午前中は市場へ買い出し。午後は畑へ。
晩飯はそこでの獲得品。
妻の友人宅へ遊びに行った。
持ち寄り形式のパーティで、我が家からは収穫したインゲンの天ぷら、かつおのあらい、豚肩ロースのオーブン焼きを提供。
小3の男の子と将棋をしたが、けっこうちゃんと指してきてびっくりした。
ものすごく大人しい犬を飼っていて、動物を怖がる娘も、触れたといって喜んでいた。
NECの技術展示を見に行った。
釣り具にどう使うかはさておき、画像認識技術ってまただいぶ進んでいるのね。
F1ドライバーだとか、一流の格闘家はものすごい動体視力持っていると思うが、そういうのが機械で可能になりつつあるようだ。
何に使うかというと車の自動運転に必須なわけだが、他の分野だと軍事なんだろうな。
ベトナム戦争では命のコストの差を生かして、後進国が先進国に勝ったわけだが、今やったら今度は先進国側が勝ちそうだ。
1個数百円の回路と数百円の車載カメラをマシンガンにつけ、それをドローンにでも運ばせれば、恐ろしく安価に対ゲリラ軍団が作れてしまいそうだ。
AKIRAとか攻殻機動隊なんかに出てくるロボット警察みたいなのは、少年たちに死角から攻められて脆さを露呈するのが黄金パターンだが、実際にはそうはならない気がする。カメラたくさんつけておけば良いし、コスト安ければ何千、何万って揃えれば良いだけだし。 いくら少年兵を思想教育しても、何十人もかけてラジコンおもちゃ1台壊すようなことになったら、切なくなって戦意なくすと思う。
また十年もすれば、その技術も普遍化していくのだろうけど、そうなるとまた戦争の形も変わってくるのだろうか。
今週も父が遊びに来た。
世の中にある製品を分解して中身を理解するのも仕事のうち。
会社のお金で安物ドローン買って会議室で飛ばした。1万円のおもちゃでちゃんとカメラもついて、無線で画像も送れるのね。
メカは、分解するのも馬鹿馬鹿しくなるほど簡単な構造で、重要技術は制御のほうというのは既に知っている。
安物ヘリでも、ちょっと練習すればそこそこちゃんと言うこと聞くようになるくらいの制御技術が入っているのだが、思い返すとこれって手ぶれ補正の技術とほぼ一緒なんじゃないか?手ぶれ補正用のボイスコイルモーターの代わりに、プロペラつけた直流モータつければ、そのままドローンになってしまう気がする。
前職では、「将来のカメラ像を考えよう」というような活動が頻繁にあった。その中で、「カメラを飛ばしたい」「自走させたい」というようなコンセプトは当然持っていたのだが、プロペラつけて飛ばすのは難しそうだと判断し、諦めていた。
が、当時持っていた技術でも、頑張ればできたかもしれなかったんだな。手ぶれ補正技術はルーツたどっていくと巡航ミサイル、魚雷なんかに当たるというのは知識として知っていたが、飛行技術はハードルが高いと、自分で勝手に限界を作っていた。
その後の展開はご承知の通りで、ドローンは急成長し始め、これからも大きな成長が期待されている。日本メーカーはほとんど入り込めてなく、今後も入り込めないだろう。
これもまた、知らないうちに不戦敗している感じなんだろうか。
娘によると、夕焼け空が綺麗だったから、雲の上で織姫様と彦星様は会えたんじゃないか、とのこと。
これまでの人生で、いんげんって嫌いだったこともないが、特に美味しいと思ったことがない。
益も害もない、完全に脇役的な野菜という位置づけだった。
が、収穫したいんげんが結構うまい。ひいき目もあるだろうが、みずみずしくて香りがよい。
感動するほどではないが、気にして食べれば明らかに差がある。認識が変わるのは良い経験だ。
茄子もどんどんできて美味しい。たった一本しか植えていないのに、けっこうできるもんだ。