海沿いへ移動

さて、イタリアといえばシーフードも見逃せない。
これまで内陸側が多かったが、海沿いも行こう。

トスカーナには海側のエリアもあり、そちらへ移動をする。
今日の目的地はオルベッテーロ。この、モンタルチーノ→オルベッテーロ間の移動は、今回の旅行の中でも有数のマイナー公共交通機関を使うため、ちょっと心配をしていたところだ。


バス代は安い

モンタルチーノの交通機関は、大概シエナからのバスが紹介されている。が、近隣のブオンコンベントまでバスが出ていて、そこから電車を利用できる。
ブオンコンベントまでのバスの本数は、1日10本くらいはあったかな。

バスのダイヤは、それほど便利にできていない。電車の本数も1日5,6本しかないのだが、バスがそれに合わせる、なんていうこともなく。
1時間程度の待ち時間は、ワインとつまみを食べるのにちょうど良い。


可愛らしい単線の列車が来た。ディーゼルだな。
切符券売機もないので、車掌を捕まえて切符購入。イタリアの鉄道システムはよくわからないが、なんだかキセルがしやすそうだ。


砂州の対岸まで歩いてみた。

駅からもバスに乗れ、終わってみれば至極順調にホテル着。
オルベッテーロは昔島だったところらしいが、今は3本の砂州に橋がかけられ本土とつながっている。宿泊はその砂州の真ん中にある街。江ノ島的なところだ。

砂州の中の浅瀬は、どうも水の流れが止められてしまったのか、みかけよりもだいぶ汚い。なんか生き物の気配があまりないな。


夕日はきれいだったが

 

めずらしく、妻が体調悪いという。まぁさすがに疲れてきただろうか。
しかし食事時になればホテルで寝込んでいるわけにも行かず、近所の商店までごはんを食べに行く。

そこで入った料理屋さんが素晴らしかったな。
リゾットとスープを注文したが、スープといってもこちらでは汁物ではないようだ。ムール貝の濃厚な出汁をパンにしみこませたもの。リゾットもエビを豪快につかっている。
妻の体調もあっという間に回復。
やはり我々にはシーフードだな。


●今日の行程:
モンタルチーノ-ブオンコンベント-オルベッテーロ

(2011/8/16)