アルプス編終了


未明に起床。
星景写真に一番いい時間は、やや見逃す。

部屋帰って一眠りしようかと思ったら、ホテルに入れない。
なんか電子錠の調子が悪いのか、使い方が間違ってるのか、元々入れないのか。


ロバがうろついてた

これは確かに、良い機会ともいえる。朝食後にドライチンネン行く計画だったが、日の出見ながら散歩したほうが良いに決まっている。
そのまま車を走らせ、ドライチンネンまでは20分くらい。途中から有料道路になっており、ゲートは掃除中のおじさんが開けてくれた。
通行料金20ユーロ。高速が安いイタリアの中ではべらぼうに高く感じる。


ここもまた絶景の小屋


ドライチンネン、イタリア語だとトレチーメ。
3つの頂という意味だそうだ。


しかしどれが3つだろう。位置によっては3に見え、それが4つにも5つにもなる。


周回コースを後ろから回ったくらいが一番ドライチンネンっぽい。


このあたりからだと3つだ。


さらに進むと、また4つになる。


文字通り、一周は朝飯前。
軽くジョギングして1時間半くらいだったかな。
ほとんど人のいない中、たいへんに気持ちが良い。
新婚旅行山登り編、最後のコースだ。

12日間のヨーロッパアルプス編は、西側のAgnello峠から中央部マッターホルン界隈、東部のドロミテエリアと、かなり広大な範囲を移動した。アルプス山脈はもう少し東まで続くようだが、標高3000mを越えなくなり、有名な山も少なくなる。
マッターホルンは登れなかったが、その代わりに、ほぼヨーロッパアルプスの主要部をめぐることが出来たんじゃないかと思う。
目標である4000m峰も、ガイドと共にバリエーションルートから登頂できたし、ほぼ計画の範囲内、満足している。


朝食後、湖畔で記念撮影して出発。ミラノへ戻って車を返す。
これでアルプス編は終了。今後は街歩き食べ歩き編だ。


テントなどのキャンプ道具、ザイル、ピッケル、アイゼンなどのクライミング用品、防寒具なんかはもう使わない。
今後は電車移動が基本なので、日本へ送り返したい。

調べてみると、ミラノにはクロネコヤマトの営業所があるので、そこへ荷物を持ち込んだ。

日本へ送るには、船便、航空便の別送、通常の航空便の3種類があるが、残念ながら旅行者は船便を使えないらしい。
別送と通常便は税金の申告方法が違うらしいが、送るものが低額であれば、それほど料金の差はないようだ。書類が一枚減るとのことで、通常便を利用。
でかいダンボールに荷物たくさん入れて2万円くらい。船便ならその半額以下になるのでそちらにしたかったが、仕方が無い。
郵便局なら可能なのかもしれないが、まぁイタリアの郵便局ってあまり評判良くないようだし、日本語でしっかりと対応してもらえ、信頼感はある。


そして再びフィリッポたちと合流。本日から2泊、お宅にお世話になる。
ありがたいことに、レンタカーの返却場所を、郊外のマルペンサ空港から都心に近いフルミチーノ空港への変更を交渉してくれた。イタリア語でそんな交渉はとてもできないから、非常に助かる。

返却時、レンタカー会社に傷が付いてるといちゃもんをつけられる。
身に覚えはなく、多分最初からついていた傷だと思うが、証明する手段が無い。証拠写真でも撮っておくべきだったが、後の祭りだ。
日本、ニュージーランド、オーストラリアで車をかりて、こんなこと言われたこと無かったんだが、イタリアのレンタカー会社ってそういう態度なのだろうか。
現在修理代めぐって交渉中。



まぁ、せこいことはとりあえず忘れておこう。
フィリッポ夫婦にスーパーに連れて行ってもらう。

イタリアのスーパーは先進的で、会員登録すると会計もセルフサービス。カードで決済する。
ずるをしないよう、たまにチェックされるらしい。


通路は広い


スイカはでかい
見知らぬ国のスーパーは楽しいな。


結婚祝いを頂いた。ヨーロッパらしい、格調高い星座の本だ。
Grazzie Mile!
運ぶのが大変だったが、なんとかザックに入る。

ミラノは、もともと運河の街だという。なんでも大聖堂を建てる時に、各地から石を運ぶための運河を作ったそうだ。レオナルドダビンチ設計とのこと。
現在は、そのうちのほとんどは蓋をされてしまってるらしいが、残っているのもある。
そのひとつはフィリッポの家のそばを流れているが、そのほかのひとつに、これから行くナビリオ運河がある。Agnello峠で会った、ワインに詳しいアレッサンドロと合流し、ミラノの繁華街へ向かう。

着いてみるとものすごい人の数。縁日のように屋台、酔っ払い、花売り、テキヤが並ぶ。
今は休暇中なので人々は街から離れているが、普段はもっと混雑しているとのこと。
みな楽しそうに歩いているが、やはり観光客である我々はちょっと浮いた感じになる。現地の友人は心強い。

  • 晩ごはん
  • ピザ
  • ワイン
  • おつまみ
  • ケーキ

ナポリ風のピザ屋にて。日本からの観光客だというと、ナポリの民謡をかけてくれた。
イタリアでは、ピザは普通ディナーで食べるらしい。一人一枚ずつ、大きなピザを食べる。おなかが一杯になってしまうときは、ピザの外周部は残す、という風習を始めて知った。ラーメンの汁のようなものか。

フィリッポの弟、ピエトロも合流。フィリッポとはタイプが違うが、またこれもイイ奴だ。
思慮深い紳士といった感じのフィリッポに対し、ピエトロは元気なナイスガイ。オーストラリアに住んでいたということで、英語で楽しそうに話しかけてくれる。
屋久島に来てくれた妹のアンナは、残念ながら彼氏と一緒にナポリ行っちゃってるとのこと。

ミラノの夜は遅い。歌舞伎町よりも遅い。
午前1時過ぎというのに、割と人々は平気で歩いているし、路面電車も動いている。
「ミラノは東京ほど大きくないから、深夜まで酔っ払っても大体みんな歩いて帰れるんだ」ということだが、夜の時間をずいぶん大切にする人たちだとおもう。
日が暮れるのも遅いしな。


●今日の行程:
ミズリーナ湖-トレチーメ-ミラノ

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(2011/8/11)