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2012/9/29(土)


早起きしたので河原を散歩

今年は季節が遅いようで、彼岸花がようやく出てきた

台風が通り過ぎ、また別の台風がやってくる。
その合間となる本日は、台風同士が打ち消し合うのか何なのか、風も波も穏やかなようだ。

久しぶりに船に乗ることにした。 東京湾は波も風もまったくなく、航海日和だ。嵐の前の静けさなんだろうか。


同乗者がものすごく遅刻してきたので、桟橋で糸の絡まったリールをほぐして時間をつぶす。

目的はとりあえず釣り。
湾奥には魚がいっぱい跳ねているが、ボラばかりなので南下する。数日前の青潮の影響なのか、死んだ魚もけっこう浮き上がっている。

カモメはけっこう居るのだけど、魚群を追っていると言うよりは単に集会しているだけなのか。 風の塔あたりからルアー投げたり、トローリングの仕掛け引っ張ったりするが、まぁ全然釣れる気配はない。景色見ながら、なんとなくタラタラ会話をしにきているついでに、糸を海水に浸している。
何しろ波も風もない。今日は空気がよく澄んでいるのか、すごく遠くまで見える。 台風におそれをなしたのか、東京湾にはクルーザーのたぐいの遊び船はほとんどおらず、タンカーが停泊しているくらい。

釣り船が集まっている一角を発見したので、そこへ行ってみる。横浜沖、中の瀬と呼ばれるあたりだ。こういう釣り船はコマセ使っているので、ルアー投げても釣れる可能性は少なそうなのだが。
鯵だかなんだか、目の前でちょいちょい釣れてるのを見て、我々も仕掛けを落としてみるが、まぁやっぱりアタリは無い。

やがて船団も消え、我々も諦めて帰ろうかといったころ、明確なアタリ。けっこうちゃんと引きも強く、友人にうらやましがられながらアジゲット。久しぶりにまともな獲物を得た。 つづいてのもう一投もわりとすぐにアタリがあったが、今度は逃げられた。 タンカーの接近をかわすことを契機に、そのまま帰路につく。
船が流され気味になるので仕掛けが海底に着かず、ボトムフィッシングに向いた仕様にはなっていない。今度シーアンカーでも作ってみるか。

刺身にするか塩焼きにするか。 かなりの大アジだったので、半身ずつ両方作る。

自分で釣った獲物を家族で食べる。これはかなり幸せなことだ。 東京湾のアジはなんだかほんのりと甘く、とても美味しい。

2012/9/30(日)

ベビーベッドを借りに行くという名目で、友人宅へおじゃまをする。 久々にあった友人は、すっかり母親になっていて頼もしい感じだ。

もうすぐ一歳になろうかという娘さんは、まったく人見知りもせず、我々のことも構ってくれて大変かわいい。我々の子供も、こんな風にいろんな人になついてくれると良いのだが、どうなるのかな。

毎回塩焼きじゃつまらないので、今日はフライパンでやってみた。
海苔でくるっと一巻きしてからのアイデアは成功だったと思う。

2012/10/1(月)

羊肉×わさび漬けという冒険は、加熱によってわさび成分が揮発したのか、変な味もしない代わりに絶妙な組み合わせにもならず、冒険など元からなかったかのような平凡な味になった。

湯がいたナメコには、蒸した卵を乗せる。ゆで卵ではなく蒸し卵にした理由は、蒸し野菜も作ってたからという程度にすぎないが、いい感じに半熟になった。卵を乗せた理由は、昨日が中秋の名月だったからだ。

妻がどこぞから取り寄せた、何だかやたらと上質な酒粕のパックを開けると、むわっと醸造香が広がる。パックから液体が漏れていることに気付く。透明な液体だが、これは恐らく酒粕から日本酒が分離したものだ。これは勿体ないのであわてて確保。
味見してみると、豊かな香りと強いアルコール。日本酒よりもアルコール分強そうだ。酒粕の袋の中で、勝手に蒸留酒になった感じがする。
旨い不味いでいうと、とても旨い。 これはもしかしたら、ものすごく高級な日本酒焼酎なんじゃないか? 途中から氷で割って飲んだが、香りを味わうためにぬるま湯くらいで割るべきだったかもしれないな。

2012/10/2(火)

冷凍庫に眠っていた豚のカタマリ肉を、前日から味付けしてオーブン焼き。簡単美味。
ちょっと加熱時間が短めだったな。

2012/10/3(水)

栗を焼いたり剥いてごはんに入れたり。 皮剥くのはけっこう面倒だな。その点、焼ぐりはグリルに放り込むだけなので簡単だ。

妻は栗ごはんが好みらしく、余った栗も一生懸命むき出した。 焼栗も旨いが、栗ごはんも労力に見合ったおいしさがあることも確かだ。

2012/10/4(木)

2012/10/5(金)

こう言っては何だが、車で行くオートキャンプを下に見ている。
自分の範囲内で、生活に必要なすべてを如何にして運んでいくか。 キャンプにおける最大の課題はそこに尽きるはずなのに、化石燃料の力でとにかく何でも車に積み込んでしまえるんだから、ずるいと言えばずるい。

とは言え、べつにオートキャンプを否定しているわけではない。テントはザックやちゃりんこで運ぶ方がエラいとは言え、オートキャンプはオートキャンプで楽しい。
今週末は夏休みにやり残した、裏磐梯にキャンプをしに行く。うちの妊婦でも楽しめるラインとしてちょうどいいだろう。

そんな訳なので荷造りを始めると、それはそれで結構苦労するのね。
車なので何でも運ぼうとするから、ちゃんとレイアウトを考えないとにもつが入らない。まぁアウトドア全般に、いろんなジャンルをだらしなくつまみ食いしているので、持って行こうとすると荷物がいくらでも膨らみあがるというのが原因だろう。特に、カヤックがでかいな。

荷造りの合間に妻が作ってくれた煮物は、やたらと美味しくできていた。上品な白身魚が味を出し、こんにゃくや多様な乾物たちが、さらにその味を深める。それらが切り干し大根に吸いあがったりして、いい感じだった。


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