ウナギパイの製造元、春華堂の作った喫茶店とテーマパークの間のような施設にいってきた。 当初はランチバイキング行くつもりだったが、満員のためクルッと回ってお土産買った程度。
娘は義父母によくなつき、こちらとしては手が離せて楽だ。作りかけの写真集の編集作業がはかどった。
娘と遊ぶのは楽しいが、家にいるときは一日中相手しないといけないからな。
勝手に遊んだり寝たりするわけにもいかず、とにかく誰かが常に相手しなきゃいけない存在だということは、子供がてきてから実感した。案外ほかのことと同時作業できないし。
春華堂の土産。
パイ生地を使ったプリッツのようなお菓子。ディップと合わせることで、甘味にしたりつまみにしたり。
それなりに美味しかったが、コスパ悪すぎ。七割くらいの値段だったら良いが、もう買わないと思う。
昼過ぎに帰宅。
晩飯は冷凍庫に残っていた、伊勢屋の飛び上がるほど美味しい豚のバラ肉を冷しゃぶに。
一週間の夏休みが終わり。子供ができると、家族で過ごす時間が増える。
やっぱり、自分でやるよりも他人に伝えるということは大変だよなぁ。他人に仕事を任せれば楽になるということでもない。 自分でやるならば、考えたことがそのまま形になって、好きなように試行錯誤できるが、自分のイメージを伝えつつ、他人に試行錯誤してもらおうとしているのだから、「イメージを伝える」の時点でお互い結構疲れる。
こういう手間は、近視的に考えるならばボランティア精神がなければできないし、巨視的に考えるならば、教育的効果とか成長を期待しないと無駄な作業だ。きっと何年後かには、仕事を安心して任せられるようになってもらわないと困るわけだ。
ということで一日くらい、帰宅が遅くなるのも仕方が無い。
仕事で釣りに行けるというのは、実際喜んでいく人も多いようだが、良し悪しはある。
雑務要員として駆り出されたが、割と風が強く、波が高いというのが海側のコンディションで、けっこう睡眠不足というのが僕側の睡眠不足。
やっぱり今回も酔った。前半は結構大丈夫で、後半は風の割には波弱く、このまま逃げ切れるかと思っていたのだが、おそらく睡眠不足が祟ったのだろう。あと1,2時間くらいのところで酔った。プライベートなら行きたく無いときは行かないが、仕事なので酔いそうだから行きません、というわけにも行かない。
とはいえ、僕もそれなりに酔い慣れているはずだ。船酔いのキャリアは昨日今日始まったわけではない。気力無いなりには役割は全うしたつもりだ。
小型電動リール、初めて使ったが随分と軽くてびっくりした。これなら一日手持ちで使っても良いかな、という感じ。 それなりに売れているらしいが、その結果も納得できる。
僕が釣ったのはソーダガツオ一尾のみ。釣ろうとして釣ったというよりも、狙いのタナに届く前に仕掛けが軽くなったら付いていた、という感じなので、外道としての釣果だ。僕は大貧果だが、船内も大して釣れず、アジやサバがちょっと釣れた程度。
尤もフィールドテストといっても、実際に釣りをした時間は2時間程度で、他の時間は釣り針つけないデータ取りをしていた。釣りをしてたのもあまった時間で遊びでやっていたわけではなく、新製品の感想書いたりするわけだが、遊びを兼ねていないわけでもない。(酔ってたが)
ソーダガツオはお土産としては人気無いようだ。
が、まずい魚というわけでも無いと思うのだが。
ヨーグルトソース作ってきゅうりと一緒に絡めたら、妻にもだいぶ好評だった。
アジとか鯛みたいに、どんな料理でも美味しいつぶしの利く食材ではないかもしれないが、料理しだいだと思う。せっかく釣った魚は美味しく弔うべきだというのが持論。
今週唯一の、会社内で社食を食べる日。なんだか外出が多い。
帰宅したら娘のオデコと鼻が真っ赤になっていて驚いた。帰り道に転ぶのはいつものことだが、今日は手をつくのを忘れたらしい。
痛覚は鈍いのか、他人事のようにニコニコしているが、きっとその赤いお鼻は衆目を集めるだろう。
トナカイの鼻と違ってサンタさんのお役にはたたないだろうから、せめて皆さんに笑ってもらってきなさい。
今年はサンマが捕れないらしいがイワシが旨い。何だかイワシやサンマといった群れる回游魚は数年おきのサイクルがあると聞いたので、心配せずともイワシに飽きてきた頃にまたサンマが豊漁になるのだろう。
福島の事故以来、背骨が曲がったイワシが増えたような気がする、と妻が言う。確かにそんな気もするが、統計的に比較している訳でもないので何とも言えない。人間の印象は案外あてにならない時も、極めて正確なこともある。
僕が知識として知っているのは、イワシなどの回游魚は放射線が検出されることはほとんど無く、被曝しても体内に溜め込まないため、魚類の中では比較的安全。ヒラメなどの定地性で食物連鎖の上位にいるものはそれよりもリスクが高い。 淡水魚は放射性物質を体内に溜め込みやすい性質らしく、天然物は海水魚よりも桁違いに高い放射線が検出されているようだ。
なのでイワシはそんなに心配せずに食べる。が、食材としてのイワシではなく、イワシ自身の健康問題は別問題だろうから、稚魚時代に福島沖で育ったら影響受けるくらいのことはあるのかもなあ。
どこの会社も似たような活動はあるもので、将来の製品像について話し合う一日会議に参加してた。
素晴らしいアイデアを共有できたかどうかは分からないが、誰がどういうことを考えているか、というのが把握できて、面白い一日だったな。
僕は釣具の開発においてはかなり素人の部類だが、転職後の一年弱で取り組んできたことは、結構専門家の皆さんの要望に近いことをやってこれているようだ。別に根拠があってやっていたわけではないので、運とか勘が良かったのだろうと思う。でも、もしかしたら全然誰も考えていなかったようなことにも、もっと取り組んでおいたほうが良いのかもしれないが。
とはいえ、これまでに取り組んでいることが皆の需要おさえていると言ったって、実際に製品化しようとすると何だかんだ障壁が出てくるから、今くらいの距離感でちょうどいいだろう、とも思う。