行程浜名湖-伊良湖岬-鳥羽-津快走。まだ昇りきらない太陽を背中に、逃げるように西を目指す。 伊良湖岬まで、海に沿ってゆるやかな起伏が続いている。付近は農園が点在し、その中央に国道42号線が走っている。 ユースホステルのような場所には、やはり似たようなものが集まる。18切符、バイクツーリスト、チャリダーなどの一人旅が中心だ。朝が早い人が多く、僕も6時前に出発できた。 道はゆるやかなアップダウンが続く。そのたびにエンヤコーラと登りあがる。そして下りはあ゛ーーっと叫びながら下っていくのが正しい。 伊良湖岬が近づくと、太平洋自転車道があらわれ始める。
輝く海を一人じめにできる、快調サイクリングだ。こんな天気のよい日にこんなに気持ちのよい道ならば、僕は何千kmだって走ることができる。 太平洋自転車道とは、 伊良湖岬のそばで写真を撮っていると、一人の紳士に声をかけられた。二言三言話をすると、僕と似たような趣味があることがわかる。何だかそういうニオイってあるようだ。
フェリーで約1時間、海をわたる。確か海上八里とか船中八策とか言うれっきとした東海道の一部だ。 この道をとおった偉大なる先輩として、弥次喜多の二人がいるはずである。(註:どうも違うらしい。海上七里というのはもっと名古屋のほうだ) 鳥羽から30分ほど漕いで二見浦。今日もお昼の海水浴の時間だ。 午後。 「風を感じる」という表現は、比喩でも詩的表現でもなく、ありのままを述べた、現実的な言葉だ。 (8月8日 記) |
前へ | トップ | 次へ |
ホーム |
本日の走行距離 | 127.20km |
使用金額 | 4593円 (うちわけ 食費 2903円 交通費 1390円 入浴 300円) |
サーファーと海 |
人通りは無くても彼等は集まる |
快走 |
快晴 |
伊良子岬 |
|
短い船旅だ |
田園の道 |
おばあさんが夕涼みをしていて 露営場所を案内してくれた |
前へ | トップ | 次へ |
ホーム |