星の写真を撮るっていうことを、自然界で時間を使うための手段にしているんじゃないかと思う。 そのことを切り口にして、より深く自然の中にいられる。
「これ」っていうような光景にたどり着くためには、どの山へ行くか。どう行動してどこに泊まるか。 星の光は人工の光を嫌うため、なるべく人の手の届いていないところへ行きたい。より奥へ、深くへ、高くへと。 星の写真を撮ることを目的として野外へ出るが、最終目的は別のところにあるのかもしれない。