪引いて寝込んでる家出息子のブログよりも若いぞ。こういう書き方をしておいてリンクはるのはやっぱり嫌だろうか。
久しぶりに帰った我が両親のほうは、何だかひっそりと暮らしている。このほこりっぽい都市で、花粉症に負けて腰痛に負けて家に閉じこもっているくらいなら、それこそ八丈島にでも移住して土いじりしていたほうが良いのではないかと思う。
友達のコンサートを聴きに川越へ向かった。
東上線からの車窓の風景は、僕にとって懐かしい。幼いころにすんでいたマンションや小学校も見えるし、友達と自転車で遠出した景色、高校も大学時代のバイトもほとんどがこの沿線上にある。しかしかつての生活の場を久しぶりに訪れたからって、知っている顔に会うことはまずない。よほど意識的に会おうとしなければ会えないと思うが、当時の友人の近況や連絡先なんてほとんど分からない。
僕は確かにここで育ったはずだが、それを具体的に知る人はもうどこにいるか分からない。トーキョーの生活は簡単に捨てられる。どこか「仮の生活」というところがある。
毎年毎年地方から東京へどんどん人が流れ込んでくるが、それがずっと続けばこの国の生活はどうなってしまうのだろう。農村から上京して、数十年働いて近郊にマイホーム建てる。トーキョーには人があふれ、農村からは生活が消えていく。50年も経って孫の代にでもなれば、もう田舎に知る顔もいない。
トーキョー自体が実家になる。僕の場合は両親が住んでいるので実家と呼んでいるが、この団地の一画を故郷とか地元と呼ぶのは少し違う気もする。
我々トーキョーの核家族には、もともと帰るところなんてないのだ。沖縄でも葉山でも小笠原でもニュージーランドでも、気にいった場所へ移住してしまうというのも一つの解なのだろう。自分にとって本当に大切な人間関係を保っていくための努力は、どこに住んでいたって必要なわけだし。
何だか誘われるまま参加してしまった。
僕なんかかなり門外漢なはずだが、でかい顔してただ酒飲んできた。まぁ普段やらないような行ないをすると、いつもは聞けないような話が聞ける。
長ねぎの微塵ぎり・こしょう・ゴマ油は良い組みあわせだ。牛肉がおいしくなる。
豆腐・ほうれん草・わかめもなかなか良い。トロトロのスープにすることができる。スープはしょうゆベースで味付けしたが、もう一味何かあるともっと良かった。とき卵いれてふわふわにするとか。
キャベツと油揚げのオイスターソース炒め |
きゃべつをどっさり入れて。サラダを食べれば野菜がたくさん取れるというのが明確に分かる一つの手段である。乾燥エビを入れた。少しだけでもかなり支配的な香りだ。
うちの会社が主催している写真コンテストの応募作品を見てきた。社員には審査前に公開されるという特典があるのだが、応募作品すべてを見られる機会ってそうないよな。審査員でもないのに。
どれも作者が熱心に作ったというのがとてもよく分かる。それぞれ巧いし、工夫しているし、エネルギッシュである。すごいなぁと思うんだけど、100個も200個も見ていくと、大体どれも同じに見えてくる。
前衛的過ぎて作者本人にしか分からないもの、視点も面白いしよく集めたなとは思うんだけどワンパターンなコレクション、見せ方が不利なものなどは、パラッとめくってとばしてしまう。
その大量にある力作の中で、本当に良いものは一瞥するだけでも何か目がとまるものがあるんだろうけど、審査員の一流の人たちってやっぱりそういうのが分かるのだろうね。
僕が見た限りでは一つそういうのがあって(デフォルメがすごいし技術がすごい、あれを作るのに何万枚撮ったのだろう、というやつ)、友達と話してもあれがすごかったねとなったから、何らかの賞をとるのかもしれない。
青ヶ島の青酎開封。つまみがもっと欲しくなったのでひややっこを追加した。
ひややっこには小笠原で買ってきた硫黄島唐辛子味噌をかけて。
ちなみにスープには大島で買った島唐辛子オリーブオイルを、ごはんにはあしたばふりかけをかけた。
式根島のひじきも食べれば良かったな。
ありあわせパスタ |
クリームチーズとぶなしめじをベースに濃厚なものというイメージで作ったが、途中で卵入れたり挽き肉入れたり唐辛子オリーブオイル入れたり、やや迷走したコンセプトになった。いや、別に失敗したわけではなく、できたてだし色々入っていてうまいことはうまい。が、何って聞かれても説明できない。家庭料理ってそういうものかもしれんが。(寮の一人ぐらしだけど)
早起きしてブラジル戦を見た。
今更ながらにその強さを実感。サッカーってあんなに簡単にチャンス作れるスポーツだったっけ。
特に前半なんて、体のよせでもボールの1タッチでもマーキングでも、最高の選択でないというだけで、ミスともいえないような1プレーからでもあっさりチャンスを作られ、ゴールを割られる。フィールド上のどの場所でも関係ないし、たった二人でも決定機作っちゃうんだからな。それが流れるように、シンプルに早く、明確に理論的に美しくうまいのだからたまらない。
実力的には倍くらいの差があるが、それでも相手の油断や隙や焦りをつき、集中力や勢いを利用すれば何とか戦える。今回は一歩及ばなかったが、倍くらいの実力差はひっくり返ることもある。勝負って恐いね。
油揚げの焼売 |
3度目の挑戦になるオリジナルメニュー。今までで一番うまく行ったと思う。
1.内容物を作る。材料は挽肉、野菜、片栗粉、調味料。野菜は種類を問わない。ネギ、ショウガなどの香菜系は必要であとは残りものをきり刻む。
調味料はオイスターソース、紹興酒、酢、コショウ、ゴマ油を入れた。お酢とごま油はあったほうが良いと思う。あとはお好みに応じて。片栗粉の濃度がポイントな気がする。とろみの中に材料と調味料のうまみを閉じ込める役割である。
2.つめる。材料をかき混ぜ、油揚げにつめる。油揚げは両端の1/3を使うのがベスト。ギョウザ包むよりだいぶ簡単。 真ん中の筒状になる部分はほかの料理に使う。あるいは多少不格好でも強引に使う。楊枝かなんかで止めちまえば良いかもしれない。
3.蒸す。もうそろそろかな、と思ったらできあがり。
干し海老の味噌スープ |
豆板醤とゴマ油を入れて中華風に。干し海老は、醤油じたてよりも味噌じたてにしたほうが、独特の臭みが消せておいしいと思った。
試作品の性能がちゃんと動いてくれない。気分良く週末を迎えられないではないか。 まぁ明日は明日で遊ぶつもりだが。
実家に帰ってご飯を食べた。