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長躯運転400km、国境の山脈を越えてようやくフランス側、シャモニへ到着。
そして気づく。カメラがない。
昨夜は持っていることがはっきりしていて、途中ガソリンスタンドによっただけだから、サルツォのホテルに忘れたというのが論理的解答である。ホテルに連絡するとそれが確認された。
まぁ何というか、相変わらず安田悠は安田悠だ。
となると、すぐに取りに行く、スイス周遊後に取りに行く、あきらめる、の3つの選択肢が出てくる。
スイス周遊後に取りに行くのはすごく遠回りになるのでやりたくない。
かなり使いつぶしつつある中古のカメラなので、金額的には諦められなくも無い。が、やはり写真データを諦めることは非常に精神的によろしくない。
ここから取りに戻った方が良い。
とはいえ、今日は絶好の登山日和で、これを逃すといつ晴れるか分からない。
とにかく今日は山へ行き、明日取りに戻るか。
とりあえず昼飯を食って落ち着こう。
眺望の良いカフェでサンドイッチ的なものを注文したが、なかなか出てこなかった
希望していたハイキングコース、宿泊場所はラックブランという展望と池の散歩道。山小屋の予約方法は、結局電話をするしかないようだが、連絡したら今日は満員とのこと。日本からしておけば良かったか。
では他の小屋は無いかと地図を買って、インフォメーションセンターで山小屋リストをもらって探す。
ラックブラン手前、ロープウェイを降りたところにも小屋があり、そこは予約できた。
フレジュール小屋Refuge de la Flégèreというところ。日帰りルートのスタート地点という位置づけから、あまり混雑しないのかもしれない。
ロープウェイは隣の村から。
そこまで行くのに、車で行くべきか歩いて行くべきか無駄な口論をしながら、まぁなんとか営業時間内に乗り込む。どうも我々夫婦は、単独で考えれば間違えようのない箇所で、へんな判断をしてしまうことがある。
話し合っているのに誤解が多く、まだまだチームとしてきちんと機能していない。
(2011/08/02)
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