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2020/5/2-5/6

とは言うものの、連休は連休でそれなりに楽しく過ごす。
できることは限られているので、かなりパターン化した日常にはなるが、まぁ大体みんなそんなものだろう。

我が家の場合はやはり河原で過ごす時間が多く、やはりチョウチョつかまえたり、保育園の友達と遊ばせたり、ピクニックしたり。
子供たちが、夜の散歩行きたいと云い出して、久しぶりに天体望遠鏡持ち出す。月と金星見せたら娘は喜んでいた。

天候の悪い日には、たまには映画的なものでも見ようと、息子の好きなバズが出てくるトイストーリーをアマゾンでレンタルしたが、やはり息子は途中から怖がる。そこまでは予想の範疇だったが、子供3人全員が途中から怖くなって泣き出すとは思わなかった。
ハラハラする展開に慣れていないようだが、基本的にハリウッド映画ってほぼすべてそのプロットで出来ているはずだから、大部分の映画で泣き出すのだろう。


家の近くで取れる黒いアゲハは、クロアゲハではなく、ジャコウアゲハとオナガアゲハの2種なのかな?

早朝は子供が寝ているので、もう少し自由に動ける。
河原を散歩している間に、ブラックバスが釣れているのを何度か見かけたので、僕も狙ってみる。

色々試しながら、少しずつ正解に近づいてる感じがしたが、GW中に何とか一尾釣り上げることができた。実は人生初めてのブラックバスだ。
ルアーではなく餌釣りで、リール竿は使わずに述べ竿で釣ったが。リール製造部に所属しているのに。

姉家族や妻の友人とオンラインミーティング。
参加人数や環境によって、案外楽しかったり逆に疲れたり。以前からスカイプ使って似たようなことはできたが、日常に定着した感じもしなかった。
久しぶりに使おうとすると大体パスワード忘れており、再設定しようとすると「前のと同じです」と怒られるのを毎回繰り返すことにも一因はありそうだが、ズームはログインが簡単なのは良い。
この機に定着するのか、社会実験中。まぁ、飲み会の完全置き換えにはならないとは思うが、一部の置き換えにはなるかもしれないし、長電話するより楽だ。


久しぶりに鳴る地震速報に起こされる。
東日本大震災から10年近く経つが、まだ関東圏に震災は来ていないな。まぁいつかは来るだろう。というような会話から、じゃあ今日は地震対策デイだとなって、5/5は一日電気を使わない練習。
七輪で肉焼いたり、ローソクで生活して早めに寝たり。子供たちはキャーキャー楽しそうだった。
ローソクで生活すると、夜でも家の周りは眩しいほど明るい。

5/6 カマキリ生まれる。
数は分らんが200尾くらいは優に居そうだ。8割ほど逃がして、30〜40尾ほど飼ってみよう。
アブラムシあげれば良いようだ。

2020/5/8(金)

まぁあんまり政治家の話とかしないで鼓腹撃壌していたいが、こういう状況下ではいつもより政治リーダーたちの判断に生活が左右される。
僕もたぶん大抵の人たちと同様、今の政治リーダーたちの判断力には満足していない。リーダーの仕事ってオーケストラでいうところの指揮者で、こういう状況下ではシナリオ・ビジョンを示してみんなの目指すところを統一することだと思うが、やってることって警報器だよな。

大変だ大変だと騒ぐのは、機械に例えればセンサーの仕事。頭脳にやってほしいのは、各種センサーの情報を統合して現状を判断し、状況を改善するために各種モータに指令を出すこと。
ニュースで聞こえてくるのはセンサーと警報器が直結してるような言動ばかりで、高度なアルゴリズムが入ってる印象を感じさせない。

まぁ個人的にナントカさんが馬鹿だとか、そういうのは仕方がない。判断力が劣るのもその人の個性の範疇だし。
おバカな目立ちたがり屋さんがリーダーをやってるのは誰のせいかというと、選挙権のある人の連帯責任だというのが今の制度だ。

たぶん、今の政治制度じゃ色々限界があって、地球ぜんぶが一つの複雑なネットワークになりつつある今の社会に対応しきれなくなってるんだろうな。
今の政治制度の範囲内でも、もうちょっとマシな判断できるだろうとも思うけど。

現状の社会に対して最適化すれば、たぶん政治リーダーが個人の脳みそで判断するよりも、Wikipediaみたいにその場その場で議論の場を作って、決定権が分散されるような仕組みを、IT技術を使って実現する姿になるんじゃないかと思っている。
人類がこれまで作ってきた政治システムって片手で数え切れるほどしかなくて、完全平等性(狩猟採集民)、君主制に共和制くらいだ。いまの政治システムは帝政ローマの変形例という感じだが、そろそろ新システムの発明が必要になってるのだろう。

あと100年もすれば、人間とコンピュータネットワークのハイブリッドによって、アルゴリズムが各専門家や当事者の意見を集約させるような新政治システムが一般的になるんじゃないかと思ってるが、どういう経路でそういう社会に移行するかというと、ちょっと予想しにくい。

現行政治システムが、平時に自分から徐々にそういうシステムに移行するとも思えない。現行システムに不満はあっても、革命起こしてガラッと変えるほどでもない。
人がたくさん死んで血がいっぱい流れると、新しいシステムに移行していくのが歴史の姿のようだが、震災とかウイルス騒ぎとかの規模だと、まぁ10回くらいそういうきっかけがあれば、少しずつ変わっていくのかもしれない。

世界全体でいきなりそうなるというより、北欧とかシンガポールあたりの都市国家でそういう社会実験やって、水平展開していくのだろうか。グーグルみたいな会社が小国家買収して運営するところから始まるのかな。


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