やっぱり僕が野営したいのは、こういう大自然のどまん中だ。
昨日のエアーズロックリゾート内のキャンプ場は、シャワーもあるし充電もできて快適だが、他のキャンパーも多いし夜も明るい。その場で写真撮るような感じでもない。

撮影場所と野営場所、食事する場所が一緒であれば、撮影の合間に眠ることもできるし、酒が飲める。酒があれば同じような食材でも、献立がちょっと色っぽくなる。昨日も酒の入手に失敗し、やはり水ばかり飲んでいたが。夜の暑くなくい時間も喉が乾く。


眠い

オーストラリアでは、けっこうテントを張らずに寝てしまう人も居る。
湿度が低く夜露がおりないから、それで大丈夫なんだろう。
ディンゴの群れに囲まれたりしたら嫌じゃないのかなと思ったが(テントあっても意味ないかもしれないが)、テント張るのも面倒なのでベンチの上に寝袋しいて眠った。

夜は快適な温度だ。Tシャツ1枚で丁度いいくらい。
深夜2時ごろになると肌寒くなる。15℃くらいまで下がるようだが、風がある場合はけっこう寒い。寝袋はシェラフカバーで代用しようかとも思ったが、いつもの3シーズン用のを持っていった。

このレインボーバレーもキャンプ指定地になっている。
設備としては、いくつかのベンチ、トイレ、バーベキュー設備。水はない。焚き火をすればコンロは不要だが、焚き火に手間をかけるほど余裕はなかった。


炊事用具

昼ごろにアリススプリングスへ移動。
人口20万、この界隈で唯一の都市機能をもつところだ。

町でやりたいことの一つは、日記更新やメールチェック。エアーズロックリゾートにもネット端末はあるのだが、どれもUSB端子が使えないやつだった。完全にマシンが覆われた、自動販売機みたいなタイプ。
そうすると写真送れないし、PDAに書きためた日記を更新できない。
日本語環境も備えていなかった。表示に関してはだいたいどのマシンでもできるが、入力ができないんだよな。USB使えればPDAで入力したのをコピペすれば何とかなるが、その場で検索ができないし、メールの返信したり、日記に細かい修正したりできず、だいぶやりにくい。
日本語入力ができて、USB端子も自由にどうぞっていうやつは観光地のホテルにはあまり無く、町中のネットカフェに行く必要が有る。実際に日本語環境が使えるかは、やってみなくちゃ分からないから、ある程度足で探す。
更新作業、簡単にできるときはすぐ終わるんだけど、色々制限かかっているPCだと大変だ。果たして良い環境が見つかるか。


珍しく雨が降ってきた。大粒の雨がボトボトと。
でもいったいどこから?この空なのに。

撮影器材に少しずつ不具合が出てきた。なんだか2台の三脚の伸縮ストッパーの同じところが壊れる。
昼間の車内と夜の温度差で、ヒートサイクル試験やっているようなもんだからな。それが原因なのだろうか。
あとは自作パーツの電気系統なんかは故障しやすい。ハンダ買って修理したいのだが、異国の町でどこにはんだが売ってるか分からない。自動車のパーツ屋さんのぞいたらずいぶんと多種類のパーツや工具はおいてあったのに、何故かはんだが売っていない。オーストラリア人はハンダ付けしないのだろうか。そんな細かい作業、いかにも苦手そうだが。

何だか毎回外国の町行って、はんだとか六角レンチとか、そういうしょうもないものばかり探しているな。


  • 夕食
  • ラムステーキ
  • スープっぽいパスタ
  • ビールとワイン


とりあえずユースホステルに寝床を確保。ユースのキッチンや調理器具をふんだんに使える。
じゃあ今日はまともな料理作ろう。酒もたくさん飲もう。

(2007/11/20)