日本酒のイベントをやってみよう、という構想がだいぶ前からある。
ゆくゆくは、訪日外国人でも捕まえて、どうだ我々の文化はすごいだろうと自慢してやりたいところだが、まずは知り合い〜そのまた知り合いくらいを呼んで、いろいろパラメータ替えて味わってみよう、というあたりから始めてみる。
このところ中断していたが、数年前にやっていた日本酒研究会の後継的存在、オープンなメンバーを目指していく。
今回は三部構成。第一部でN総裁による日本酒試飲会と、その後の感想戦。 第二部は河原の花火と熱燗、軽いつまみ。 第三部で河岸を変えて近所のバーへ。
ということで1段目の試飲会は、ブラインドで3種の酒を飲んでみる。
割とわかりやすくタイプの違う、それぞれ美味しいのを選んでもらった。
最初に2種類比べたのは、我が家の好きな香りが高くフルーティなやつと、派手ではないが旨味のある、米のおいしさを引き出したやつ。
3番目に飲んだのは初めて飲んだタイプで、フルーティといえばフルーティなんだが、トロピカルフルーツのようなやつ。新しいタイプのようだ。
それらを飲んでメモを取ったのちに、皆で感想を言い合う。グループ研修でもありそうなスタイルだが、これが確かに面白かった。
3番目のやつは、誰かがパッションフルーツだと言ったが、そう言われるとそうとしか思えなくなる。
じっくりとどんな味だか考えるのも案外難しく、そのつもりで飲んでみると今まで意識しなかった感覚に気づくような気がするし、それを誰かに伝えるのも難しかったりする。
花火。Nさんお奨めの燗酒も素晴らしかったが、青木万吉酒店で奨められてきたやつも素晴らしかった。 子供たちは途中で花火が飽きてきて、走り回っていた。
3次会はアップアンドダウンへ。
相変わらず何食べても何飲んでも素敵で美味しい。
単価の安いこの店で、5000円くらい飲み食いする。
姪っ子が来て誕生日を祝う。
子供たちはハロウィンのコスプレ。
僕も同世代のほとんどの人と同様、いつの間にこんなイベントがメジャーになったのだと違和感を感じるが、
100円ショップで買ってきた衣装を着けて子供が喜んでいる様を見ると、皆がこのイベントを受け入れる理由も体感できる。