隣駅のデパートでちょっとした買い物。コロナ禍でもそこまで閑散としておらず、世間の動向に安心感。
妻の買い物の間、子供たちをおもちゃ売り場で遊ばせる。
一歳児ちゃんに犬のオモチャを渡すとしばらく遊んでいたが、最終的に自分で裏返してスイッチ切って片づけた。案外色々分かっているのね。
オリンピックは延期や中止の議論があるようだが、過去にオリンピック中止になったのって、確か第二次世界大戦とか第一次世界大戦とかだろう。
今回のコロナ騒動も、延期を検討する事情も分からんでもないが、世界大戦と同程度に大騒ぎするほどのものなのだろうか。死者数で比較していいのかわからないけど、インフルエンザがもう一種増えたくらいの実害だと思うのだが。
たぶん世界大戦やってた時代と比べて、人間社会全体の生活がすごく向上した結果、コロナくらいの危機が一大危機に感じられるようになったのだろうな。
人間が危機感を感じるのは、死亡率の絶対値というよりも、日常と比較した相対値になるようだ。日常の死亡リスクが10%なら、死亡率20%のイベントは日常の範疇だ。日常的な死亡リスクが0.1%なら、死亡リスク2%のイベントは世紀の大事件になる。
ということで、今後どんなに医療体制が上がり、安全な世の中になっても、「100年に一度」と形容されるような厄災は、10年ごと程度に起こるような気がする。
同じことが弊社の生産ラインでも行われており、せっかく労力をかけて品質を上げても、不良品の基準が相対評価なので、いつまでたっても不良品が無くならない。