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2021/11/19(金)

今日からキャンプ。
子供が小学生になると、飛び石連休よりも金曜放課後発というほうが現実的選択肢となる。

最近「ゆるキャン」にハマっているらしい姪っ子とうちの子たちに対して、コンセプトは夜景と温泉+アクセスの良いところ。
ほったらかし温泉のあたりなんかはバカみたいに人気があるようで、到底予約できない。 予約したのは御殿場界隈。昔夜景写真を撮りに行ったことがある、金時山の中腹。箱根の帰り道に通るところで、アクセスが良い。

会社は1日休み、朝から荷造り。
朝妻はなんだか体調と機嫌が悪く、判断力が低下していて捗らないが、まぁ仕方がない。

オートキャンプなので、車に荷物詰め込んでしまえば何とかなるし、御殿場なら買い物にも行けるので最悪の事態を想定しても、大して悲惨じゃない。娘の帰宅までに何とか荷造り終えて、予定通り15時発。

東名工事の影響で少し渋滞し、16時半にキャンプ場到着。


受付していると日が沈む。

キャンプサイトは窪地にあって、展望は利かない代わりに風は来ない。 少し歩くとチョコチョコ景色のいい場所はある。

コテージとテントサイトを一つずつ借りた。
コテージは6畳間が2部屋で布団つき。部屋自体は可も不可もない感じだが、屋外スペースが充実している。区画が広い上にお手製焚き火台、椅子なんかが標準装備。 テントサイトもスペースが広く、焚き火台や床下パネルつき。 なんだかずいぶん使いやすいところだ。

日が短い時期で、すぐに暗くなるが、とりあえず温泉へ行こう。
今日は、限りなく皆既に近い部分月食の日だ。このエリアは西側の展望が良いが、東側のお月様を見える場所があるかどうか。

温泉は、徒歩圏内かと思ったが、やや面倒。確実に湯冷めするので車で行く。


露天風呂や駐車場からの月食は雲越しだったが、キャンプ場で夕食の支度していると結構よく見えた。

11月下旬の山間部キャンプ、もっと寒いかと覚悟してきたが、そうでもない。ちょっと厚着する程度で、案外ずっと野外に居られる。


晩飯は鍋。


姪っ子の誕生日祝いのケーキ。売れ行き好調。

2021/11/20(土)


もしや、と思って起きてみると、今日はパール富士。
昨日のほぼ皆既月食より嬉しいかもしれない。
このエリアは富士山近いので、パール富士率高そうだ。


そして赤富士状態での日の出。娘と一緒にみる。


場内に落ちている木で焚き火しているうちに、子供たちはお餅を焼き始める。
お餅嫌いなはずの長女も結構喜んで食べていた。

今日のメインアクティビティは金時山登山。
子連れで登るちょうど良い山として、けっこう前から狙っていた。


金時神社からの往復を考えていたが、入り口を一本間違える。
林道が新しく整備されていて、ズンズン登っていくうちに登山道を何割かショートカット。 引き返すところもなくトンネルを越えると、都合良く駐車場があった。
山登りが短くなってしまって残念がるべきか、三歳児連れてく負担が減って喜ぶべきか、まぁ駐車場代は浮いた。


登りやすい尾根道をズンズン登っていく。
さすが人気の山で、すれ違う人も絶えない。
それほどの危険個所もなく、3歳児もおおむね何とか登る。


頂上も大混雑。隙間を見つけて昼食。


なめこ汁が名物らしいが、確かにこれは美味い。見逃すべきではない。
どうやらうどんにもナメコ入っているようだが、そちらも食べれば良かったな。


下山時はチビさんに何だか変なスイッチ入り、全然言うこと聞かずに危なっかしい。
そういう時にママと行くと、さらに甘えて言うこと聞かない子供と、さらに心配するママでいらいらスパイラルに陥る。

途中から、車酔いを避けるためより下の下山口に戻る姪っ子・妻チームと、車に戻るチビ・僕チームに別れ、まぁ無難に下山。


晩飯はカレーとバーベキュー。
今晩もそこまで寒くなく、野外で飲み続ける

2021/11/21(日)

帰宅前に軽く遊ぼうと、近隣の観光施設から高松宮記念公園へ。


紅葉が盛りかなと思ったが、まぁまぁ、というくらい。 案外、キャンプ場内のイチョウのほうが鮮やかだったかも。

雰囲気のいい場所だったが、子連れキャンプ最終日に遊びに行くところとして、大失敗ではないにしろ、大成功でもなかったかな。まぁ、それよりも良い代案があったわけでもないが。


御殿場って結構な保養地だったのね。
飲食店も高級店が多い。

昼飯は、ちょっと高級な中華。思ったより高級というか、コース出すようなところで、予約しないで行ったらだいぶ待った。
野菜を売りにしたメニューは美味しかったし、店員さんの応対も良かったので、まぁ良しとする。

夕方の渋滞に巻き込まれ、往路の倍近くかかったが、まぁ夕飯前に帰宅できた。

2021/11/23(火祝)

そりゃあ長女が8歳になったのだ。結婚して10年経つはずだよなぁ。
10年前の新婚旅行の時に目指した、マッターホルン登頂のリベンジはまだしばらく実現しそうに無いが、幸いにもケンカは小競り合い程度で収まり、子供たちもすくすく大きくなっている。


ケーキとお花買ってお祝いした。

2021/11/25(木)

予定していた相模湾フィールドテストは強風のため延期。メンバーよりも天候を優先させ、1日延ばすことにした。

この1年間、頼りなさを遺憾なく発揮してきた取引先に体制をテコ入れしてもらう。もう後がない感じである。
こちらの負荷は増えるが、落ち着くべきところに落ち着いた気がする。色々やきもきしたり、無駄なイライラを感じることは減るだろう。目の前に大きな峠が出てきた代わりに見通しは明るくなった。

課長の保険策がまた生きた。破綻寸前の開発計画を何度か救っている。

2021/11/26(金)

そして本日はフィールドテスト。
せっかく免許持っていて船も借りられるので、今回はお前が操船しろということになった。 小型船舶免許が業務に生きる珍しいケースだ。

普段利用するような遊魚船の仕立てに対するメリットはいくつかあり、機密保持がしやすい、気楽、時間調整しやすいなど、いろいろフレキシブル。
一方、プロほど地形を知り尽くしていないし、近況や僚船の動向は得られない。操船スキルも低いなど、いろいろリスキー。

実際やってみると、その両面が出た。
天候は素晴らしくポカポカで無風べた凪、富士山は美しく、事故の気配は全くなし。 気楽なことこの上無かったが、魚は全然釣れない。

手持ちの操船スキルを駆使して、魚探画像探したり、良さげな地形探したり、遊漁船の船団にくっついたり。 コマセ、エサ釣り、タイラバ、カワハギと色々手を尽くしたが、どれも全くダメ。 今回はオートパイロットもちゃんと機能し(前回使ったときと機器が変わっていた)、ちゃんと戦ってる感じはしてるのだが、魚が応えてくれない。

遊漁船もほとんど釣れてなかった。
船団の横を流していたときも、ごくまれにアジやサバを上げているのは見えたが、釣れてる状態にはほど遠い。 まぁ人数が多い分、コマセの集中投下を行う遊漁船の方が優位なのかもしれない。

5人で実釣時間5時間強、サバ一尾キープした程度で、他はトラギス、フグ少々と、ほぼ坊主に近い貧果。魚が釣れなきゃどうしようも無いテストも多く、単なるお気楽クルーズになってしまった。

手前船頭を実務に生かすのは、良いところもそれなりに感じたが、結果が伴わなかった。

反省点としては何だろう。結構がんばったんだけどなぁ。
待っていると時折小魚の魚探反応はあり、すわチャンス到来か、という際に沖アミを群の中に突っ込んでも、全く魚信が出ない。あれで食わないんだからお手上げ、という感じだった。


終了間際に釣ったサバが唯一の釣果らしい釣果

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