うどん・アジ
行程阿南市-牟岐町
うどんをうつ暑い一日だった。こんな日に自転車をこいでいたら死んでしまうので、昼間はかわりにうどんを打つことにした。こねる小麦粉に所定の量の食塩水を加えてこねる。徐々に加えていくのがポイントらしい。粘土のようにして遊ぼう。
ねかすビニールに入れてしばらくうどんのことは忘れましょう。のばす
ねかした生地に打ち粉をふりかけてのばす。うどんを作っていることを実感する。 切るのばした生地を切ってうどん状にする。細いほうが具合がよいようだ。
ゆでる水は多いほうがよいらしい。が、アウトドアでは限界がある。めんが茹であがったら水で冷やす。できがりうどんの味はつゆではなく、麺そのもので決まるらしい。それにならってねぎとショウガに醤油をかけただけ。
感想 分量などは目測でやったが、予想以上においしく(まともに)できて、ちょっとびっくりした。さすがに前に食べたおししい讃岐うどんには劣るが、そこらへんのうどんよりはるかにおいしい。
ここ、阿南の海は国定公園に指定されているリアス式海岸だ。地形がいりくんでいるため道路はアップダウンが多い。 道は斜度の緩い国道と、海ぞいを通る県道にわかれる。体力的には内陸の国道を通ったほうが楽なわけだが、ここは海を見ながら走ろう。 スタートもゴールも海抜でいえば0mなのである。その途中で登りが半分、くだりが半分、登りは平地の倍のスピード、くだりは半分のスピードだと仮定すれば、通過するのにかかる時間はずっと平地である場合に比べて、1+0.25=1.25倍となり、多少時間がかかる。実際にはそれぞれもう少し遅い。 だがずっと平地の場合よりもめりはりがつき、気持ちは続く。登りは本当に苦しいが、峠をこせば今までの苦しみが一気に喜びに変わる。
吹き出した汗が冷却装置として機能する。道路しか見えてなかった世界が、移り変わる山の緑と目の前に光る海へと視界が開ける。 このような道を午前中は日和佐まで、午後は牟岐まで走った。どちらもそれほど長い距離ではない。 夕方は釣り。隣で釣っていた夫婦の釣れ方を見て、こませなしでも何とかなると判断。さすがに数は伸びないが、それなりに釣れた。 晩ご飯。あじのなめろう。たまごどうふ。ご飯、味噌汁、発泡酒。
(2002年8月18日 記) |
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本日の走行距離 | 68.32km |
使用金額 | 1740円 (うちわけ 食費 1590円 洗濯 150円) |
海は大荒れ |
リアス式海岸で結構きつい |
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