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2007/3/10(土)


今日も早起き。朝日を浴びて出発。

本日の業務内容。
バスは10:08に美濃戸の登山口につく。そこから赤岳鉱泉までが標準タイムで3時間、赤岳鉱泉から硫黄岳往復が3時間45分、これを終業までに行なう。その後の残業時間は、天気が崩れるまで夕日と夜景の撮影。できれば小屋から30分くらいのところにある展望台から。終業は17時半ごろの夕日となるはずだが、天候の悪化がそれよりも早ければそれが終業のベルとなる。そのときまでに業務終わっていない場合はサービス残業、できればやりたくない。天気が悪くなったら業務終了、温泉はいって酒呑んで寝ちまおう。

要するに、スピードが問題になってくる。安全性の面でも、景色の美しさの面でも、早ければ早いほど有利だ。小屋どまりだし、天気はそれほど期待できないし、荷物は比較的軽くした。

赤岳鉱泉までのゆるやかに登っていく道は、万事順調。1230小屋着で、30分短縮できたのは予想以上。
チェックインして13時出発。少なくても大部屋では一番のり。どうやら冬は温泉入れないらしい。久しぶりの入浴なのに!

荷物の大半を宿において、硫黄岳までも順調。


稜線に出たときの喜び。八ヶ岳の稜線なのに風は弱い。
迷いもあったが、やっぱり来て良かったなと思う。かなりハイテンションになる。

硫黄岳登頂後、ちょっとくだって赤岩の頭にて。

上でゆっくりして、降りるのは早い。雪があるからこそできるスピード。たぶん夏道の半分くらいの時間しかかからなかったと思う。


薄墨を流したような雲に覆われてくる。
天候悪化の兆候となるこの雲の名前はなんと言うんだっけ

ここから残業時間。そろそろ疲労が出てきたようで、展望台までの30分の、それほど急峻では無い道もけっこうこたえた。天候は予想どおりのど真ん中なところで、危険はないが今日の夕日は無理かな、というっところ。熟睡はできる。


赤岳鉱泉、温泉やっていないのに素どまり6000円というのは割高に感じる。確かにそれでも文句のいえないような、きれいで快適な施設ではある。食事付きだと8000円だが、見た感じとても豪華だ。下界のペンションなんかと比べてもそれなりに満足度が高そうなメニューを出している。
僕は自分の作った食事は好きだし、安くなるし、それに時間の自由が利くし、自炊の方に優位性をみいだすが、この小屋で2食付きを頼むのも良い選択だろう。友人連れてきたら頼むかもしれない。

でも山小屋の満足度って、ボロければぼろいほど上がるという不思議な側面もあるのだよなぁ。もちろんぼろいだけではだめで、設備の貧弱さをおぎなう何かを僕は喜ぶのだろうけど。

赤岳鉱泉はそういう宿ではなく、誰がきても快適なところ、というかんじだ。不自由な登山者の一夜のやすらぎというよりは、アイスクライミングを趣味にしている人の快適な宿、というのが第一印象。
具体的に言うと、僕以外に自炊している人が居ない。自炊するほうが2食つきよりも大変なわけで、そういう人のほうが話しても面白いし、同じ境遇なので話しかけやすいのだが、そういう人が居ない。まぁここはテントも貼れるから、そういう濃い人は中途半端に小屋で素どまりせずに外でテント泊するのだろうなぁ。

まぁとにかく、今日はやろうと思っていたことをほぼ行なった。明日は少しくらい天候崩れても、「とりあえず林道くだった。それだけ。」とか、大して問題の無い記述になるだろう。あとはお風呂入って、18きっぷでだらだら帰るだけだ。
たまにはゆっくり眠ろう。粉雪もぱらついていることだし。消灯時間どおりに。

2007/3/11(日)


朝ゆっくりとマンガでも読んで、ほとんどの登山者が行ってしまったあとの8時ごろに出発。
ほどよく積もった雪のじゅうたんをテッテケ進み、あっという間に下山。

予想以上のスピードで下山したため、ゆっくりとお風呂に入ることができた。

雪はやみ、駅についたころから青空がどんどん広がり、おだやかな日曜日が広がっている。 もう一泊すれば星空もきれいなのだろうけどそうもいかず。
18きっぷ買って、新宿へ向かう。

2007/3/12(月)

非道い!HPのデータのほとんどが消えている。
多分消したのは僕だ。昨日酔っぱらって帰って、前後不覚のまま「今日のごはん」を更新しようとしたが、なかなかうまくいかなかったことをかすかに記憶している。

おおむね復旧させたが、バックアップは完全ではない。いろんなサーバーにデータを置いているので、だいぶデータの管理が面倒になっているし、実家のパソコンやネットカフェを作業PCとして更新してきたこともある。サーバー上にあるのが完成されたデータという形にしていたので、こういう状況はけっこう嫌だ。
バックアップもとっとかなきゃいかんし、更新作業も見直しが必要だなぁ。

2007/3/13(火)

方手間の料理。知らないうちに数皿作っているのだから、慣れというのは便利なものだ。


蒸しパン作った。むっちり成長するのでびっくりする。

2007/3/15(木)

スーパーのレジでは、なるべく可愛い女の子が打っているところには並ばないようにしている。
僕はケチくさいので、半額のものがあれば好んで買うし、たいていは値段を気にしながら食材買っている。細かくは計算しないが、だいたいいくら分買ったかは分かる。だから、レジ係がうち間違えると結構な確率で気付くのだが、そのときに相手が若いお姉ちゃんだとクレーム付けにくい。ケチではあるが、やはり男はそんな細かいことにいちいち文句言うべきではないなと泣き寝入りしてしまう。どちらかというとおばさんとかお兄ちゃんのほうがクレームつけやすいが、最初から間違えないでいてくれるのが一番良い。

今日のレジ。二つとも、若い女の子が打っている。
片方は、いつか半額を見落とされたことのある可愛い娘。空いていたこともあるが、もう一方の見たこと無い娘のほうに並ぶ。 あぁしまった。こいつまだ研修中か。そのアスパラは国産158円ではなくメキシコ産98円のほうだ。この米入りパンは半額だったから買ったのだ。昔その隣の子は半額に気付いてくれなかったが、今回も見落とされてしまった。
やっぱり泣き寝入り。近ごろはだいぶ慣れてきた感のある隣の子のほうへ並ぶべきだったか。

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