せっかく正月だから、朝からパンとヨーグルトというのもなんだか。
有り合わせで雑煮作って、日本酒でも出して、その他正月っぽいものを引っ張り出し、なんとか取り繕う。
墓参りの帰り、家族でお茶する。
レアチーズケーキ、おいしい。流石、高いだけのことはある。
イトコが気仙沼から嫁をもらってから、父方の実家の御馳走はさらにパワーアップした気がする。小さなハトコたちに遊んでもらって、たいへん楽しかった。
なんだか腹の調子がおかしかった。年末年始の食べ過ぎ、飲み過ぎだろうか。
わさびって実は肉とも相性が良い。豚バラ適当に切ってゆでたものに、ひからびかけたわさび卸したものつけた。あぶらっこいものがさっぱりする。
仕事初め。新年早々、出張先へ。
予想どおり、さっそく作業着を忘れた。存在自体は覚えていたが、何度かパッキングし直しているうちに入れ忘れた。
まぁしかたがない。終業後、同期入社の友人に予備を貸してもらうことにする。 そのついでに、晩飯も一緒に食べることにした。
ビーフンを使った五目焼きそば：おいしかった。ビーフンは、わりと太麺のつるっとしたタイプ。どこで売ってるのだろう。
シーフードサラダ：香草が入ってなければ、地中海的とも言える。たまねぎは、もっと水にさらした方が良いと思う。
鶏肉；フライドチキンにスィートチリソースつけて食うような感じ。どういう焼き方してるのか、柔らかく焼けていておいしかった。
ずっと読みたかった本だが、やっぱり佐々木さんは持っていて、貸してくれた。
太平洋戦争版の「エリア８８」という感じ。坂井三郎、風間真よりスゴイ。
あれはマンガだからできるのだろうと思ってた以上のことをやっている。
昼間に星を見る訓練とか、目が見えない瀕死状態で、当時のだいぶ人間の能力に頼ってるっぽい飛行機で、カンだけで何百里もの遠方の敵地から帰還を果たしたり。
戦闘機乗りって腕の差が歴然と出るんだな。基本的に一対一の戦いになるようだから、同数同士の戦いでも名人がそろっている側が一方的な勝利を収めてる。数に劣っても名人がいると、何連勝も勝ち抜けるので、多い方ではなくうまい方が勝つらしい。
いろんな楽しみ方のある本だと思う。
水木しげるのような一兵卒の戦争体験記だと局地戦の描写になってしまうが、著者は日本軍の精鋭中の精鋭だったようだから、大戦中の要所要所へ転戦している。ラバウル、硫黄島、地図を片手に地名をたどって行くだけでもおもしろい。
常勝チームの明るい雰囲気の中で、男たちが生き甲斐をもって戦う初期のころ。
敗北を悟り、仲間たちも徐々に死んでいく中でも、己の役割を淡々と果たしていく戦争末期。
一人の選士の視点から見た太平洋戦争の物語にもなっている。
一番印象に残ったのは最初に空を飛んだ時の感動。
ヒステリックで理不尽な上官ばかりの組織から、あこがれの飛行士の訓練生への道へ転進し、そこで受ける先輩からの熱く厳しい訓練。空を飛ぶ時の驚きと感動。
誇りと不安と向上心、というような青春時代。
そういう、成長物語、青春物語としてもおもしろい。
著者は、天才とか古武士とか思想家という感じではなく、最初は割と普通の青年だったようだ。素直で真っすぐな人なんだろうなと思う。
戦争中も、英雄とか絶対的なエースという扱いではなく、組織の中で皆の信頼も厚い、自分の仕事に誇りをもったパイロット、という感じ。
ただ、すごい努力家で自律心、向上心が高い。ものすごい頑張りやさん。その努力と経験で、世紀の偉人の一人と呼べるような人物に鳴っている。
だから何というか、見習わなきゃなーと思うような影響を受ける。すごく尊敬できる先輩に接したような感じだろうか。
空戦の迫力。
ゼロ戦を手足よりも自由に扱っていた人ならではの、飛行機の細かい描写。そういう経験がない人にはできない視点で、３次元的、感覚的な描かれ方をしている。
飛行機の構造、操縦方法などの知識があればもっと楽しめるのだと思い、いろいろ調べて見たくなる。
３次元的な動き、速度と高度の関係なんかも、字面だけでは創造しにくいところもある。
これは是非とも、才能のあるアニメーターに映像化してもらいたいと思う。 この空戦の迫力をうまく表現するのって、宮崎駿のような名人芸が必要なんじゃないかと思うが、それができればアクションシーン、テーマ性、ストーリー、すべてが見所の、１００年間語り継がれるようなすごい作品になりそうだが。
出張先のノー残業デイは馬鹿馬鹿しい。特にバス通勤の場合。会社から追い出されて、渋滞に巻き込まれる、という感じ。
やっぱりまた自転車持ってこようかな。
再び外食の日々。炭水化物ばかり食べている印象だが、一週間くらいなら、どうということはない。
そうか今日は残業禁止なのか。
先週実家にマンガを忘れてしまったので、取りに帰った。誰もいなかったので、マンガ回収だけ行なった。
