先日の社内の釣り勉強会で行ったニジマス釣りが想像以上に楽しかったので、近所の釣り堀に行ってみる。
釣り堀でニジマス狙うのは、業界ではエリアトラウトだとかエリアフィッシングと言う。ニジマス釣り堀とはあまり言わない。
かなり気軽な釣りなので、子供も連れていく。姪も連れていく。
一人で面倒見れないので、あべちゃんにきてもらう。
釣り堀のニジマスエサ釣りと言うと、投入して30秒もすれば、掛かるかエサ盗られるか、いずれにせよ勝負が決まるというイメージだが、どうも今日はそういう訳にいかない。
魚の群は池の中央付近で怯えるように渦を巻き、そんなにエサに反応しない。
たまに群れから外れたやる気あるのが回ってくることもあり、そういうのが釣れるが、幼児たちが狙うには難しい感じ。
釣り場で買えるのはトウモロコシなのでそれを使ったが、水を汚さなければ他のエサも使って良いらしい。子供には、もっと食いのたつエサ用意したほうが良さそうだ。
会社で買ったアメリカの子供向け釣具を使ってみた。
良いところとしては、
・子供でも簡単にキャストできる(三才児にはトリガーが固かったが)
・ノベザオでは到底届かない池の中央部を狙い打ちできた
改善点としては
・開閉式のウキが着水時に開かず、針が落ちないことが多い
・エサをくわえても、アワセができない
という感じ。ルアーのほうが相性良いのかも。
ニジマスのえさ釣り用釣り具としては未完成、もう1、2工夫すれば子供も釣れる面白いのになるかも知れないので、なんかやってみるか。半分仕事だし。
釣果は結局5、6尾とかなりしょぼい感じだったが、天気もよかったしそれなりに満足。子供たちも楽しかったようだし。
魚のハラワタ抜いていたら、子供たちも手伝ってくれた。小1だと気持ち悪さよりも好奇心が勝るようだ。予想外の早期教育だ。
何しろ近いのが良い。
ここはたまに来る温水プールの近くにあるのだが、ほぼ同じ気軽さで来れる。何ならハシゴしても良い。
行きつけの酒屋で角打ちイベントをやるというので、子供たちを義姉に預けて妻と飲みに行った。
やたらとコストパフォーマンスの良いイベントで、酒もつまみも大変美味しいのに、参加費は二千円だったかな。酒屋主催のイベントの力を見せつけられた。
スタッフなのかお客さんなのか分からなかったが、熱燗のマニアが色んな燗酒を作ってくれて、ミルク割りだのレーズン割りだの、ちょっとした温度の管理なんかもやっていてまた新しい世界な感じだ。
午後からはなんやかんやと荷物をまとめ始め、夕方内房の保養所へ出発。 明日はカワハギの実釣テスト。
車の流れはやたらと順調。嵐も止みそう。
アクアラインのフードコートで晩飯食って、保養所は21時ごろ到着。
弊社のメイン保養所みたいな感じだが、場所的にはちょっと地味だよな。民宿の離れ、みたいな立地だが、中は案外きれい。内装リニューアルした貸別荘、という感じ。宿泊費もやたら安いし、まぁ穴場的に使える気もする。
4時ごろ起床。保養所からちょっと南下して船宿は房州竜島港、池田丸さん。
朝のうちは予報より風が強く、今日も苦戦するかもなぁという雰囲気だが、前回の反省を生かして出港を遅らせてもらい、港内でいろいろと評価機をセッティング。やはりなんやかんやと手間はかかり、支度を終わらせたころには無事に風も収まってきた。
釣り場は港近く、浮島界隈。自分の船でも何回か来たエリア。水深20m弱の岩場。陸からも近いので、カヤックでもこれそうなところ。
3投目くらいでキタマクラが乗り、その後も序盤はキタマクラが何尾か続く。まあとりあえずシステムは思い通り働いてる証拠だ。
そして本命カワハギも釣れた。爆釣とはいかないが、僕の試作機が船内で最も釣れている。素人向けなのか玄人向けなのか分からない技術だが、それなりの効果はあるな、と実感できた。
朝方吹いていた強風もすっかり収まり、ベタ凪快晴。
遥か南アルプスまで見え、試作機もまぁ順調に動くし、快適この上ない。
釣果は後半伸び悩み、本命カワハギは5枚くらいだったかな。上手い人には劣り、素人には勝る、という位置づけ。我々のチームはもともとカワハギ名人居ないし、各自いろいろデータ取りしたり、釣りの練習したりしてる中で、一番釣れた。
大きな問題もなく、狙い通りの機能を確認できて、試験結果としては上々。気持ちよく沖上がりを迎えた。
竹岡ラーメン食って夕方帰社。カワハギ何枚か持って帰る。
先日のカワハギを薄造りに。やはり美味し。
なんだか釣果ってまともに数えてないし、写真にすら撮らないな。
ボウズであるか否かはこだわるが、美味しく食べられればそれで満足してしまう。