2/25 準備

何事も不慣れであるというのは大変なことだ。
今日は明日からの旅に備えて、予約などに奔走した。食事一つとるにしても、電話一本かけるにしても,
ここの慣習を知らないとこうも非効率になるものなのか。普通ならあたりまえにできることにいちいち集中しなければならないのでずいぶんとつかれる。こちらのお店は閉まるのが早く、うかうかしているとまだ日の高い5時ごろに店を追い出されたりする。まぁ一つずつできるようにしていけば良いだろう。そういうことを味わうのも海外で旅をする理由の一つだ。
どこに行っても彼らは「No Probrem」「take it easy」「Enjoy yourself」とアドバイスしてくる。(なんかあまり商売のこととか考えていないようだ)実際そのとおりで、言葉がわからないといっても沖縄や高知の漁港で聞いた言葉よりはわかりやすいし、行動すれば満足のいく結果になるだろう。
教会前の広場

ニュージーランドには各地にインフォメーションセンターがあって、旅に必要な手続きはここでやってくれる。公の旅行代理店のようなものだが、数多くの新鮮な情報が集まっており、大変便利だ。
ここのお姉さんがいろいろと電話をかけてくれて、予定自体は結構満足のいくものになった。とにかく、ここ数日間の予定ができたわけだ。

2/26 テカポ行きのバス 25$
2/26 テカポの宿 B&B 70$
2/27 マウントクック行きのバス
3/1 マウントクックのユースホステル
3/2 ワナカ行きのバス

夕方、スチュワートの家に招かれる。彼は仕事が入って遅くまで帰ってこなかったが、奥さんのゆうこさんと娘の鈴音ちゃんが迎えてくれた。

スチュワートの家族とこの写真は寝ながら見てください

この鈴音ちゃんというのがちょっと信じられないくらいにかわいい。
大きな一重の目に、何色といっていいのか、茶色っぽい髪を後ろで束ねている。こっちの子って感情表現が豊かで、わんぱくで人なつっこい。混血は美人になるという一つの実例だ。
奥さんのゆうこさんは日本にいるときに会ったことがあるが、僕のことはわからなかったようだ。当時はこの世に存在しなかった鈴音ちゃんが、もうチェスの相手になるくらいだから無理もない。(まだルールがよくわからないようで、その都度自分の都合のよいように解釈していたが)
よる遅く、スチュワートが帰ってきて今後のアドバイスなどをしてもらった。その後車で送ってもらい、「See You in Japan」といって別れる。これにはぼくもびっくりしたのだが、彼はここでの生活を引き払って、僕の帰国と同じころ再び日本での生活を始めるという。仕事や住居はまだきめてないらしいが、このあたりもニュージーランドの人って日本人よりも気楽に生活しているよなぁ。

(2/27,2003 記)

写真集 No,1

Chch-Tekapo 2/23-2/27