姉の家族の誕生日は2月にかなり集中している。
プレゼントのリクエストを聞いたら、うちの子供の誕生日も含めて合同パーティをやろうということになり、姉の住むタワマンに遊びに行く。
ひな祭りも兼ねて、チラシ寿しでも作ろうと提案し、久しぶりに市場行って食材調達。
このところは人々もそこまでコロナ気にしていないようで、結構普通に混雑していた。
姪っ子が雲梯の技を披露したいとのことで、指定された近所の公園へ。
うちの娘もずいぶん雲梯をやりこんでいたようだが、指定の公園には珍しいタイプの雲梯遊具があり、確かに何だかすごい技を見せてくれた。
タワマン近くの公園は人口密度が高く、若い世代の都心回帰というのを実感。
うちの子たちもフィールドアスレチックは大好きで、大田区の臨海エリアにもあるという。 姉家族は何度か行ったことあるようで、そこへ一緒に行く。
海苔のふるさと館というのは、ここにあったのか。
ずいぶん気持ちのいい春の日に、ずいぶん気持ちのいい場所に来た。
フィールドアスレチックは有料で小学生以上だが、うちのちびちゃんもこっそり挑戦。
結構がんばっていた。
子供たちがフィールドアスレチックに行くのは3か所目。町田のところと似てるっちゃあ似てるが、町田のほうが時間かかったし、そちらよりも小規模なんだろうな。
浜松のフィールドアスレチックは、僕は行かなかったので比較対象外。
まぁ、アクセスよいほど狭くなる、というのは一般的性質。
組立依頼先に出張し、試作機の立ち合い。
依頼先もしっかりと準備してくれたし、これまでの試作で何度かやった作業をあらためて正式品でやるだけだ。 こりゃ今日は余裕で終わるかな、と思っていたのもつかの間、やっぱり紆余曲折はあった。
試作機1台目ができて動作確認をすると、正常な動作を行なわない。
対策を予定しているあの問題は誤魔化せなかったのかなどと皆で右往左往しているうちに、何とか原因を突き止める。
技術的にナーバスな性質を持つ箇所があり、そこがちょっとしたことで問題が起こる。やっぱり作ってみないと分からない点は多少残ってしまう。
一時は覚悟した、神経を要する手なおしは不要となり、最終的には何とか目先の目標はクリア。
別の問題も発覚していたりするが、前進はしているだろう。
まぁ量産までの残りの期間、こういうことの繰り返しだよな。
作業が順調にいかなくなったときに何とかするのがこっちの仕事と言えば仕事な訳で、今日はこちらの存在意義があった。
朝食前にマルタウグイ狙うも、魚信なしの丸坊主。ライントラブルが多かった。バシャバシャ交尾してる姿も確認できず。
だいぶ暖かくなってきた。本格的に春到来。そろそろ色々出かけたくなるな。
今週末の多摩川は、だいぶ釣り人増えてる感じだが、釣れてる人はそうそう見ない。珍しく、バスかけてるのを遠目で見たが。
テトラ帯の岩場を覗くと、ダボハゼがちらほら見える。こいつらを狙って釣るのは面白いかもなぁ。
僕は粗雑で無神経な性格だと思うが、それはそれで良いことあるのだろう。
神経細かい人は、ちょっとしたトラブルに気づきやすい反面、ちょっとしたトラブルに気がすくみやすいんだろうな、と思った。
多少は無神経に細かいことを許容し、大きな道を間違いないように進むには、粗雑で無神経な性格のほうがやりやすいように思った。
まぁ、チーム戦の場合は、それぞれの能力が必要で、それぞれ得意な分野で力を発揮すればよいのだし。
そろそろ寝ようかと思ったら、長い地震。福島で震度6強とのこと。
妻が不安がって飛び起きてきた。子供たちはスヤスヤ眠っていた。
まぁ地震で揺れるだけなら、よほどでなければビックリして怖い、というくらいで済むことが多いようだし、 何度も地震を経験している今回のエリアは、社会全体に打撃を与えるほどの被害は避けられたようだ。
東日本大震災と同規模となるかもしれない南海大地震、小規模だとしてもピンポイントに都市圏を襲われる可能性のある直下型地震。
人生100年時代、この国に住んでる限り、よほどの幸運が無ければ1度くらいは体験するだろう。
妻は興奮して、どこかのサイトで読んだ「火災旋風」をしきりに怖がり、対策を考えようという。
確かに、統計値を見ると地震の揺れで直接死ぬリスクよりも、火災や津波など、二次的な被害で死ぬリスクのほうがはるかに高い。
東京圏の場合は、人が密集することによる二次的被害もすごく多そうだ。
でもねぇ。
対策できるリスクと対策できないリスクというのがあって、目の前に火災旋風が起こり、直面した時のために、事前に対策できることって何かあるのだろうか?
火災旋風の発生事例というのも、空襲だとか大震災のとき、落雷、山火事等の自然現象の派手なやつなど、特殊状況に限られるようで、有効な対策もパターン化されていなさそうだし、その場その場での判断と運に任せるくらいでは。
起こったら恐ろしいことって、地震後の火災旋風だけではない。
箱根あたりがカルデラ噴火して火砕流を受けるときのリスク、天体衝突のリスク、北朝鮮あたりから都市圏にミサイル攻撃を受けるリスクは、それぞれゼロじゃないし、もしそうなったら甚大な被害を受けると思う。
が、小惑星衝突に対して、哺乳類の一個体である我々が事前にできる有効な対策なんて思いつかない。そういうのは、まぁ運命を受け入れる類のリスクな気がする。
火災旋風に対して恐怖を覚えるのは仕方が無いにしろ、対策できるのはもっと地味なところだろう。
帰宅ルート確認だとか、連絡方法、それぞれの行動方針の確認、家の中の整理、そのあたりはある程度有効な対策方法が公開されているし、実際に準備できる。
会社への連絡手段は、定期的に練習させられているが、災害ダイヤルの連絡先メンテなんて10年くらいやっていないことが判明した。
共同研究のパートナー候補として、関西圏の大学へ。
行って帰って、その間にちょっと打ち合わせするだけで丸一日潰れてしまうが、まぁオンラインミーティングだけで話を進めるのもなぁ。
先方にやる気と技術を共に持っていそうなことはは実感できた。具体的な話はこれからだが、一日つぶした以上の価値は期待できると思う。