子どもと一緒に山小屋泊まると言うのは、いつかやってみたいことの一つだったが、冬休み初日はそれに挑戦。
昨年、入笠山の山小屋には泊まったが、あそこは電気も水道も通ってるからな。
山小屋の定義がはっきりと有るわけではないが、そういうインフラのないところが山小屋としては一般的で、そういう場所でどのように生活するかを味わうのが山小屋の一つの魅力だと思ってる。
とりあえず最初の小屋泊まりは、塔の岳だろう。12月なら大体雪ないし、夜景が期待できる。 下の子たちを義姉に預け、妻と3人で行くつもりが、色々あって娘と二人で。それもまた良し。
今回の登山の最大のトラブルは、登山口までのドライブ。
ある程度は帰省ラッシュ渋滞見込んだつもりが、まったく足りていなかった。普段より1時間は余裕見たが、自転車より遅いくらいだ。例によって、渋滞避けようと色んな道試してみたが、頑張った割に若干逆効果というおなじみの結果。
計画段階で確保していた時間的余裕は、出発時点でほとんど消費。どこかの製品開発日程のようだ。
出発後は製品開発日程と異なり、至極順調。
日本有数のメジャー登山道、大倉尾根は筋トレを続けるような単調な急登だが、娘はそれほど息切れもせずに、まあまあのペースで登れる。
聞いてみると疲れたとは言うものの、娘の体力はまったく問題ない。
問題になったのは、僕のトイレくらい。
途中、山小屋が30分置きくらいにあるのだが、全部にトイレがあるわけではない。
山小屋2つ分程度の我慢を強いられた。
下山者はかなり多いのだが、登る人は抜きもせず、抜かされもせず。確かにこの時間に登るのは、頂上で泊まる人くらいなのだが。
小屋はおおむね満室っぽい感じだった。昔よりキャパ減った気がする。別館だったところが、トイレになったような。
小屋にあった山マンガ読んでたら、ちょうど塔の岳のシーンが出てきた。
面白かったので買ってみようかな。
夜中、何度か起きて写真撮影。
久しぶりに5D使ったが、kissの電池が割とすぐに切れたので持ってきてよかった。
日の出には恵まれず。
支度しながら何度か偵察に行くが、ちょうど日の出の方向を雲にはばまれる。
帰り道は、シンプルに往路を下山。今日もたくさんの登山者が登ってくる。
相模湾に陽光がスポットライトのように射し込むのを眺めながら、耳に圧を感じるくらいにちゃっちゃか降りる。
久しぶりの山でも、この登山道は何しろ効率よく標高を稼げる。
娘は霜柱見て喜んでいた。確かに最近は平地であまり見ないかもしれない。
下山も割とあっという間で、10時過ぎに駐車場着。
下山途中からヤマレコの登山アプリを使ってみたが、確かにこれはとても正確だ。
良くも悪くも、山登りに必要なスキルがいろいろ変わるよな。
昼食後、松田駅で妻子と合流。そのまま箱根のホテルへ向かう。
いつものように遅刻するかと思われた姉家族も、そこまで遅くならずに合流。
眠くて寒いのに、子供たちはなかなかプールから出ようとしない。
軽く箱根観光。そういえば大涌谷来たのって僕は初めてかもしれない。
なんだか知らないが、妻は黒卵に執着。売り切れなのか、なかなか変えなかったが、親切な韓国人?カップルが分けてくれた。
昼飯に蕎麦食って姉家族と解散し、妻の実家へ向かう。動線としては3箇所無駄が無く、結局、冬休みの間中ずっと外泊を続けることになる。
義母のアイドル評を聞きながら紅白を見るのが割と恒例行事。