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2018/3/10(土)

市場と酒屋への買い出し、近所の公園に子供を連れて行くといった、日課的な土曜日の過ごし方。 やたらとのんびりとしたスプリング遊具更新の作業しているのを見た。

妻が生ワカメをやたらと安く入手。 食卓に保温鍋を出して、子供の前で鮮やかな緑に変わるのを見せたら受けが良かった。

2018/3/11(日)

震災直後のスーパーから食料品が消えたころ、つくしをとって天ぷら作り、皆で食べた記憶がある。
ここ最近、俄然春めいてきたが、もうつくしの季節だ。

子供と一緒に土手でつくし採集。けっこうたくさん採れた。もう少したつとスギナは土手中で生えてくるはずだが、ツクシが採れる場所はもっと限定的だ。 時期的なずれがあるのか、胞子が飛ばされて拡散しているのか、理由はなぜだか分からない。
二歳児ちゃんも、けっこうちゃんとツクシを認識して採っていた。保育園でつくし組だからかな。


晩飯はつくしの天ぷら

2018/3/14(水)

もう、伝統ある上場の製造業の通常の判断で、新規事業を立ち上げるということ自体が無理なのだ。 そう考えておいた方が、ここ何十年かの日本メーカーの実績からしても妥当な気がしてきた。

通常の手順や判断を期待せずに、現場側が走って実績作ってしまおう。
失敗したときのリスクを組織、上司に回すのではなく、自分で背負う気になれば、もう少しスピードが出るのでは。 我々の仮想敵国は、ひとたび動き出せばこちらの常識外のスピードでやってくるはず。 しかもコスト競争力から考えると、追い付かれた時点で負けだ。

先に動いてニーズと特許の先取りで大きなリードを作り続け、ブランドを構築して勝ち逃げをするというのが大きなシナリオ。
一流企業の礼儀正しい社員の考え方は、ある程度捨てて行こう。

2018/3/15(木)

来週の海外での試作機売り込みに備えて、プレゼン資料をまったく作っていない。 肝心の試作機をそろえることに精いっぱいで、なんとかそちらは間に合ったという感じ。

メカ試作機はプレゼン資料よりも雄弁、というのはこれまでの経験でもある程度真実だとは思うが、 全く資料が無いというのも不都合だと思う。 残り作業時間は明日午前の2時間程度だが、やっつけでも何か作っておくか。

2018/3/16(金)

やっつけ2時間でプレゼン資料作ったが、だいたい必要なことは盛り込めたと思う。細かいところは飛行機内ででも修正しよう。
コンセプトは、高校生程度でわかる簡単な英単語でロジックを作ること、これまでに入手した動画を活用すること。それに簡単なマンガ図。

午後の協力先企業との打ち合わせは、珍しく時間内に終わる。
来週同行するおしゃべりおじさんが、会議後の飲み会のために新幹線のらなければならないということで、無駄話が減ったのが勝因だと思う。 今後もそういう状態で会議を設定すれば良さそうだが、どうやればそれを実現できるかは分からない。

今週は結構忙しく、疲れた。
割と僕に負荷が集中していると思うが、過大なノルマを強いられているというよりは、全体進捗も割と自分で決めているからなぁ。 自分で勝手に目標決めて、日程も一人で勝手に焦っているような状態なので、楽をしようと思えば理屈として楽はできる。 負荷が集中するのも、一人相撲と言えなくもない。

ただ、使えるリソースは今のところ僕一人しか無いのは事実で、単なる雑用でも重要な判断でも同様に時間がかかる。
試作器には部品は百種類くらいは必要で、その在庫管理を行なうのは僕には向いていなさそうなのだけど、すべての部品箱をひっくり返して ボールベアリングだのネジだのを探したり無くしたりする。 人間には向き不向きがあるので、僕に組立とか掃除とかやらせても、大した品質は期待できない。


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