自分史上では最大のケガだったが、三ヶ月経ってだいぶ日常生活に復帰してきた。三笘の戦線離脱と同期間くらい。南野のケガよりだいぶ短い。
お盆前後から自転車通勤も復活。 この三ヶ月で通勤中に読んだ本の中で印象に残ったやつをリストアップ。
共に京大を舞台とした青春小説。文体が軽く、キャラが濃かったり、設定が摩訶不思議だったり、マンガ化しやすそう。
いまスピリッツでも、京大生のラブコメマンガ連載しているが、京大は青春ものの舞台にしやすいのかな。
京大行けば良かったな。
頭のいい人が難しい哲学の話を分かりやすく面白く書いた本。
これもまたマンガ化しやすそうな話、というか、キャラをマンガ的に配置することで哲学を分かりやすくしてるのだが、元々ライトノベル用に考えた話らしい。
最後のオチもマンガ的で、素晴らしいと思う。
星新一のショートショートと、ビジネス書的な未来予測本が合体してる形式で、これまた読みやすく、面白かった。
上記小説は、どれもスラスラ読みやすく、それでいて面白かった。中二の娘にも勧めたら割と好評。
一方、通勤電車の暇つぶしという目的には、二往復低度で読み終わってしまう欠点がある。
疲れたときでも読み進むし、ただの暇つぶし以上な読後感はあるのだけど。
未来予測本がSFみたいだったので、古典的SFも読んでみよう。
映画ブレードランナーの原作だが、僕は映画は見ていない。原作のタイトルもけっこう有名だよね。
人間とほぼ区別がつかないアンドロイドを倒しに行くが、アンドロイドたちもけっこう人間的に生活していて、敵とみなして良いのだろうか、というような葛藤が、AI時代と少し通ずるかも。
うちの子供にも読ませようとしたが、あまり気に入らなかったようだ。
とても面白いし、難しい概念を分かりやすくストーリー的に伝えていると思うのだけど。訳文的な文体に慣れていないのかな?
最新の世界情勢を踏まえたハラリさんの大人向け新作を期待してるのだけど、彼はいま子供向けの執筆に力を入れているのかも知れない。 人類の未来を明るくするにはその方法だと考えているのだろう
本屋ウロウロしてたら、ジャレッドダイヤモンドの未読本を見つけて嬉しくなった。
日本に対して大変好意的な一方、他国に対しての太平洋戦争の責任を果たしていないという指摘が印象に残った。
確かに、子供の教科書を見ても、我々日本人は可哀想な戦争の被害者、という描写ばかりだよなあ。
けっこうひどい加害者だったという事実を認め、そこから新しい関係性を作っていく姿勢は大人として必要だ。
特許取るだけじゃあ大して意味ないよな、とか思い始めたが、どうやって活用するかを扱う本は案外少ない。
オオカミ特許のほうは、なんで知財の人は分割出願が好きなのかが分かった。
面倒くさいだけで、最初から素直に登録目指すほうが分かりやすいと思っていたが、確かに、広い範囲で権利化するだけがゴールではなく、狭い範囲で権利化→他社が回避→分割して他社実施範囲を権利化→侵害訴訟 という手段は、うまくいけば痛快だな。
喧嘩の作法のほうは、元本田の知財部門の方の体験談。こちらのほうが知りたいことに少し近かったかもしれない。
期待して読んだ割に府に落ちず。
現代への問題点指摘は良いのだが、それに対する解決案に納得感が得られなかった。
何だか妙にマルクス偉い、みたいになるが、中高生の頃に流行ってたMMRというミステリーマンガで、ネタに困るとすぐにノストラダムスを持ち出す姿勢を思い出してしまった。
資本主義には社会問題を引き起こすような欠点もたくさんあるけれど、人々を功利主義的に行動させるのは、各人を非常に効率的に臨機応変に行動させる効果もある。
それを忘れて安易に否定すると、現代の社会問題を解決するどころか、社会が成り立たなくなる。
著者の主張では、現代社会を維持できる気はしなかったな。