出発

アウトバック。Out back。
シンプルで魅かれる言霊である。

「南アルプス深南部」とか、「海抜5000m」、「高緯度地帯、極地」、「アマゾン最後の秘境」とか、そういう人間の手が届いていない、何だか地球がそのままで残っていそうな印象を与え、やっぱりそういう場所で野営して、星を見ていたいなぁという感じがする。

直訳すると後背地ってことだろう。オーストラリア中央部、エアーズロックとかのある砂漠のあたりはそう呼ばれているらしい。
エアーズロックや特にその隣のカタ・ジュタ列岩も興味は沸くが、そのあたりは世界の中心だか世界遺産だかで観光客多いだろう。
まあそんな目玉が有れば、その周りにはまだ誰も居ない、素晴らしい場所があるはずだ。
オーストラリアなら言葉の問題も治安の問題も少ないし、余計なことは考えずに行きたいところを抵抗なく行ける。ような気がする。
砂漠。さばく、サバク。誰も居ない砂漠で星を見る。いや、やってみたいね。
というわけで今年はオーストラリア、アウトバックだ。

前口上はこのくらいにして、ここんところやったら忙しかった。


(後日、このあたりにいかに時間に終われていたか、という記述を延々と入れたい感じだ。)




というわけで昼飯食う時間も無かったが、なんとか支度を終えた。
まぁ時間に終われて目の前のことを処理して、できたりできなかったり。そんなのも悪くはない。

あとは現地着いたら、とりあえず時間は1週間ちょいある。
目の前のことをやりたいように処理していければ、まぁ良いのではないかと。
もうすぐ出発。


(2007/11/16)