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2008/10/4(土)

本日はバブリーに、クルーザーの中古艇を見学。
どんなものでも言えるのだろうが、やっぱり現場で実物見て話を聞くと、カタログや雑誌からでは分からない情報、船の設計コンセプトなんかがいろいろ得られる。一歩進んだ感じはする。とりあえず継続調査と情報の整理が必要。

まぁ何しろでかい買い物だ。なるべくバブリーでなく、ちゃんと実質的な選択になるように算段を付けるのが僕の役目だと思ってる。

近くのマリーナで、ヨットの展示会をやってるので寄ってみた。
ヨットマンの方々に話を聞くと、エンジンボートとは違って余計な音がなく、揺れ方も全然違うのが良いんだよ、とのこと。
確かに、波の音のみを聞きながら風に吹かれて進んで行くのも気持ち良さそうだ。一回試してみようかな。

最近は平日に全然運動していない。そのツケは週末払わなければならない。
マリーナまでのチャリ往復は思ったよりも疲れた。

2008/10/5(日)

本日は堅実に人生設計。
先週に引き続き、生命保険の営業やってる友人から生命保険の営業を受けた。 先週の1回目の話は大変面白く、ためになったと思う。とりあえず分かったのは、資産をどう扱っていくかは、自分がこれからどう生きていくかということを考えておかないと設計できないみたいだな、ということ。
となると、他人のケースも知りたくなる。 先方も知り合いを紹介してもらいたいらしいし、僕も視点を増やしたい。友人を誘って、もう一度話を聞いてみた。

より理解が深まったことと、さらに疑問が深まったこととできて、有意義な時間だったと思う。 なんだかかなり恐いことも聞いてしまった気がする。

とりあえずは、
・条件的には早く入る方が有利
・リスク分散を目指すとなると、いろんな形で資産もっておくのは良いことだ
・いますぐに僕が死んでも、金銭的に困ることはやっぱり特に無い

くらいのことが言えるみたいだ。
これも引き続き継続調査と情報の整理が必要。今はお金をどうしたいとか保障をどうしたいというより、情報集めて異見聞いて、勉強しておきたいかな。

久しぶりに同居人と飯を食う。
食材は乏しいが、一食作れるか。買い物に行って食材残しても、明日からはまた料理ができない。
今日もその葛藤に立たされたが、またなんかてきとーな残り物料理を開発。良い感じに食材使い切れた。

金具を買って来たので網戸を直した。今まで、摺動性がすごく悪くてすぐに外れてしまう原因は、予想外の箇所の寸法精度が悪かったからということを突き止めるのに時間がかかったが、正常に動くように修理完了。この家に越して以来の、長年の不満の一つが解消された。

2008/10/6(月)

今から10年くらい前、僕は理系の大学生で、世の中のネット環境はパソコン通信からインターネットに主流が移り変わっていく最中だった。

インターネット全体のコンテンツがまだ発展途上の初期のころ。
これから世の中を変えていくインターネットという新発明に対して、その世界の進展の先頭集団に入るのは、そんなに難しいことでは無かったと思う。(今と比較しての話だが。)
環境としても、世の中では28.8kbpsのモデムが主流の中で、大学の常時高速接続の環境、それがもたらすものは、何年かのちに来る時代を先取りしていたように感じていたし、実際にその通りだった。

そんな状態の中で、まだ誰も手をつけていないもの、やれば自分が先頭、2番手3番手くらいになれるものっていうのはいろんなところに結構あった。

たとえば旅行しながら日記をHPに更新していくのなんて、今では携帯とブログでそこらへんの高校生でもやってるが、当時は数えられる程度にしかそういうことやってる人いなかった。
設定とか、通信環境の確立とか、随分めんどうだったので、そういう作業+旅行いってコンテンツ作る作業、両方できる人は少なく、僕にとっては競合者の少ない状態だった。僕のHPのタイトルに「リアルタイム旅行記」っていれてるのは、そういうのが珍しい時代につけたからだ。

フリーソフトにしたって、今よりも数は少なく、需要はあったから、ちょっとおもしろいアイデア思いついて実現したら、注目を得るのは今よりもだいぶ簡単だったんじゃないかと思う。
学生時代は、パソコンに強いってだけで世の中のいろんなところから重宝される時代だった。

で、ネットの時代も進んでいき、便利で使いやすいシステムが普及してくる。パソコンに強い理系のあんちゃんでなくても、気軽に情報発信ができるようになってくる。

ブログがブレイクする前後のころ、僕もブログと似たような概念の必要性を感じ、自分でシステム作ろうと構想していた。 そのころまでは、オタクの個人プレイでも世の中の最先端に対し、やりようによっては太刀打ちできるような印象はあったが、段々時代の流れに追いつけなくなってきたな、と感じるようになる。このへんで学生では無くなったので、そういうことに時間を費やさなくなった、というのもあると思う。
自分でシステム作って、コンテンツ作れるっていうことが売りにはならなくなってくる。既に誰かが作ったものが十分完成度高く、手作りのツールの必要性はほとんどない。言いたいことがあれば、だれでも簡単にコンテンツが作れる。

そしてさらに時がたち、SNS、動画共有サイトなんかが世の中に浸透してくる。このへんで僕は完全にネットの世界の流れの後塵を拝すポジションに来たな、と思った。

なんていうか、記号や数字を駆使する能力が必要な時代から、ケータイ電話に象徴されるような、気持ち、感情のやりとりが求められる時代。
僕が得意なのは前者で、後者は苦手だ。世の中には後者の方が得意な人の方がだいぶ多いんじゃないかと思う。ネットが世の中全体に浸透してきたことの結果だろう。

以上、長い前置き。
「後ればせながら、mixi初めてやってみた」っていうのが、本当は1行で済む今日の日記的な記述。この項、明日以降に続ける。

2008/10/8(水)

mixiも相当普及しているらしいが、これまで僕がやってこなかった理由は、単に友達がいなくて誰も誘ってくれなかったことだが、そのことに対するやっかみを差し引いても、なんか肌にあわなさそうだなとは思っていた。

なんて言うか、仲良しグループの中へ自分だけ知り合いがいない状態で入っていくときの心地悪さ。
何かを共有し、仲間意識をもっているグループは、外からみれば排他的に感じる。仲間を作るという行為が、同時に仲間ではないものを作ることにもなって、排他的な行為につながって、そのあたりがなんか気に食わないというか。
友達を作ること自体を第一目的とした行動は、なんだか恥ずかしく、僕の行動ではないようもに思う。

まぁ、今までは特にきっかけもなかったので、そんなに興味は感じず、漠然とそんなような印象を受けていただけだ。
で、実際に覗いてみた第一印象では、今のところ印象はそういう覆られていない。まだちょろっと触ったところでの印象だが。

仲間内だけで閉じた人間関係って僕はなるべく避けたいと思ってるが、そういう匂いを感じる。 当人同士でしか通用しない会話が公開されてるのもなんだかアレだし、こりゃアウェイゲームかな。 他人を「友達」と「友達でない人」に分け、そこに待遇の差を与えるというのは僕の好みではない。毎日いろんな人にコメント送るのは僕にはたぶん不可能だし、ずっと送らずにひんしゅく買うのも面倒だ。

とはいえ、やろうとしていることは、もしかしたら近年僕がやってきた活動に通じるのかもしれない。
最近の僕が立てる旅行計画は、なるべく知人同士でない人たちを参加者にいれるようにしている。見知らぬ人同士で旅行いっても、すぐに仲良くなる。 新しい人間関係が生まれて行くのは楽しいことで、機会さえあればそんなに難しくない、という考え方に基づいてやってきていて、その考えはだいたい実証されてるんじゃないかと思う。 たとえばこのへんの話→

「信頼できる者が責任をもって紹介する者は、信頼できる」という、グーグルのページランク的な思想はすごく正しいと思ってるが、mixiはそういうことをうまく利用できるシステムになっているのかもしれない。

まぁ何しろ短期間で世の中に広まることのできた、力のあるシステムだ。いろんな要求に答えられる、懐の深そうな印象は確かにある。いろんな使い方できるみたいだし。

更新のツール類も便利っぽい。
何でもかんでも自作にこだわって、何日もデバッグ作業に費やすヒマも、最近は作れない。 僕ももういい大人(おっさん)なんだから、そろそろ他人の作った世界を認めて、その恩恵を素直に受けても良いのかもしれない。テキストエディタでタグ打ち間違えて、レイアウトのぐちゃぐちゃになったページ作るよりはだいぶ便利そうだ。使えそうなところは利用していけば良い。

この数年間をみていると、安田悠という人間は、僕が当初考えていたよりもマメなのかもしれない。mixiみたいなサービスとうまく結び付く可能性も、ないわけじゃないだろう。

というわけで、とりあえずこの件も継続調査。

2008/10/9(木)


久しぶりに飲み屋とラーメン屋以外の店が営業している時間に新宿に着いたので、飲み屋とラーメン屋以外の店で晩飯を食う。

2008/10/10(金)

久しぶりに本来の職場へ。なんだかいろんな人に気にかけてもらった。 あるいは、いろんな人に珍しいものを見る目で見られた。

脱ホテル生活をアピールしておいたので、やがてそうなるだろう。

父島で買ってきたハチミツを渡すという名目で、数年前に母島であった人たちと飲み会。先日の日本酒研究会に来れなかった人たち、というくくり方でも良い。


けっこう珍しい銘柄らしい

これまでの旅の話。これからの計画。その他いろいろ。
ポニョの感想、完全にツボが一致する。
Mっちゃん、相変わらずブレーキかけずに酔っ払っていた。帰り道に逆立ちとかしなかっただろうか。


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