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2020/4/4(土)

引き続き朝のマルタウグイ狙い。今週はアタリすらなし。
たまに泳いでいるのが見えるが、先週よりも明らかに魚影は減る。周囲で釣れてる姿もかなり見なくなった。ピンポイントで上げてる人が1,2名いたくらいで、トップシーズンは終わった感じ。

2020/4/7(火)

コロナの緊急事態宣言発令。
さすがにこれまでの突発的発言とは変わり、今回はだいぶ小出しな発言。 首相も部下に怒られたのだろう。今回はもう少し小出しに発言があり、各現場も少しは対応しやすいだろう。

弊社は大して反応せず。社食の時間を多少ずらしたり、検温したりという程度の呑気な対応。
転職したときに持ったイメージとして、山間部の他者と交流のない部落(業界)というようなものを持ったが、そのイメージどおり世間の反応は相当遅れて入ってくるのだろう。
まぁ僕個人も呑気なものだが。

2020/4/8(水)

やっぱり今回も目立ちたがり屋さんたちが気勢を上げている。
やたらと「大変だ大変だ」と騒ぐだけなら、リーダーの仕事していないと思う。 科学的根拠と、それに基づく今後のストーリーを挙げたうえ、皆で共有すべき目標を示してほしいのだが。

安倍さんも小池さんも結構な人気で選ばれていたような記憶があるが、筋道たった発言をあまり聞いたことがない。日本人は、科学的思考ができない人を選びたがるのだろうか。まぁ有権者に責任があるのだろうな。

「死者が〇人、新しい感染者が×人増えました」と報道したところで、どの程度現状を反映しているかよくわからないし、比較すべき基準が不明なまま数字だけ一人歩きするのは、震災の時に似ているよな。

通常時の肺炎の年間死亡者数と比べるのは一つの基準だと思うけど、それは大体12万人くらいいるようなので、数か月で百人程度というのは誤差の範疇なように思う。
コロナの感染者数・死者数は検査の実施率や誤認識の率も反映しているだろうから、指標として適切なのかよくわからない。今年の肺炎による死者数が跳ね上がっていないなら(その数も知らないが、どこかの機関では把握しているだろう)、そんなに大した問題でないのでは。

まぁ、感染症なので増えるときは指数関数的に増えるという怖さがあるというのもあるけど、経済活動を一律に止めてしまうのも色んなリスクがあるはずだ。
単純に「命とお金、どっちが大事?」という問題ではなくて、経済活動=生活=命なわけだから、感染症で死ぬリスクと、借金で首が回らなくなって死ぬリスクとを天秤にかけている。 コロナで死にそうな人は皆で救済するけど、金がない人は一人で勝手に死ね、という判断をしたわけだ。

じゃあその分を政府が補填しろ、といっても多分そう簡単にはいかない。一律に補填するのも物価の違いも大きいし、実情にあうルールを作るのも非常に複雑、どこかでひずみが生じて結局詐欺師が喜ぶだけになる気がする。
コロナで死ぬ数百人と、貧困で死ぬかもしれない数百〜数千人?と、どっちを選ぶという問題になり、これはどのように決めればよいのか、理屈では答えを出せない。

その重要な決断がなされたわけだが、この決断は実情を分析して対策案を考えつくしたとか、哲学に基づいた議論の結果というよりは、なんか空気感を根拠にしている気がする。
日本だけの問題で、ニューヨークやイタリアで何も起きていなければ、たぶここまでやっていないのでは。
遺伝的な理由か、BCGが効いているのかはわからないが、日本人は彼らよりも遥かにこの病気に強いというのが数字に出ており、都市封鎖を行うほどの理由にはなっていない。が、他人が騒いでいるからこっちも何かしなきゃ、という空気感は醸成されてきた。

日本人が世界的な大戦争仕掛けてから100年も経っていないが、当時のことを扱った本を見ると誰かの個人的野望や利益のために戦争を起こしたというよりは、国民全体の空気感を指導者層が抑えることができずに戦争を興し、国が滅びたというのが実情に近いようだ。
今回もなんだか空気感で重要な決定がなされているようだし、会社の意思決定もよく空気感で決まるような気がする。
たぶん我々はそういう国民なのだろう。


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