長女の保育園卒園式。
1歳からの5年間、家庭生活の生命線と言えるくらいお世話になっている。
僕自身は幼稚園に2年間行っていたが、娘の人生において保育園はものすごい大きな影響を与えるのではないかと思う。
小さい保育園というのにも善し悪しあるだろうが、きめ細やかに見てもらえたな、という印象は強い。
それにも増して、母親たちは子供たちに対する不安と贖罪、成長に対する喜びが混ざり合った感情で胸一杯になっている。
親子での手紙交換は昨年から始めたらしいが、母親たちのそんな感情をしたためた手紙を読むところが、メインイベント的になっている。
普段はきたけなお母さんも、そりゃあ色々あったよなぁと思ったしまうが、そんなイベントをゆっくりと取れるのも小規模保育園の良いところなんじゃないだろうか。
お昼は謝恩会。
我が家もよく使う、けっこう美味しいイタリアンを貸し切りにした。
店の大きさ、雰囲気、保育園からの立地を考えると、ほとんど唯一と言って良いくらい正しい選択だったと思う。
料理も美味しいのだが、こういうパーティのときってそんなに料理の美味しさって印象に残らないな。
他の親御さんが手品を披露。ビックリするほど上手かった。普段から特技にしているわけでもないようなのだが、素人がちょっとネット検索するくらいであんなに上手にいくのだろうか。
妻もだいぶ気を揉んで準備した謝恩会だが、おおむねつつがなく楽しい会にできたんじゃないかと思う。この5年間を含め、アトホームな時間を過ごせた。
帰り道、同級生の家に招かれて二次会。結局我が家しかお邪魔しなかったが、前々から遊びに行くと言っていたのが、引っ越し前に実現できてよかった。
藤子不二雄ミュージアムへ。
結構僕は、藤子不二雄作品のかなりマイナーなやつまで読んでるようだ。全集全部っていうほどではないし、そりゃあ全然知らないやつもあるが、1000チクタクの時が過ぎたとかいうフレーズにもすぐにピンと来る。
同世代のかなりの人と同様、ドラえもんに育てられたと思っているし、SF短編集はこれまで読んできた全マンガ(おそらく数万くらいのオーダー)の中でもトップ20くらいに数えられると思っている。
とはいえ、藤本さんが残したのはマンガ作品だ。ミュージアムに行くよりも、マンガを読むのが一番いいと思うが、まぁ春の陽気だし、散歩がてら遊びに来るのは気持ち良かったな。
割と急に決まった四国出張。普通に考えれば前日入りだが、日曜午後をつぶすのも嫌なので早朝発。立ち会いは昼頃からにしてもらう。
釣具会社に入って林業の会社と関係が出来るなんて思わなかった。
四国なんて狭いと思っていたが、目的地は案外どの空港からも遠い四国どまんなかの山中。 レンタカーの予約日を間違えたり、ナビの情報がやや古かったりして、やや手間取ったが、予定より30分強遅れて現地入り。
やはり現場で立ち会うことで得られる情報は多く、有意義ではあったが、これはもっとリソース投入してガンガン進めるべき案件だろうな。 我々の技術的課題じゃないところがボトルネックになりそうだ。組織作りの問題。
金落としたのは交通機関とコンビニくらいで、地域経済にそれほど影響を与えない慌ただしい出張だった。
今週は出勤日が少ない上に外出が多い。本日は近場の研究機関で依頼した試験の立ち会い。
試験そのものはとりあえず順調に進み、ちょっと見学したくらいで待ち時間が多い。最初の測定なので皆で立ち会ったが、やることはそれほどなく、若手に後事を託す。
うららかな春の日に、皆でのどかに出かけた、という感じだった。