娘のチームの子たちは、皆サッカー経験は1年以下、ひいき目に見ても同学年では平均的レベルのプレイヤーだ。
が、全員トレセン選考会の選考会受けてこいということになり、引率する。
選考会では、とりあえず5チームくらいに分けられて、ゲームを2試合ずつ。
やってることは、一月前のサッカーイベントとほぼ同じだし、参加メンバーもほば一緒。
選手登録してる子の大部分が参加してるようだ。
が、交流を目的としたイベントと異なり、スタッフも競争をあおり立てて、緊迫した雰囲気。 まあ子供たちも、これからいろんなことで競争にさらされるだろうし、サッカーでこんな空気を味わうのも良い経験になるだろう。
サッカー協会のスタッフたちの対応に振り回された。
現実にはまだあったこともないし話もしたことも無いが、チーム代表から聞く話し合いの内容からも、細かい正義を盾にしていろんな人の都合を考えられてないな、という感じの判断が多く、この日もグランド確保で相当な落ち度があった割には大人としてどうなの?といった対応。
まあ何というか、部活の顧問とかに多く居たタイプの人たち何だろうな。
地域レベルのサッカー協会のスタッフは、きっとかなりの熱意をもってやっているボランティアなんだろうが、他人の都合にそこまで気を遣える訳でも無く、自分の正義を一方的に信じてると言うか。
なんか久しぶりに校風担当のうるさい先生みたいな対応をされて、腹もたったが懐かしさと言うか、地方サッカー協会の裏方たちの顔が見えた気がした。
そんな人じゃないとボランティア務まらない気もする。
先週金曜あたりから匂ってきた、台湾工場への量産支援は、部長の命令により明日から行ってこいということになった。
行くこと自体は構わないのだが、やることやってから行ったほうが効率良いと思うのだが。
一日移動日。
台湾までの距離は国内と大差ないとは言え、ヨソの国まで行くのだし、直前に決めて高雄直行便も取れなかったので、こうなるわな。
宿やチケットの手配も考えると、仕事は一日半遅れることになるはずだが、部長が役員会なんかで説明する際には「社内で対策したほうが効率的です」と言うよりも、「開発者を現場に向かわせました」と言ったほうが納得されるんだろうな。
まあ、僕としては台湾好きだし、週末の予定も調整できそうだし、どうせいつかは行くことになっただろうから構わない。
もともと、量産工程で活躍する能力も気概も不足しているので、現場にでも行かせられないと真面目に考えないかもしれない。 その場に行ってみないと状況も分からない、というのも確かではある。
丸二日間働いて、おおむね任務遂行。
量産で問題になっていたボトルネックは、僕の想像通りの内容だったので、準備してきた対策がバッチリハマった。
委託先には感謝されたが、本来はここまでやってから量産移行しろよという話なので、自社工場ならもっと怒られる気がする。
まあ、今回はスピード重視したかったし、そこらへんは開発、設計、生産のチームワークで乗り越えるべきだ、ということにしておく。
現場乗り込む必要性については、必須とも感じなかったが、無駄ではなく、特に今後のコミュニケーションについては役立つだろう。
コミュニケーションの必要が無くなるほど生産が順調に進むのが理想だが、そうもいかないだろうし。
台湾来るのも久しぶり。
絶対パスポート切れてると思ったが、ギリギリ残っていた。
移動、ホテル、工場、接待レストラン行ったくらいだが、特に大したトラブルも無く。
日本円が弱くなったのか、物価がだいぶ上がったようだ。
海外行くのなんて久しく忘れていたが、スマホ普及、コロナの減便なんかで、飛行機の待ち時間が体感的にだいぶ短かった。
子供たちも大きくなってきたし、そろそろ海外旅行も行けそうだな。
台北駅前のカプセルホテルみたいな安宿泊まって、朝の便で帰国。昼前に帰宅。
夕方から姉の家でパーティー。
もうすぐ家族全員で海外留学とのことで、送別会。久しぶりに叔父夫妻とも会った。
朝まで泊まらせて貰ったので、酒も飲める。
娘のチーム、4年生以下のローカル大会。
高学年はだいぶ力がついてきたように思うが、6年生が抜けるとお団子サッカーに戻る。
周りに気の利いた子がいれば、少しはボールも回せるんだけど、自分たちだけだとまたずいぶんな初心者サッカーに戻る。
とはいえ、他のチームもそこまで強い訳でも無く、勝ったり負けたりで、中の下、下の上といった成績。
来年は主力の6年生が抜け、5年生は男子チームに移籍する。うちはほぼ今日のメンバーが主体だが、他のチームは現5年生が残るだけ、もう少しレベルが高いはず。
しばらくはなかなか勝てないんだろうな。
とは言え、皆3ヶ月前に比べれば着実に成長している。焦ることも無いだろう。