2008/03/14〜16(金、土、日)
出張先から戻るところは竹芝桟橋。二年ぶりの八丈島へ向かう。
今回は８人。僕を含めて３人がガーデン荘常連、４人が初八丈島。ま、酒飲みツアーだ。
恒例、東京湾での宴会。
やはり今回も、誰かしらが知り合いに遭遇する。
今回はＭっつん。夏休みに小笠原であった人達が、御蔵島行ってイルカ見てくるそうだ。
船はだいぶ揺れた。荒れているというよりも、うねりが大きかった。 波高よりも波長の問題なのではないかと思う。
上陸。僕は４度目。
何だろうね。この空気の心地よさは。
花粉と排気ガスがないって言うのと、春を先取りした快い暖かさと、爽やかな潮風と、森からの空気、ってところだろうか。
５月、梅雨入り前の爽やかな時期のイメージ。
まずは酒倉見学。焼酎「情け島」作っている八丈興発さん。
何かを作っている過程を見るのって面白い。それがおいしいものであれば尚更だ。八丈島はいくつか酒造があるが、どこも小さなところなようだ。八丈興発さんでもていねいに親切に対応してくれ、何だかお酒も作りたくなってきた。法律に触れるんだっけ。調べてみるか。
まず芋を粉砕。そこに麹をかけて原料とする。
麹には米麹、麦麹などがあって、八丈島の芋焼酎は麦麹に芋を混ぜる（うろ覚えなので違ったかもしれない）。一口に芋焼酎、麦焼酎と言っても、米麹なのか麦麹なのかでも風味が変わって来るそうだ。ここでは麦麹に麦の「情け島」、麦麹に芋の「鬼ころし」が二大銘柄。
麹と混ぜた原料を蒸す工程。
ここで発酵させる。毎日２回、手作業でかきまぜる。
適温の状態にしておき、発酵が進むと酒になる。甘いお酒らしい。アルコール度数は１８度くらい。日本酒の状態だな。
蒸留させると焼酎の原酒ができる。度数は４０度。
一万升、18000ｌの焼酎。
これを水で薄めて、２５度とか３０度の焼酎をつくって店に並べる。 原料から焼酎ができるまでは、２週間程度だそうだ。
樽にいれてしばらく貯蔵しておくと、また口当たりが変わってくる。 樽入り、５升で３万円程度。家の財産として、ひとつ欲しいぞ。
ガーデン荘のある中之郷へ行くにはどうしても通る、大阪トンネル。
ここからの景色は好きだ。これからもたぶん、何回も通る。
- 昼食
- あしたばそば
ガーデン荘で作ってもらった。
さて昼食後、せっかく晴れているし八丈富士登りに行くかって計画だったが、我々は船旅の疲れと昼食後のけだるさの中にいる。 ネコと遊んだり、足湯に浸かったりしてるうちになんとなく流れる。
おりあえずレンズをアオっとけ
まぁ、海見たり、滝見たり、キョン見たり、温泉入っていればまた晩飯の時間になる。だらだらドライブ、だらだら観光。
- 夕食
- 島ずし
- あしたばと魚のすり身ハンバーグ
- あしたば天ぷら
- 刺し身
- 焼き魚はトビウオ
- その他小皿
- トビウオくさや
今夜は居候していた無銭旅行者の若者以外は我々の貸し切り状態だった。 やっぱりここのごはんはおいしい。ふとした瞬間に海苔の島寿司が食べたくなることがよくあるが、久しぶりに実際に食べるとやっぱりおいしい。
宴会モードになれば、また色んなつまみが出てくる。 お母さんも相変わらず饒舌。二人の掛け合いを肴に、そのへんに転がってる焼酎もどんどん進む。
八丈の島自体もおおらかで男らしくて魅力的だが、僕を含めて友人たちも何度も足を運ぶのは、この囲炉裏を囲んで酒飲んでるのが面白いからだな。
なんだか色んな夢を見ながらよく眠り、だいぶ疲れもとれた。他の人たちはずいぶん夜更かししてたみたいだ。
今日こそ八丈富士。
頂上部にかかっている雲はとれてくれるかな。
水平線と空とが混ざりあった青を見ながら、階段のぼって標高を上げていく。
お鉢巡りは３０分強。900ｍに満たないとは言え、さすが伊豆諸島最高峰。
変化に富み、威厳のある山だ。
残念ながら雲は晴れず。
次は晴れている時に来よう。左手にどこまでも広がる太平洋を望み、右手に深く緑に覆われた、いにしへの火口を見ながら歩こう。八丈小島にも行こう。
下山後は牛乳。自販機でも中身は牧場の味。
そしてカレー。中田商店にて。
今日はいつものトマトのやつではなく、帆立が入っていた。
トマトは入荷できなかったということだが、これもおいしい。
温泉入って、再び中田商店。
あしたばミックスソフト、あずき入り。
- 居酒屋＠品川
夕方まで遊んで、あっというまに内地へ戻る。
品川にて反省会。酔っ払いながら今後の企画を話し合う。
皆も、ガーデン荘気に入ってくれたみたいで嬉しい。
