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2015/5/9(土)


病気というわけでもないのに寝たきり生活を強いられている妻が、豪華な食事を要求。延期されていた結婚記念日お食事会の権利実施を主張してきた。
ということで、いつもの北部市場でリクエストされた食材を調達。

外食の三分の一程度のコストになるのは確実だし、僕にとっても妻置いて二歳児連れて遊びに行けるところなんてたかが知れている。美味しいごはんを作る週末にするというのも悪くない。

第一段はウニ丼。たっぷり入った北方領土モノの板ウニは税込みなら五千円越えるので安くはない。 が、それなりのグレードの赤ウニをなんの遠慮もなく好きなようにいれても余るのでコスパ的には良いと思っている。

最近はあまり作ってくれないが、妻がクリスマスなどにフルコース的な料理を作ってくれたことがある。 僕が作るともう少し雑だが、コース料理的に自炊してみようか。


オードブルは昼飯で残ったウニを中心に、プレートランチ的に並べてみる。
蒸しただけとか、出しただけとかでも、ハッタリ感は重要なのだろう。


羊のアバラのところが、半冷凍状態で売っている。分解に苦労するが、出刃包丁片手になんとかなった。
もうちょいレア気味でも良かったが、ハーブたっぷりかけて旨かった。

2015/5/10(日)

かぶとソラマメを蒸して、牛乳と一緒にミキサーにかけて、塩味を調整。
ミキサーを引っ張り出すことを厭わなければ、案外簡単なスープ。


近所の肉屋に売っている、どこぞのブランド豚。
豚にしてはかなり高額だが、飛び上がるほど美味しいというキャッチコピーは満更ハッタリでもない。


今日のメインはフォアグラ。あまり家庭的でない食材だが、行きつけのい市場の鶏肉屋には常備されている。 百グラムあたり二千円、和牛のはるか上だが、そんなにたくさん食べる食材ではない。60グラム分で二皿になるので、一食あたり吉牛大盛り程度となる。案外お得な食材。

加熱方法が非常に繊細。
何しろ加熱し過ぎるとすべて脂になって溶けてしまうらしい。冷凍されたものを冷蔵庫に2時間入れて半解凍状態にすべしとのことだが、冷蔵庫に移し忘れた。常温30分程度の微妙な頃合で焼く。

蒸した大根の上で極弱火でじっくりと蒸して、これまでの3回程度の中で一番うまく焼けたと思う。
バルサミコ酢を甘酸っぱくしたソースにとてもよく合う。


ハーブとオリーブオイル入れた、オリジナルレシピのホームベーカリー製パン。
この手の食事に良い。

2015/5/12(火)

残業するつもりが、台風来るというので定時で上がった。カメハメハの歌のように気楽。

2015/5/13(水)

久しぶりに、ちょっとヤスリがけするくらいじゃ誤魔化せない設計ミス。試作の本題でないところでのミスで、蛇足の典型例と言えなくもない。

2015/5/15(木)

父に料理を頼み、大変助かってはいるのだが、遠慮しているのか何なのか、食材は自分で買ってくる。
父に料理を頼むのは週三回ほどなのだが、そのサイクルがつづくことによって、冷蔵庫内の新陳代謝がやや滞っている。
さらに、オイシックスの食材通販お試しセットが届いたタイミングまで同期してしまった。

久しぶりに僕が料理当番になったので、くず野菜を消化できるよう、炒め物と野菜スープ。
オイシックスは、とりあえず豆は大変美味しかった。

下準備済の食材に関しては、僕は野菜をトントン切る作業に落ち着きを感じるし、切断したまま販売され、冷蔵庫に保管しておくことにはあまり賛成派には回りたくないが、とりあえず明日使ってみよう。

2015/5/16(木)

オイシックスのお試しセットについていた、セミレディメイドの料理を試す。
マニュアルが完備されていて、手順どおりに進めていけば二つの料理ができるようになっている。確かに楽っちゃあ楽だ。 彩りを考え、見栄えのする料理ができる点、たまにしか料理しないなら食材が余らない点、料理慣れていない人でも迷い無く作れる点あたりが便利なのだと思う。

が、やはり我が家はこの手のものに関してリピーターにはならないだろうな。
野菜が既に切られているのは別に嬉しくもないし、手順考えるのも好きなので、余計なお世話といえなくも無い。
我が家でもっとも重視される項目は美味しさだが、可も不可も無く、というくらいで、普通だった。比較対象が、コンビニ惣菜とか外食ならば、味やコストで勝てるかもしれないが、普通の家庭料理と比較すると、コストは高いしなぁ。


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