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2005/04/02(土)

特に忙しくない日って、料理も選択も掃除もまじめにしないことが多い。
夕飯は外食。初めて来たが、横浜周辺では良く見かけるチェーン店。まぁおいしかったが、にらがちょっと生だった。


今週末はモンペルの北アルプスで雪洞掘って泊まるツアーに申し込んでいたのだが、申し込み人数不足により中止。まぁ今年の冬は2500m峰のテント泊も雪のルートファインディングもできたので、満足はしている。

今日は一日中引きこもり。パソコンとトイレの往復したのみ。
DailyPaper1.30完成。近日公開。

 

2005/04/03(日)


びんちょうまぐろが安かったから、すじことにんじんで紅三様丼。すじこには(ますこ)とも表記されていたが、これも鮭ではなくニジマスなのだろうか。どっちでも良いが。
そういえば昼飯も寿司食ったぞ。昼は大倉山の駅前で、にぎり(924円)だったからまぁいいか。


大根おろしをかけて。


ごま油をちょっとかけて。


菊名の図書館行った後、横浜で買い物。テント用品(9632円-サービス券2000円)、釣り具(5597円ーサービス券200円)、カメラの防水ケース(17640円)、写真用品(ポイント内)、山の衣類(3675円)、マンガ(1858円)を買った。 今月の駐車場代(12600円)払って今週の食料(1826円)を買った。
今日一日で先月使った額の1/3を使ってしまった。特に無駄使いをしたわけでもないのだが。

横浜みなとみらい地区。
はなやかなショッピングモールと空き地とのコンストラストが素晴らしい。アジア的な、雑然とした歴史がない。
暇な休日にサイクリング(というか買い物の帰り道)にくるが、この景色はまさに今しか見られないのだろうと毎回感じる。 横浜に住んで2年足らずだが、その間でも空き地の境界線が追いやられている。数年後に来たら、当時は何もなかったなどと思い返すのだろうか。

 

2005/04/04(月)

1パック2切れ入り半額の切り身と50円引きのすじこを買った以上、前日と似たような献立になってしまうのは、いたしかたのないことである。

 

2005/04/05(火)

今日はちょっと趣向を変えてみる。
大根とたまねぎ切って、ゆでたモヤシとほうれん草、まぐろのさしみをのっけた。 イタリアンドレッシングかけた。

じゃがいも切って茹でて、塩こしょう振って、塩っ気のあるすじこと和える。 アラスカとかシベリアを想像しながら食べる。

 

2005/04/06(水)

ラブホテルというとただでさえ秘密めいた場所だが、そのホテルにはさらにその奥に、ある秘密基地を持っていた。水曜就業後、夕方から夜へと変わっていくころ、課の先輩、後輩の男3人でそこへ向かう。
さぁ飛び出せ夜の東京湾へ!今夜はルアーシーバスのナイトフィッシングだ。

これまで僕は、ルアーで魚を釣った記憶がない。何度か挑戦したことはあるが、無視されたりばらしたり。 実績がないので、ルアーに対して確信をもって釣りをすることができない。
スズキ。ルアーで狙うと海のブラックバスということで、シーバスと呼ばれる。和名でも成長過程に応じてセイゴ、フッコ、スズキと呼ばれる出世魚だ。いわずと知れた高級魚にして、近場で狙える最大級のターゲットだ。1年中釣れる魚だが、春は狙いやすい季節だという。冬が終わり、そろそろ釣りでもしたいなぁという季節なので、これまでも春の夜に何度か狙ったことがある。
だが僕には縁の浅い魚だ。そこらじゅうではねているのに丸ボーズだったり、せっかくかけてもタモがなかったり、小さいのしか釣れなかったりで、良い思いをしたことはないに等しい。 この流れを変えようと思い、今回は「バレントン」というところでボートのチャーターをお願いした。その道のプロに頼めば、確信を持って釣りすることができるはずだ。

ホテル裏の桟橋を19:30ごろ出航。非日常空間へ入る。 今日は風が強く外海は荒れているようだ。横浜港から北へ向かい、京浜運河内の障害物まわりを攻めていく。 船で狙うといっても、大海原へ出るわけではない。教科書どおり、護岸のふち、常夜灯周り、橋げたなんかを狙う。陸っぱりと大きく変わるわけではない。 船を使うと有利なのは、立ち入り禁止の場所でも狙えるところ、移動が簡単なところだろう。一つのポイントで10分くらい、少しずつ船を流しながら狙う。投げる場所のほぞすべてが新しいポイントとなり、魚と遭遇するチャンスは増えるのだろう。そしてよくまぁこんな狭いところへ、というような場所にも船を流す。僕も船の免許を持っているが、これは若葉マークの船長にはまねできない。
が、どうも今日は反応が良くないらしい。 僕のシーバスに対する経験は上記のとおりだが、3人の中では一番あるのだろう。先輩は中高生以来のようだし、後輩にいたっては釣りそのものが始めてだ。それでもわーとか何とか言いながら小器用にルアーを投げている。

1時間ほどたち、先輩が一匹目をあげ、全員ボーズは免れる。久々の釣果に興奮気味の様子。あぁやっぱりでかいあなぁ。
次に向かった横浜港のタンカー脇が今日一番のヒットポイントだった。先輩がいっぴきばらした後、僕が連続ヒットさせる。その間に先輩が1匹、今度は確実にあげる。 先輩が釣ったのは50cmくらいあったが、残念ながら僕の釣ったのは両方ともアジよりはでけぇかな、という程度。タモなしで簡単に抜き上げられた。

次に向かったのは、多分横浜港入り口のところにある港湾監視用の桟橋だと思う。 釣れるポイントらしいが、今日は波が高い。一応様子を見てみるということで、10分くらい流す。 これで僕はダウン。このときは持ちこたえたが、ベイブリッジの足もとににこませをばらまいた。スズキはこませに寄る魚ではないが。
その後も何度か復活して粘るが、やっぱり体の芯に力が入らない。 どうせ反応はあまりないし、寝ていれば楽なのだから、そのようにしたままタイムアップ。

船中4ひき。我々は初心者であり腕の問題もあるだろう。しかしHPの最新釣果を見ても、やはり状況が良くなかったようだ。(約1名とは私のことだ)
季節としてはかなり良い時期のはずだが、今日は波も荒く、魚のやる気もなかった。自然相手なのだからそんなものだ。

今回もおいしい思いというほどのことは経験できなかったが、結果的には満足している。 目標に向かって計画をたて、実行した。ルアーで魚が釣れることがわかった。何しろ仕事が終わってから夜の海に出られる。 また行けばいい。次はきっと大物を上げられる。
船酔いに関しても、それほど問題視していない。酔ったのは小笠原での釣り以来1年ぶりだが、このところ確実に船酔いを克服しつつある、と感じている。 今回は荒れた海、空腹、睡眠不足、酔い止め飲んでいない、糸が絡んだ、酔うための条件がきれいにそろっていた。まだ克服途上の身、酔わないわけがない。これでも1年前から見れば進歩している。

せっかく釣ったのだから、おいしく食べる義務がある。その為には血抜きなどの処理が必要だ。 それならば、いっそのこと刺身にして食べてしまおう。我々は、釣り後の食事にラーメン屋ではなく自らの手で料理する道を選んだ。もう夜も遅いが、私は空腹だ。

さすがは高級魚だ。おまけに台所まで生きていたやつだ。(船の乗り場は、寮から10分程度) 身が良く締まっている。こういうのはもっと薄く切ったほうが良かったのかもしれない。 アジなんかの小物とは違って、食べでがある。50cm弱のをいっぴき裁いたが、3人が腹一杯になった。

毎回ご馳走してもお世辞を言わない後輩の評:
「今回はほぼパーフェクト。惜しむらしくは肝の酢が濃かった。」

 

2005/04/07(木)

昨日血抜きをさぼったやつ。言わなきゃわからない程度なのかもしれないが、やっぱりちゃんと処理しておいたほうがおいしいんだろうな。
塩、ニンニク、バター、ぶなしめじに、魚体をほうれん草で包んだ。


ここのところ残業ぐせがついてる気がする。集中して終わらせて、早く帰るような生活にしないといかんなぁ。

 

2005/04/08(金)

僕の口から発するすべての言葉が吸収されている。僕の経験、知識、発想、関心ごと、抽象的な概念、それらが伝わっているのがわかる。
相手の思考、感情、理想、迷い、そんなものが理解できる。
喉の渇きが潤されるような、冷えきった体を湯に浸すような。

冬に会って春に会ったから、次に会うのは夏ごろだろうか。

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