隣のターミナル駅まで、家族みんなで自転車こいで点心食べた。
行きと帰りで公園をはしごする。
懸念していたゴールデンウィークのキャンプ場予約は、一日有給取ればなんとか成立。楽しみだ。
子供たちが探検に行きたいというので、近所の河原のいつもと違う方向へ。
少し森っぽいところがあり、確かどこかのボーイスカウトが活動場所にしていたところだったかと思うが、昨年の台風でちょっとゴチャゴチャしていた。
その復旧工事も行っており、冒険ぽいエリアは狭まっていたが、一応そういう雰囲気もあったので子供はそれなりに楽しかったようだ。
午後は図書館へ。
物語はクライマックスへ。
このマンガが始まる前から、ペリリュー島の結末はなんとなくどこかで聞いたことがあって、終戦後も割と何年か少数の生き残りが、極限の心理状態の中でゲリラ戦を続けていた、くらいの知識はあった。
そんな状況を、「さよならタマちゃん」の作者が描くんだから、そりゃあ随分すごい作品になるだろうな、とは思っていた。
うーん。やっぱりスゲエ。
これまで丁寧に描いてきたキャラクターたちが、それぞれ結末に向かう。
そんなに先を予想しながら読んでいた訳でもないのだが、何となくしていた予想や願望はだいぶ当たらなかった。
けっこう凄惨で、ドロドロした暗い状況だし、陰惨に描こうと思えばいくらでも露悪的にできるだろうが、ちゃんとこの作者の絵柄と視線は、暖かく救いがある。それでいてちゃんと事実を無視していないと思う。
戦争が終わってもう70年以上経ったが、我々の世代・社会・文化はこういう作品を生み出している。
こうの史代さんのマンガもそうだと思うが、後世に対して、誇りにして良いと思う。
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●「楽園のゲルニカ」1巻書評
●「さよならタマちゃん」書評
保育園に鬼が来る日、ということでうちの坊やはだいぶ前から「保育園に行きたくない」宣言をしていた。
が、いざ当日になってみると、しぶしぶちゃんと登園し、坊やも末っ子ちゃんも泣かないでちゃんと豆投げてきたようだ。
練習した甲斐があった。
また熊谷行って試作品の評価。
毎回食べているうどん屋さんのポイントを集め始めてみた。有効期限が半年、10ポイントでもう一食。達成できるか微妙なライン。
試作機は、新しい試みがそれなりに狙い通りの効果を発揮していそうな手ごたえ。今後継続検討。
坊やがお友達と約束してきて、また冒険へ行きたいというので、先週と似たようなコースを散歩した。
天気が良いので河原でピクニック。
以前、部長が「リールで凧揚げするとよく上がるんだ」と自慢していた。確かに、市販の凧を上げていると、糸をまくのがまどろっこしいし、糸ふけがでて絡まることがある。
それじゃあ一回やってみようかと、適当な竿と安物ベイトリールをつけて河原へ。
確かによく上がった。凧が姿勢をくずして落ちそうになった時に、糸巻に手で巻き付けるよりも素早く巻き取れるので、落下前に張力を回復することができる。竿も、糸を引く始点が高くなり、最初に上げるときや落下の際にすごく有効。
坊やにもやらせると、高く上がり過ぎて怖くなったくらい。
タックルは凧揚げの道具として作られているんじゃないかと思う。普通に安物タックルを凧とセットで売ればいいんじゃないか?
せっかく天気の良い休日なのに、娘のマインクラフトを友達とシェアする設定に苦しんで半日つぶれる。しかも設定に失敗した。
子供用アカウントセキュリティ高すぎ。
しかし最近のゲームはすごいな。
我々世代の、何かしらタスクがあってそれを達成するとスコアリングされる、という世界観じゃないのが多く、子供たちが遊んでいるのを見るとバーチャル世界でおままごとや着せ替え遊びをしたり、破壊や創造を繰り返したり、といった感じで、ちょっとゲームの定義自体が変わっている感じがする。
「ゲーミフィケーション」だって確か「スコアリングして楽しむ」とかだったと思うが。
作る側の視点に立つと、けっこう大変だ。タスクやシナリオの達成度を測るなら、世界はそのストーリーに合わせた一本軸を用意しておけば済むが、「どこでどんな遊びをしても良い」というゲームなら、立体的なシナリオと言うか、世界そのものを準備しておく必要がある。結構な情報量が必要だが、それをこんな薄っぺらいタブレット端末で成り立つのだからな。
こういうゲームで楽しむ世代ってどう育つんだろうな。
冒険の場としては、そりゃ今だって実世界のほうが遥かに情報量は多く、ゲームの世界よりも桁違いの可能性を秘めている。が、実世界で冒険をするには、準備やら何やらが結構大変で、スキルも時間も必要だ。
バーチャル世界なら、すぐに誰でも気軽に冒険ができる。
我々世代のバーチャル世界は、冒険するとすぐに端っこまで到達してしまい、バーチャル世界=物足りない、というのは体感として持っているが、今のバーチャル世界では物足りなさを感じないだろう。普通の感覚で認識するには、バーチャル世界の冒険のほうが情報量が多く、早くなっているような気がする。
そのうち攻殻機動隊みたいな世界で育っていくのだろうか。