リッフェルベルグ


きれいに朝日が昇る。今日は晴れそうだ。


スイスまで順調にドライブ。


EU圏外を越えるのでパスポートチェックくらいはあるかもしれないと思ったが、検問所もノーストップ。
高速の料金所よりもあっさりしている。


ツェルマットには車で入れないので、ひとつ手前のTescheで電車に乗り換える。
山間の駅に大型スーパーのような立体駐車場がついており、Zermatまでのシャトルが20分間隔くらいで出ている。たいした距離でないのに良い値段すると思ったが、どうも往復料金らしい。



駅横のインフォメーションで情報を集めたのちは、表通りのカフェで昼ごはん。明日以降の予定を考える。

スイスに関する印象をいろんな人に聞くと、必ず「きれいだが高い」と返ってくる。
確かにその噂に違わず、けっこう良い値段がする。

二人でピザとパスタ1枚ずつ、ハウスワインを軽く飲んで5千円くらい。それなりにうまかったので良しとするが、今後の対策は必要。


本日予約したリッフェルベルグのホテルへ電車で向かう。その途中が、マッターホルンを初めて目にした瞬間である。

これはびっくりだ。

そりゃあ写真では見たことがある。が、こんなに大きいとは。
周囲にも4000m峰はそろっている。標高ではモンテローザのほうが高いはずだ。が、存在感となるとこの絵ではマッターホルンが主役だ。いきなり富士山を間近で見せられたら、こんな衝撃を感じるのかもしれない。

今回の旅行では、マッターホルン登頂は視野に入れていなかったが、これはちょっと考えてみようか。
二人で一目ぼれ状態になる。


夕食まで少々時間があるので、周囲の軽いハイキングコースへ出発。



風が止めば逆さマッターホルン


ようやく本格的な氷河を目にする。この迫力は日本の自然にはないんじゃないかと思う。

ゴルナーグラードのあたりまで行った。
夕飯が待っている。急いで帰ろう。


今晩は、今回の旅行の中で最も値段のはるホテルに宿泊。
リッフェルベルグに立つ山岳ホテル。
ゴルナーグラードにある同系列ホテルのほうが標高も高く景色は良さそうだが、建物はこちらほのうが可愛いし、こちらからもマッターホルンは大迫力だ。
「日本人ばかり泊まってる」という噂を聞いたが、それほどでもない。我々以外には中年夫婦1組とお姉さん一人旅で、日本人率3割くらいだったかな。

ごはんはとても美味しい。
良い料理屋さんに来たという感じのメニューを出してくれる。
この料理、この景色、このサービスなら、むしろ安いくらいに感じる。


●今日の行程:
マッジョーレ湖-ツェルマット

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(2011/8/4)