今週も河原散歩。 いつもと違う方向に子供を連れていく。彼らにはちょっとした冒険になったかもしれない。
二日連続で試作品のテスト。初日は投げるテストで関東郊外のスポーツ施設へ。他社競合品との性能差確認。
まぁ、成熟技術だし、メッチャ劣るわけでも、メッチャ勝るわけでもなく。先方もやっぱりちょっとずつ性能上がっているし、こちらもやっぱりちょっとずつしか性能上がらない。
こういうところで差別化図るのは大変だよな。
明日も同方面でテストなので、今回は宿泊。
設計チームの同僚たちも、かなりリフレッシュを兼ねて楽しみにしていたようで、あらかじめ焼肉屋さんだの、ラーメン屋だの、なんだか色々調べてきていたようだ。
コロナ禍で飲み会もできないので、こういう機会じゃないと一緒にごはんも食べられない。社食だって私語禁止だし。
焼肉食べ放題の店でビールも飲んで楽しかったが、何よりも昨年入った若手の女の子のケーキの食べっぷりにびっくりした。
2時間にわたり、涼しい顔してデザートのすべてのラインナップを複数回にわたってオーダーし続け、最後の締めとして口直しに肉を頼んでいた。
人類はここまでケーキを食べ続けることができるのか。
本日は朝からブラックバスの釣り堀へ。
ブラックバス=在来種を貪欲に食べ続け、絶滅に追い込もうとする悪い魚、というあたりが世間一般イメージのようだ。
それが本当ならばもっと簡単に釣れると思う。バス釣りの人気とは裏腹に、少なくても関東地方では、そんな簡単な釣りものでは無さそうだ。
自分では少し試して全然釣れなかった、という程度だが、社内で上手い人たちに聞いても、やっぱりそんな簡単に釣れる魚ではないらしい。数十年前のバスブーム黎明期のころは、割と簡単に釣れる時代もあったようだが。
その中でしたたかに生存を続けるバスもいるが、それを狙う釣り人はもっとたくさん居る。在来種を絶滅させるほどの力はなく、もう日本の生態に良い感じに組み込まれてるんじゃないかと思う。
僕はキャッチ&イート派だし、ルアーよりも餌釣りのほうが信頼がおけるので、バス釣りは特に好きな釣りものでも無いのだが、バスは悪者にされ過ぎ、叩かれ過ぎているようには思う。
というわけで、そこらへんの湖沼でバスを狙ってもそうそう釣れないので、確実に釣れる釣り堀へ行くことになる。
さすがに釣り堀なので、ルアー投げていたらそのうち釣れる。ルアーでブラックバス釣ったのは初めてだが、初ヒットルアーはスピナーベイトとなった。
同僚たちは、耐久試験とばかりにバンバン釣るし、僕も非道いバックラッシュしながらもまぁポツポツは釣れる。
とはいえ、何投げても万遍なく釣れるわけではなく、ヒットルアー的なものはかなりはっきりと存在した。
ルアー投げている時に引っ掛けたソフトルアーを試しに投げてみると、それがやたらと釣れた。そのルアーをロストするまでは結構いいペースで釣れたが、その後は途端に釣れなくなった。
釣りのうまい若手は、ヒットワームを見つけたと宣言し、3投すれば1尾は掛ける。この狭い釣り堀に何尾のバスが居るのか、濁っていてよく分からないが、全員一回ずつくらいは掛けてるんじゃなかろうか。
いかにキャッチ&リリースと言っても、魚にとって釣り針にかかるというのはかなりな負担なはずで、釣り堀行くと、だいたい端っこのほうにもうすぐ死にそうな魚がヨロヨロ泳いでいる。リリースにもスキルがあり、僕はほとんどの場合キャッチ&イートでやってきたので、リリースの作法があんまりできていないような気もする。
何度も釣られていくうちに、魚も学習してスレていくのだろうけど、この釣れっぷりはどうなのだろう。
天気も良いし、釣り愉しむのが仕事なので全くいい身分なわけだが、釣りとしては単調なところもあった。
それなりのペースで釣れるのは良いとしても、ちょっと釣れ過ぎでありがたみは減る。 サイズは一定でそれほど大きくないし、ワクワク感も少なくなる。
やっぱりいい感じのゲーム性を確保するのは、生き物相手でもちょっと工夫が必要なんだろう。
姉家族が来て、河原でバーベキュー。甥っ子は将来有望で、水生生物に興味が強いらしい。
まずは用水路でエビ掬い。食用じゃないけどいっぱい採れた。
小3の娘がだいぶ火の番を喜んでやってくれる。大きくなってきたなぁ。
娘は割と熱心に赤ペン先生に取り組んでる。1年間がんばった成果に、表彰式をやった。
ベネッセはこういう賞賛演出がうまいよなぁ