■Back ■Next ■Home

2012/2/11(土)

久しぶりに日本酒研究会開催。
いつものように川崎の北部市場に買出しに行こうと思ったら、今日は休市日。築地もやっていない。

では代わりに、少し足を伸ばして三浦半島へ。長井の漁港で月一の朝市やっているようなので、そこへ向かった。

港の隣に建つ長井水産ではなく、漁港の中でやっていた。9時開始のところ、15分後くらいに着いたと思ったが、結構売り切れているものもあった。次くるときは早めに行こう。

築地や川崎市場よりも、品数は少ない。が、生産地直結の市場には別の魅力がある。 鮮度が違う、というよりとれたてで生きているのだからな。


イカは白くない。透明だ。


鱸はキロ1000円、おまけしてもらって一尾2000円という破格の値段。高級魚なんだがな。
安さもうれしいが、現場の漁師さんに直接お金を払うのもなんか嬉しい。

漬け丼にイカのなめろう丼。それに味噌汁。 この寒いのにごはんが冷たいのが難点だが、それでも大変に美味しいのだから漁師のおばちゃんはあなどれない。

さらに足を伸ばして、三崎のまるいち水産へ向かう。刺身用のメジナと名前の忘れた刺身用の貝を購入。 朝市で入手できなかった冬の生ワカメはやはり買えず。代わりにメカブを買った。



スズキは昆布〆。鱸って刺身にするとサッパリし過ぎてると思っていたが、今日のスズキは大変美味しかった。
名前の分からない貝も美味しかった。


ハサミ対決は死んだカニの勝利。100円ショップ破れる。


Nさんのカモ鍋。


まずは炒める。


その脂で野菜を揚げる。これが美味かった。


最後に鍋


鱸の塩釜焼き。3枚に卸してから焼いたら、塩が回りすぎた感じ。ぶつ切りで焼くべきだったか。


MKちゃんの野菜スープ。今日は紫のカリフラワーを使う。


本日の日本酒。どれも美味しかった。
我々の出品、一喜も好評。

2012/2/11(日)

台所改造計画を立てている。 その情報集めとして、新宿でショールームを巡回した。
有益な情報が得られ、それなりにイメージ固まってきたな。 どうもキッチンリフォームに何百万もかけるのは、デザインを優先させるとそうなっていくようだ。 我々が目指すのは、雑誌に載るような素敵なキッチンというよりは、レストランの調理場というような方向性なので、そこまで金かけなくても良さそうだ。


近所を散歩していたらカワセミがいた。


中途半端な空腹具合だったので、近所のケーキ屋さんのケーキを昼飯とする。

昨秋イクラの醤油漬け作ったときに思ったのだが、魚卵って何もせずに美味しいわけではないのだな。適切な塩分を得てこそ美味しいのだ。
これまでアジやブリを捌いて魚卵が出てきたときも、そんなに美味しく食べられたことがなかったのだが、今回は鱸の卵を適当なたれに漬け込んでみた。 そしたらちゃんと美味しいのね。数の子とか寿司ねたの魚卵見たいな感じで、食感は柔らかな卵だった。

2012/2/13(月)

海草ばかりの献立。一昨日買ってきたアカモクというネバっとした海草に、卵混ぜてご飯かけた。

2012/2/14(火)

「バレンタインだからワインを飲もう」というのが彼女の理論だ。何を根拠にしているのかは疑問だが、まぁ特に逆らうつもりもない。リクエストどおり、洋風料理を作ることにする。
野菜スープはニンジンやたまねぎなど、常備されてる野菜の端っこを一生懸命バターで炒め、牛乳加えてコンソメキューブ。手間かけた程度には美味しかった。

パンとチーズは妻が会社帰りに成城石井で買ってきたもの。安くはないが便利な店だ。

メインは週末三浦で買った葉山牛。葉山にそんなに大きな牧場あるとは思えないのだが、相当安かったのに相当美味い。ビバ地産地消。
両面を焼いた後は、焼き過ぎない程度に数十秒程度日本酒で蒸し焼きにしてミディアムくらい。バターたっぷりかけた。


近所のケーキ屋で買ったチョコ。生菓子だけでなく、チョコにもセンスが感じられる。

2012/2/15(水)

2012/2/16(木)

一月ほど前、妻が会社の上司に連れていかれたお店が、ひどく感動的だったらしい。彼女の友人たちに混じって、僕も連れて行かれた。 新宿の鳥しげというところ。

食いしん坊の彼女のいうことだから間違いないとは思っていたが、確かに美味かった。
僕は魚の肝は大好きだが、獣の肝はそこまで好んではいない。が、この店で出てきたレバーの刺身は、これまでのレバーの概念を覆すものだ。ぜんぜん臭みがない。甘く、香ばしい。
何が違うんだろうな。鮮度ってだけでは無さそうだが、決定的になるのは下処理だとか捌き方なんだろうか。それとも生前の育ちなんだろうか。

鳥茂というわりに、ほとんどが豚や牛を素材にしているらしい。つくね、牛の脳みそ、ホルモンの刺身、なんかそういうのがたくさん出てくる。脳みそというとゲテモノのような印象を受けるが、食べてみると上品な白子のような、大変に美味しいところだ。考えてみれば、ブリのアラ汁の目の裏にあるトロッとした部分、あそこが魚の中で一、二を争う美味しい部位だと思うが、多分あれはブリの脳みそだ。トロやバラよりも脳みそのほうが美味しくても、何の不思議もない。
別に、ゲテモノとして扱われている風でもない。気持ちのいい寿司屋は新鮮な海産物を出すが、その牛豚鳥版、といった感じのお店。

何しろお酒の進む料理だ。あらゆるお皿が酒に会う、というか、強い味なので、つい酒量も重ねてしまう感じ。 置いてあるお酒のラインナップも嬉しくて、獺祭を始め、どれを頼んでもアタリしかない。土瓶で頼めば、値段も割安なのでつい飲んでしまう。けっこう危険な感じだ。
メインの肉料理以外に、箸休めとなる糠漬けや、〆のお茶漬け(おじやだったかも。酔っ払ったので定かではないが)の出来も無視できない。

確かに、One and The Only の価値を持ってる料理屋さんだったな。メンバーやタイミングを選べば、この上ない選択肢になりそうだ。

2012/2/17(金)

先日特売だった肩ロースを酒粕につけておいたのをダッチオーブンで焼く。 味噌を切らしていて、粕漬けにほとんど入れられなかったのと、漬け込む時間が短かったのと、オーブンで焼く時間が短かったのと、いろいろ複合的要因があるかと思うが、並以下の出来栄えだったな。


にほんブログ村 アウトドアブログへ   にほんブログ村 料理ブログへ
■Back ■Next ■Home