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2019/5/25(土)

遠来に越してしまい、なかなか会えなくなった友人が5月に遊びに来たいという連絡をもらったのは2月ごろだったか。
我が家の予定は、せいぜい2週間先が決まっていれば良いほうなので、そんな先のことは分からなかったが、とりあえずOKしておいた。

そしたら本当に先のことは分からないもので、娘の入った小学校の運動会とかぶってしまう。 友人は飛行機のチケットとってしまっているし、何だか話が膨らんでやたらと多人数来ることになっているようなので、日程変更も難しい。かといって運動会の日程を変えるのはもっと難しい。
まぁ運動会も一日中出ているわけではないし、宴会は昼〜夕方だ。なんとか妻と手分けして、準備と運動会見学のダブルヘッダーをこなすことにする。

記録的な暑さの中、息子を連れて前半は運動会の見学。
アットホームな少人数保育園と違い、さすが小学校はだいぶ大規模だ。子供がわらわらとたくさんいて、我が子を見つけるのに苦労する。 妻がはかせた茶色い靴下を目印に一生懸命探すが、まぁ何とかたまに確認できる程度。この状況下で運動会ビデオという製品が育ってきたのだな、と実感する。

昼食前に妻と交代し、宴会準備。皆はいつになく時間通りに集まってきた。子供が5,6人、大人は10人強だったかな。
久しぶりに会う旅仲間たちもそれぞれ家族を作り、時の流れを感じるが、料理を出す時間にも追われた。


昨日釣ったオニカサゴは美味かった。

15時ごろ、娘を迎えに再度小学校へ行くと、運動会はクライマックスに入っている。 高学年による騎馬戦やリレーの熱戦が繰り広げられ、会場も盛り上がっている。 しかし娘の属する黄色組は一弱と言っていいくらいに勝負に絡めず、残念だったね、という感じ。 娘のかけっこは割と頑張り、5,6人中惜しくも2位だったようだ。

慌ただしい一日だったが、まぁ何とかつつがなくこなすことができ、一安心。 せっかく久しぶりだったし、皆ともっとゆっくり話したくもあったが、何もしないでキャンセルするよりもよっぽど良い。

皆の帰宅後、妻がへんな酔っぱらい方をして、愚痴聞くのが面倒臭かった。

2019/5/26(日)

連日の宴会。今日は姉家族とバーベキュー。姉が幼馴染誘い、義姉家族も来て4家族、子供8人の大人8人。


あまりにも暑いのでプールを出した。

ホタテやら肉やら自家製ビールやら、割と定番メニューをちょうどいい感じに消化。
広い河原は子供がウロウロしても目が届くので好都合だ。




ケーキ買ってきてくれた。

2019/5/27(月)

今の会社には誕生日が休暇になる制度があり、今日は休み。娘の運動会振り替えと重なる。
昨年のこの休暇では八景島に行き、平日なのに異様に混んでると思ったが、最近はこの時期に運動会やる学校が多いようで、平日と言えども行楽施設は結構こむようだ。

いずれにせよ、一人で釣り行って良いような状況でもないが、せめて保育園と下の子たちには秘密にして、長女と半日デート。チビたちを保育園に預け、近場に買い物行ったり、家でオセロしたり。

まぁ、一息ついているとお迎えの時間は来るし、晩飯の支度もしなきゃだし、そこそこは忙しいのだが、そこそこはのんびりもできた。上の子はずいぶんとお姉さんになってきたので、一緒に出かけても面倒を見る必要はほとんどなく、普通に楽しいな。


以前は聘珍樓だった店舗が屋号を変えて営業している。聘珍樓の本店よりも点心が美味しいような気がして、お気に入りだったのだが、屋号を変えてもスタッフは変わってないのかも知れない。価格は下がったので却って良かったかも。

賢くなるパズル

娘が学童保育に行く間、宿題やったり絵を描いたりする時間があるようだが、そこでやるドリルが欲しいと言うので物色。 ペラペラ見ていたら、面白そうなやつがあったので購入。自分としてはかなり気に入った。

勉強ができるようになるにはどうするか。
勉強自体を楽しめるかどうか、というのは一つの鍵になると思う。 一生懸命考えて、それが問題を解決できたときの喜びを味わう。そんな問題集な感じがする。 最近話題になっている「うんこドリル」も、楽しさを味わうっていう目的には適っているのだろうが、勉強そのものの楽しさっていうわけではなく、副題を膨らませようとしているのに対し、これは主題そのものの楽しさ追求だからな。

勉強教えると言っても、問題の答えとか解き方を教えるっていうのはそんなに重要ではなく、適切なタイミングで適切な課題を与えるっていうのがほとんどすべてだと思う。 そんな意味でこの問題集は、小学一年の知識でも取り組めるし、大人でも即答できないようなものだ。「数独」みたいなやつの何パターンかをまとめたものだが、レベル設定がよく、楽しみながらルールを把握し、段々難しくなっている。
今の仕事でも、基板のパターン引くときと全く同じような問題があったりする。

ちょっとやらせてみたら、案外スイスイ解いてしまったり、全然分からなかったりで、ちょうど良いレベル設定になっているんじゃないかと思う。楽しんでくれると良いな。


先週のフィールドテストで釣ったハタをアベちゃんが呉れた。 週末の宴会では出し損ねたので、本日のディナーに。

2019/5/28(火)

昼休み、社員食堂のNHKニュースで聞いたことのある地名が連呼されている。 何かと思ったら、近所で凶悪事件が発生したらしい。
なんと子供を対象とした無差別殺人。 うちの子供たちのテリトリー内だ。

携帯見てみたら大量のメールを受信していて、学校からやら状況を心配した知人たちからやら。
詳細は分からないが、チビ二人は朝保育園に届けた後は特に保育園からの連絡は無いし、小学校からは無事の連絡が届いている。うちの子たちに何かあったら、電話くらい入ってくるだろうから、うちの子たちは無事なのだろう。
戒厳令っぽくなって送迎が義務になるくらいはあるだろうが、犯人は自殺したらしいし、元々送迎はしているので、普段の日常と変えて対応させなきゃいけないことが、具体的にはこれといって無いようだ。

何となく落ち着かない気分、という程度で、特に急ぎでもない先週のフィールドテストのデータ処理を進め、せめて残業しないで帰宅。

子供たちは動揺しているかというと全くそんなことはなく、学校でも保育園でも子供たちは知らせられず、散歩を中止したくらいで普段どおり過ごしたらしい。 いつもと変わらぬ子供たちの笑顔に安心する。

現場の先生たちはすごく気を使ってくれているのだと思うが、よく対応してくれてるよな。

しかし何だか落としどころのない事件だ。
子供が犠牲になるのなんて考えたくもない。元気に出かけていった可愛い子が帰ってこなくなるなんて、立ち直れなくなる。

だからそんな状況、何があっても防止したいが、どうすりゃ良いんだろうな。
凶悪事件を起こすようなイカレた人間が発生するのは、わずかな率だろうけどゼロにはならず、普通のことだし、そんな人から襲われないように防止するように警備したところで限界はあり、相対的に警備の薄いところを狙うだろうから、原理的に警備じゃ防止できないだろう。

ほとんどの事故って未然防止できる対策があるものだが、すべての事故に未然防止策がある訳でもなく、無理矢理対策をすると、別のところで歪みが生じてしまう。
今回の事故は、理屈の上では小手先の対策したところで仕方がないような気がするが、犠牲者への追悼の気持ちをどこに持っていけばいいのか、落ち着きどころが見つからない。

2019/5/29(水)

落ち着かない事件は続くもので、小学校より電話。 娘が転んでけがしたらしく、病院でオデコ縫ってるとのこと。

昨日ほど深刻な事件ではないが、こちらは目の前の具体的な事件だ。世間のニュースに気持ちを左右させている場合ではないな。
妻が帰ると、まぁ予想どおり深刻は話ではなく、日常のちょっとした不幸。溝のところで転んだので、手を付けなかったとか。 10日もすれば傷口はふさがるだろう。

2019/5/30(木)

また新メカ設計中。
「パパは会社でへんてこマシーン作っているんだ」と息子に説明している。

2019/5/31(金)

先日の事件後、やはり各所で警察のパトロールが増えた気がする。 が、警備を厳重にするといっても限界がある。
警察官だって十分な余剰人員がいるわけでも無いはずで、無理して他の仕事先延ばしにしているのだろう。

こういうことが起こると、人々はつい誰かの責任にしたがり、学校・警察・官公庁に改善を求めたりする。 だけど今回の事件は、警備の厳重化で対策できる原因では無いと思う。

自殺した犯人がなに考えていたかは知る由もないが(どうせ訳の分からない誇大妄想だと思うが)、警備の少ないところをねらった無差別テロではないことは明らかだ。
事件のあった第一公園のあたりは、既になんの変哲もない住宅地で、駅前繁華街ではない。(登戸は利用客こそ多いものの、繁華街らしき繁華街はないが)誰でも良いなら駅構内か、せいぜいロータリーあたりのほうが向いていると思う。

明らかにわざわざカリタスの子を狙っているが、彼女たちはどんな子かというと、近所の住人の印象としては、分かりやすくお嬢様というか、大事にされてる子女、という感じなんだよな。
実際に関係者の保護者はずいぶんウロウロしているし、通学している姿もよく教育されている印象。学校関係者も多く、この学校の警備が薄いというなら、ほぼすべての学校が薄いということになるのでは。

何が犯人の気に障ったかは知らないが、よく保護された子女たちを狙ってやるぞ、という意志は感じる。
でたらめに殺せそうな子供を狙うなら、カリタスの子よりも付近の公立校の子(うちの子含む)のほうがほうが警備が薄いし、見つけるのだってそう難しくない。

今回の事件は、二度と繰り返したくない悲劇なので、何らかの対策を起こしたくなるが、「警備を厚くする」というのもなんか違うんだよな。
かと言って有効な対策も思いつかず、犯人も死んでしまっているし、落ち着きどころの悪いことこの上ない。

つまらん噂話とか誹謗中傷しか出ないとは分かっていても、やっぱり気になるからついネット検索してしまうし、やっぱりつまらん情報ばかり出てくるよな。

ハコヅメ 交番女子の逆襲

最近、警察官を見るとこのマンガのことを連想してしまう。現在連載中のマンガで最も勢いがある作品なんじゃないかと思う。

作者は元警察官で、警察の現状を皆に知らしめる目的でマンガ家になったという。 現場の警察官は重労働で慢性的な睡眠不足、というのが会話中のけっこうな割合を占める。
職場マンガなんだが、軽いギャグタッチの中に警察官としてのやりがいなんかも混ぜていて、おまわりさんも頑張っているんだなぁ、と思う。


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