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2012/3/2(金)

スキーをやるのは何年ぶりだろう。 社会人になってから一度か二度いった記憶はあるが、「今日のごはん」を読み返しても記述が無いから、7年ぶりくらいになるのかな。

ということで、会社サボって家族旅行。
昨年、何十年かぶりにスキーを始め、今シーズンはなんと一ヶ月間スキー場近くのアパートを借りてスキー合宿をしてる父と、新婚の姉夫婦とともに、越後湯沢行ってきた。

スキーってどうやんだっけなぁと思いながらも、一応は滑れた。20歳くらいまでは、毎シーズン一回ずつ位はスキー行っていて、たしなむ程度には滑れたはずだ。あまりにも下手糞だと無神経な妻に散々馬鹿にされそうな感じだったが、それは避けられたようなので一安心。
久しぶりでも、ずいぶん楽しかった。冬山登山の幅を広げるためにも、もっとスキーやったほうが良いよな。

姉が予約した宿は、ずいぶんと立派なところだ。
いつも僕たちがしている旅行と違い、何から何まで便利に出来ている。駅→ホテル→ゲレンデ→ホテルの温泉→食事という流れの、それぞれの移行がとてもスムーズだ。登山やカヤックなど、いつもやってるような遊びは、核心部以外にもたくさん苦労をする。が、今回はそういう要素がまったく無い。ちょっと寂しい気もするが、感心もする。

晩飯は洋食にするか和食にするか。
金曜の有給をとった甲斐があって、予約の込み具合を気にせずに時間指定が出来る。

日本酒に合わせて和食にしようということになった。 一皿一皿が酒のつまみになってちょうどいい。美味しく楽しいお食事だった。

2012/3/3(土)

二日目はさすがに週末、スキー場はずいぶん人が増えた。天候はそれほど良くはないが、身体が前日より慣れてきた。

人生のスキー経験の半分をこの一ヶ月で積み上げてきた父は、この数日で何かを掴みかけているらしい。楽しくて仕方がない様で、我々子供夫妻を置いて、すぐに一人で滑り出す。
家族でスキー来るのもずいぶんと楽しい。来シーズンも行きたいものだ。

明日予定していた父親のアパート引き払い支援は、特に人手が不要になったらしい。寿司食って帰ることにする。
越後湯沢の駅は、初めて下車したかもしれない。さすがスキーシーズンでずいぶんとにぎわっている。


ぽんしゅ館で越後の酒を利き酒。
おすすめ銘柄の2番目が一番うまいということで妻と意見が一致したが、肝心の銘柄の名前は失念。


姉夫婦と共に、駅の回転寿司屋で食べまくる。回転寿司って食欲をそそるのに大変よくできたシステムだよな。食べることもできるディスプレイが目の前を通過し続けるのだから。
調子に乗って、割と単価の高いのを多く食べてることに気づき、途中から注文を主体に切り替えた。

2012/3/4(日)

先週食べた讃岐うどんには、冷たい麺を暖かい汁につける、「冷やあつ」というスタイルがあった。 麺は一度冷水で締めたほうが絶対に旨い。それは蕎麦にも共通しているはずだ。

暖かい汁蕎麦を食べるときも、「ひやあつ」スタイルで行ったほうが良いのでは。鴨そばではたまに見かけるが、汁蕎麦全般に言えるのでは。
それを試みてみると、狙い通り、麺がだらしなく伸びることのない蕎麦を楽しめた。これは正解だな。

一日空いたので、作りかけになっていた棚を完成させた。あんまり複雑なものではなく、作業自体はたいしたこと無いとは思うが、やはり慣れない作業で、考えたり迷ったりしながら試行錯誤で進めることになる。それほど効率的には進められないが、まぁ一応完成。

2012/3/5(月)

今日は妻の料理。酒粕と味噌でパンに合う洋風料理を目指した新メニューということらしい。
けっこう意図どおりに出来てると思った。

2012/3/6(火)

2012/3/7(水)

行きつけの酒屋、青木萬吉のおかみさんからチーズ検定のお誘いを受けた。
試験に備え、講習会と実地訓練をしていただけるとのことなので、就業後、青木万吉酒店へ向かう。

チーズの歴史、製法や定義、分類等を勉強。意外なほど、世界史と密接にかかわっている。 ローマ帝国がヨーロッパを統一しなければ、ここまでチーズは広まらなかったようだし、イギリスやアメリカが覇権を握らなければ、我々が普段食べるチーズは違った種類になったのかもしれない。

チーズの定義が気になった。発酵させたチーズも、発酵を必要としないチーズもあるが、「乳製品を固形化したもの」がチーズとなる。
ではバターはチーズなのか?という疑問が沸く。チーズとバターの違いは、ミルクの全成分を固形化したものがチーズで、脂肪分だけ固形化したものがバターということになるらしい。チーズを固形化する手段には、酸によるもの、酵素によるもの、熱によるものの3種類があるが、バターはそのいずれにも当てはまらないので、バターはチーズには含まれないのだろう。


そして実地訓練。
一つ一つ味見しながら、特徴をメモしていくが、けっこうこれが難しい。美味いとか、好み、というのは言えるが、白カビチーズの味がする、とか記入してもそのまんまだしなぁ。

チーズにも勿論、日本酒を合わせる。今回は甘口日本酒の最右翼、我々も大好きな笑四季酒造の銘柄を5本も揃えてくれた。 何も聞かずに飲んだらワインかと思ってしまうようなお酒だから、まぁチーズに合わないわけはない。 5銘柄とも、まったく違う味がする。モンスーンが3銘柄、アンタイド&ユナイテッドが2銘柄。利き酒をするたびにびっくりだ。
●こんなお酒→http://www.emishiki.com/page2008.html


加熱すればさらに美味い。確かに、チーズと付けあわせだけでホームパーティが出来る。

今までチーズに対して、「美味いけど日本で買うと高い。西洋文化圏に旅行したときにお世話になろう」というスタンスだったが、通販を利用するとけっこう安くて美味しいのがあるらしい。この情報が今日の最大の収穫かも。
ここの女将さんには、これからもついていこうと思う。

2012/3/8(木)

今書いている特許、一日でひとつの実施例が書けた。もう一日あれば書きあがるかと思ったが、丸一日かかって図が2,3個書けただけ。
真面目に3D設計してから図を引いているので、やたらと時間がかかってしまった。どうせ2次元図面にすると消えてしまうところも多いし、そこまで真面目に3Dモデル作る必要も、本当はないのかもしれない。 まぁ間違ったことやったとは思わないが、効率は悪い。

2012/3/9(金)

3週連続、お膳立てしてもらうツアーの第三弾、八丈島への出発日。 帰宅して支度しようかと思うと、波が高く、東海汽船は出航停止になったとの情報を聞く。
残念だが仕方がない。海が荒れるなら、出航停止になったほうがむしろ幸せなのかもしれない。

では明日はどうしようか。酒をのみつつ、参加予定者たちとメールを交換し合う。
酔っ払いながらの相談だったが、まぁそれなりに代案が決まった。


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