2020/8/29（土）
７月の海計画は楽しかったが、若干泳ぎ足りない感がある。 それを補完するために、９月の４連休で臨海キャンプをするという案もあったが、８月中に軽い１泊旅行という案も出て、そちらを実施することに。
真鶴や油壺がその候補だが、どうも今年はコロナ禍で営業してるのか怪しい感じだ。
もう少し調べてみると、会社の保養所が東伊豆川奈にあり、あまり知られてないようで予約はまったく入っていない。川奈はけっこう好きな場所だ。そこに行こう。
軽い一泊旅行と言うこともあり、（部屋のキャパもあり）誰も誘わず我が家の５人のみで行く。
もしかしたら一家５人の旅行は初めてかも知れない。子供が３人になってから、他の人を誘わないで旅行した記憶が思い出せない。
川奈に行くのはずいぶん久しぶりだ。１８きっぷで目的地を決めずに行ったのが初めてだったと思うが、その後大学の保養施設ができたりして、４，５回行ったような気がする。
熱海のちょっと先というイメージだったが、記憶よりも遠く感じた。
途中、珍しく坊やが車酔いして休憩を余儀なくされる。こういうことがあると、妻は頭に血が上りやすくなり、そこらへんも他のメンバーを誘わないデメリットだ。
渋滞はまぁ並程度。８：３０ごろに出発して昼前に到着。３０分以上休憩したので＋１時間弱。
夏季、週末の伊豆にしてはだいぶマシだったのかも。
海に着けば、望んだとおりの天候で望んだとおりの海況。途中の海水浴場で日和らず、ここまで来て良かった。川奈は熱海より遠いが、沖縄より近い。
川奈の海水浴場は、荒い砂のような小石のような砂質で公園のように整備されたいるか浜と、その左にゴロタ石そのままの海岸が並んでいる。ゴロタ石側は歩きにくいが、海に入るとすぐに魚が見える。青いスズメダイの類や、ベラなんかにすぐに囲まれる。
着いたときは満潮前後だったようで、ちょっと入ると水深は２，３ｍ。水温も快適で、魚もポイントに居ると言うよりは、そこら中の岩の隙間から出てくる。透明度も高く、なんだか非常にいろいろシュノーケリングに適している。
でかいボラやらタカノハダイやら、メジナの群れ、エビカニの類、１０種以上を数えるのは割と簡単。
子供たちも少しずつシュノーケリングに慣れてきて、けっこう楽しそうに泳いでいる。
海水浴場の道路を挟んで反対側に海の家的な店があり、ラーメン等が食べられる。
排水口のような、山からの流れ込みがあって、そこには手長エビがたくさん居た。
うちのお姉さんはそういうの掬うのに情熱を燃やす。
ほかに、なんかの稚魚が波間から遡上してくるのも一生懸命捕まえようとしていたが、いつも惜しいところで逃げられる。ウナギの稚魚かな。
夕方まで泳いだ。荷物まとめて部屋へ。
海から１ｋｍくらい、川名駅近くのリゾートマンション。ずいぶん良い立地にあり、全般的にどんくさい判断の多い弊社に似合わず、非常にセンスの良い選択だ。この場所を検索したとき、最初に出てきたのは中古マンションの相場価格だったが、案外安くて驚いた。
バブル期のリゾートが価格崩壊しているなんて記事を見かけるが、この立地でこの価格なら、自社物件の保養所というのもお金の使い方としてはそんなに悪くないような印象。
もう一息リモートワークが進めば、こういうところに住んでしまいたいくなる。
今日は軽い一泊旅行なので、気合いを入れて自炊するつもりもない。
そこらへんで総菜調達に行く。近隣の地元系回転寿司屋でデリバリーもやっているようなので、とりあえず店に行ってみたら、お持ち帰りメニューもあったのでそれを購入。コンビニ、スーパーも近隣にあり、鄙びすぎている西伊豆エリアよりも川奈はそこらへんがちょうど良い。
伊東だと栄えすぎてるし。
