| Back | index | NEXT |
月は、幻想的に明るい。
実際の明るさを、判断しにくい。その結果、いつもの星の写真のようにカンで露出を決めると、たいてい失敗する。
昔の人は月の明るさを知っていたらしい。「月の無い晩は気をつけろよ」と言っても、現代は今夜が三日月か満月かも分からない。月あかりの下では無灯火でも歩ける。我々はそんな感覚を失いつつある。
「文明が進んで、得られたものもあるが失ったものもある」なんていう感想吐いている場合じゃない。なぜ失ったかといえば、努力が足りなかったからだ。文明を進めつつ、昔からの良さを伝えていくなんてこと、方法はいくらでもあるはずだ。
月夜の美しさを楽しみつつ、そんなことを考える夜があってもいい。
| Back | index | NEXT |