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2019/8/23(金)

海水浴計画第二段。
会社一日休んで、友人家族と西伊豆岩地浜2泊3日。

それなりに早朝に出発し、10時ごろには土肥を通過。 雨勝ちの予報だったのでタラタラドライブするが、天気は言うほどは悪くない。

何回か来たことのある、松崎港の入り口のところの目立つ食堂で。 きびなごが美味かった。
散歩していると、泳ぎたくなってきたので岩地へ向かう。

民宿に入り、タラタラ海水浴の準備をしているうちに竜くんたち合流。 小雨交じりだが泳いでしまえば結構楽しい。 曇り空の下の砂地の海で泳いで、魚はそんなに見えなかったが、足元をマダイが泳いでいてびっくりした。

泳いでいる際中、ちびっ子が「パパ〜」と何度も呼んでくる。今までママと呼ばれたり、呼び名がやや安定しなかったのが、フレーズが気に入ったようでやたらと叫んでいた。
体が冷えても、温泉があるのが素晴らしい。


この刺身と同じくらいのマダイを見た

この宿に泊まるのは2回目。十年ぶりくらいだろうか。
部屋食だったのは覚えており、当時は特に意識しなかったが子連れとなった今は大変助かる。

最近は減少傾向な気がするが、海の幸がたくさん出てくるタイプの漁師宿。
調子に乗った大人たちは、実質3人で一升瓶を開けて翌朝に酔いを持ち越す。


2019/8/24(土)

夏の一日。予報を裏切って日は明るく射し、青い海をより一層鮮やかにする。
目の前は海だ。いろいろ遊ぼう。

中央部は砂地だが、左右に磯場があってそっちのほうが泳いで面白かった。
昨日見かけたマダイはその後何度も目撃し、どうも右手の磯場で餌付けに近い状態で泳いでいる感じだ。 階段から降りられる磯場では、かなり色んな種類の魚が泳いでおり、小一の娘も数種類目視できていた。

カヤックもやったが、どちらかというと子供は怖がっていた。
無理やり家族5人で乗ったが、写真を撮る余裕はなし。

早朝の釣りは、うねりで船酔い。アタリが1,2回あったかどうかという程度の完全坊主。 外海は時化ていたが、湾内は穏やか。恵まれた地形だと思う。


温泉も快適。海水浴への意思をはぎとられるような気もするし、これがあるから安心して泳げる気もする。

夕方、防波堤で釣りまでできるフルコース。
この集落は、海辺の夏休みに必要なものが徒歩圏内にすべてあり、あって欲しくないものがない。そこが大変すばらしい。

海沿いの一本道は集落内の移動にしか使えないため、幼児がヨロヨロ歩いていてもプレッシャー感じないし、その道を行ったり来たりすれば食堂、宿泊、温泉、漁港、磯場へアクセスできる。 海は伊豆諸島よりも癒し系な感じで、また別の良さがある集落だと思う。


今日も刺身が美味い。

2019/8/25(日)

最終日はさらに天気が良い。
最高の夏の一日が始まりそうな予感だが、渋滞を考えるとそんなに遊べない。荷物を片づけ、子供がぐずって何しようかを相談しているうちに時間は過ぎる。
娘は昨日の釣りが案外楽しかったようで、少し釣りをしようということになったが、なんだか中途半端な時間で、やや消化不良のまま岩地をはなれることになる。 竜くんたちは夕方まで遊んでいたようだが、時間が許せばそちらが正解だよな。

このあたりの民宿は、やたらと電話がつながりにくく、予約に苦労した。大変いいところなのだが、廃業しているところも多い。世代交代もしてなかったりするようだし。
廃れた、というよりは元のひっそりとした美しい漁村に戻っていくのだろうが、外部から泊りにいける手段がなくなると不便だ。観光協会通せばいいのかなぁ。


家路を一直線に帰るのも疲れるので、途中三津シーパラダイスへ寄る計画。
妻に付き合ってずいぶんと各地の水族館へ行っているが、ここのイルカショーのお姉さんはやたらと恰好よかった。なんかシンクロの選手でもしてたのかな、という身体さばきで、しかも動物の扱いも大変うまい。イルカショーもずいぶん見たが、このお姉さんは今まで見た中でレベルが2段くらい上だった印象。
お客さん参加型の、イルカにいじめられるショーも工夫凝らした感じで笑える。確かにイルカショーのレベルが高い水族館だった。

行楽後の晩ご飯をどうするか問題が割と高頻度で発生する。
だいたいの構図としては、子供が3人もいて面倒だから家で食べたい派の妻と、せっかくなんだから非日常を楽しみたい派の娘が対立するのが基本。それぞれ理屈はとおってはいるが、二人ともこの店は良い、あそこは嫌だとそれぞれ許容範囲が狭い上、僕が長距離ドライブ後にはビールくらい飲みたいとか言い出す。疲労も重なり、しかも近所の飲食店は少ない。さっきはああ言ったのにだのと続いて泥沼化してしまった事態が何度あったことか。

そうなってくると、皆が妥協できる選択肢はせいぜい3択程度。最寄り駅近くの中華はその数少ないうちの一つで、結局渋滞に巻き込まれて20時ごろに到着。
今回も、お漏らししただの、ワガママ言っただの、なかなか皆がニコニコというわけにはいかなかったが、まぁ何とか丸く収まりはした。

2019/8/27(火)

我が家の坊やと保育園のクラスメートたちが、近所の公共施設の来館50万人目の記念者として祝福されたらしい。
そういった類のものにイメージしていた通り、完全に運というわけではなく、施設側から根回しがあったとのこと。もうすぐ50万人目になりそうだから、最寄りの保育園の児童たちに来てほしい、と要請され、昼寝中に起こされて散歩しにいったそうだ。

根回しはしても、そこはサバ読まないんだな。入場無料の施設で、通し番号つきのチケット配っているわけでもないのだから、そんなに正確に数えなくても誰も気にしないはずだが。

2019/8/30(金)

久しぶりのリール試作機の第1号機が組立完。
設計開始から夏休み挟んで一ヶ月以内で動作確認できたから、まぁまぁだろう。細かいミスはあり、少し触るだけで壊れそうな感じだが、第1号機の役割はとりあえず周りをビビらせるのが最大の目的だったりするから、品質はこれからゆっくりあげていけばいいや。

しかし、今後のモチベーション維持に疑いがあるから、なるべく早く後釜見つけて引き継ぎたいところだ。


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