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2018/9/14(金)

今年の島計画は新島を目的地とする。
1日休みとって3泊4日。久しぶりに会う友人とそれぞれ子連れで2家族チビ4人。

往路は高速船。早朝発だが、がんばって早起きするとラッシュ前の時間。ベビーカー持っても案外スムーズに竹芝に着いた。
子供たちは何だか興奮気味で、早起きしたのに船内で昼寝せず。ぐずり始めたころに島へ着く。

あいにくの大雨。高速船は若郷側に着くことが多いらしい。

宿に荷物を置いたら昼食へ。
島に着いたし天気も悪いし、のんびり寿司でも食うか、と考える人がたくさん同船していたようで、あいにく寿司屋は満席。 代わりに入ったサーファー向けのバーみたいなところで簡単な昼食を食べた。

そうこうしているうちに友人家族が下田船で到着。彼女の結婚式以来だ。旦那さんとはその結婚式でしかお会いしておらず、うちの第二子と同い年の男の子と会うのは初めて。 こういうときの幼児のコミュニケーション力は見上げたもので、ろくに自己紹介もしないうちから、大興奮してなんか仲良くなってる。

雨は落ち着いてきたので、とりあえず海へ散歩。
幼児はやっぱり躊躇とか手加減とかしないのだな。 当然のように海につっこむ。気温は肌寒いくらいで、海水は案外暖かい。頑張れば泳げるかも。

とはいえあまりビショビショにさせるのもよくなさそうだ。 いったん水着から着替えさせる。が、やはり海につっこむ。

楽しそうにしているのは良いが、寒そうだ。 唇を紫にして、「寒くない」と言い張りながら走り回る。
いい加減なところで捕まえて、昼寝させた。


晩飯前に温泉へ。


そして晩飯

2018/9/15(土)

雨は上がり、高曇り。一日中海で泳ぐほどではないが、それなりに遊べそうだ。
とりあえず自転車借りる。そんじゃサイクリング行くか。 電動アシストにそれぞれ幼児乗せ、上の娘用の幼児用自転車も借りられた。

電動アシスト乗るのはこれが初めて。 最初の一漕ぎは、いきなり押される感じでビビるが、やがて慣れる。


とりあえず羽伏浦。曇ってても鮮やか。
新島って写真映えの良い景色が多い。
今日はサーファーは少なかった。


キャンプ場のある公園へ。
でかい公園だが、子供の関心を引くのは遊具があるか否か。
この公園は石の動物園のところに遊具があり、そこで小一時間遊ばせる。


こういうのも誰かが入札して受注とってるんだろうな。

子供にはイモ食わせたが、大人が空腹。昨日食い損ねたし、寿司屋行こう。 島に二軒ある寿司屋のうち、町外れの健寿司さんへ。
看板がなく、地図を確認したら目の前がたまたまそのお店で、ガラッと女将さんが戸を開けてくれた。

寿司うまい。一番美味かったのはアカムツ、別名ノドグロ。
大人は全員一貫ずつ追加。


貸し自転車屋のおすすめする展望台、向山展望台。 温泉より向こうは山道だ。娘が漕ぐのは大変なので、電動自転車に乗せる。

新島と電動アシスト車は相性が良い。
この展望台に登るのはママチャリでは相当な徒労で、不可能に近い。愛好家ならマウンテンバイクで登るだろうが、気軽な旅行者向けではない。車なら来れるが、それほど広い島ではなく、わざわざ車を借りるのも抵抗があるし、車内からでは途中の景色も味気ない。

電動アシスト車なら手頃な苦労感で、幼児を乗せた家族連れでもちょうど良い。


展望台と言うが、割と山頂感がある。
昔来たことがあるなぁ。最初に来たのは今日のごはん書き始める前だから、15年くらい前だ。「展望の良い工事現場みたいなところ」という印象だったが、整備されたのと、自転車で来たのが印象の差になってる気がする。

伊豆諸島の山って、標高低くても魅力がある。子供が小さくても楽しめるよな。


下りはあっという間。温泉へ。
その前に海にも入る。割とうねりがあるので、潮だまりの大浴場みたいなところへ。取り残された小魚の群を追い回す。

宿に戻って晩飯+部屋飲み。楽しい一日でした。

2018/9/16(土)

天候回復。何やっても楽しそうな日だ。

友人家族は今日午後の下田便で帰るという。旦那さんも割と釣り好きなようで、荷造りしたら乗船まで桟橋で釣り+そこらへんで海水浴、というプランになった。


防波堤の最終兵器、トリックサビキを最初から使う。
が、割と釣れない。コマセに魚の反応はあるのだが、アミコマセが溶けきってないので針に引っ掛かりにくいからか、魚が小さいのか、 なかなか針がかりしない。 子供たちはコマセ撒いて、魚が寄ってくるのを見て楽しんでいる。


ちっちゃい魚がひっかかる

しばらくしてこませが良い感じに溶けてくると、手のひらサイズのメジナが入れ食いになる。
この状態で子供に釣らせたかったが、彼らはすでに海水浴行ってしまって戻ってこない。 塩焼きにでもすればそれなりに美味いだろうが、船乗せてまで持って帰るのも手間なので、適当に遊んでリリース。 大物狙いでルアーを何投かしたが、根がかりしてルアーロスト。まぁ、ゆるい感じに遊んだ。


友人たちの見送り。
坊やたちはすごく楽しそうだったが、別れを認識しているかどうか。


午後は海水浴。波が高く、娘が波にもまれて擦りむいた。


夕陽を見て気分を治す

2018/9/17(月祝)

ちょろっと海に入ってはいるものの、まだしっかりと泳いだという感じはしていない。 最終日はあまり時間がないが、すげー頑張れば多少遊べないこともない。朝食後に一遊びするつもりで準備をしていたが、にわかに周囲が騒然としてくる。

帰りの大型船が結構するとか何とか。
高速船は港内に入ってこれるので大丈夫だが、大型船の方が弱いらしい。 今更キャンセル待ちの手配かけても、やはり手遅れな感じ。式根島に渡ろうにも、村内連絡船は時刻が合わないし、新島は漁船チャーターという手段はメジャーではないようだ。

もう少し情報が入ってくると、どうやら朝の下り便は欠航、帰りの上り線は条件付き出航だということが分かってきた。
確かにうねりが大きいとは思うが、真冬ならだいたいいつもこれくらいあるような気もするし、連休最終日の下り便は対して客も居なかっただろう。上り便は頑張るのでは。
まぁ最悪、延泊してもう一日遊ぼう。それも悪くないな。

そう腹が決まった頃には海水浴をする時間はなくなる。ちょろっと散歩して乗船時間。 ヨロヨロしながら無事入港。 下田船は欠航したし、まぁ条件付きになるのも無理はない。




沖にでてみれば、むしろ海は穏やか。

大島で熱海行きの高速船に乗り換え、14時半に熱海着。この路線はちゃんと連絡してくれて、株主優待券も1枚で可。熱海で温泉入るプランは娘に却下された。
熱海港から熱海駅は毎回スムーズではないが、夕方無事帰宅。

■今回の新島旅行

・やはり同年代の子供がいる同士の子連れ旅行は楽しかった。二歳男子たちは彼らにしか分からない言語で終始盛り上がっていた。

・新島は絵になる風景が多い。羽伏浦のダイナミックさは日本離れしていて伊豆諸島随一の景観だし、展望台からの景色も良かった。

・新島は港・温泉エリアと集落の距離感が微妙で、どうしようか迷う。
歩けば歩けるんだけど、子連れだと結構面倒くさい。車を借りるほどではない気もするので、自転車だとちょうど良いくらいなのだが、電動自転車だと夕方返さなきゃいけない。

・海水温は暖かく、9月中旬は海遊びに向いている。が、天候やタイミングに恵まれず、もうちょっと泳ぎたかったな。

2018/9/18(火)

おかずは旅行土産。冷凍のすり身揚げ、冷めても割と美味しかった。
船は修理する方向でなんとかなりそうだ。

2018/9/20(木)

物欲を感じるのはずいぶん久しぶりだと思う。 子供を乗せられる自転車用サイドカーみたいなのが欲しい。


こういうやつ

チャイルドトレーラーというらしい。
はっきりと覚えていないが、外国旅行した際にちょこちょこ見かけた気がする。

日本でよく見る子供乗せるチャリは、重心が高く、いかにも危ない。ヤマハなんて一流メーカーだから、相当な安全評価をしているだろうが、暴れる子供を上部に配置するのは、どうしても無理が出る。
だからスタンド強くしないといけないし、車体の剛性もあげなきゃいけない。それが車体重量や価格に反映される。その結果、電動アシストみたいなのが生まれるのだろうが、会社までの長距離通勤と相性悪いし、子供が小さい間のわずかな数年のための専用設計って勿体ない。 何より、僕はスポーツサイクルのほうが好きだ。軽量・高効率+動力は自分の体力という設計思想のほうが美しいと思う。

保育園に幼児2人連れてく際は、一人これに乗せて一人背負えば良いかなと思っていたが、妻に相談するとベビーカー兼用の2人乗りタイプのほうが良いという。
確かに、我が家の保育園送迎ローテーションを考えると、その方が有効かもしれない。

どうやらそのクラスが売れ筋らしく、有力商品が各社ある。日本語情報はほとんど取手の熱心な販売店がリソースになっているが、楽天向けのズラズラした比較広告を吟味すると、どの製品も致命的な欠陥もないがキラーコンテンツも無く、それなりに高いレベルで競争しているような印象。

あとは好みと値段の問題っぽいので、実物を確認したいところだが、取手まで行くのは面倒だなぁ。このご時世だから、とりあえずポチっと買って、気にくわなかったら出品するのだろう。

懸念事項
・エレベーターに乗るか
・横幅が広くなって怖くないか
・畳んだサイズで保育園に置けるか
・どの程度重いか→子供+車体で50kgくらい。妻が坂道登るのは、ローに落としてもきつそう。
・ベビーカーモードではスーパー狭くないか

というわけで、かなり前向きに購入を検討中。近所行く際に、車を運転する必要性が薄まるな。

2018/9/21(金)

入社時に面倒見てもらった先輩の退職祝い。チッタ周辺のイタリアンバーにて。
当時のチームメンバーが久しぶりに集まる。入社してから3年くらい、子供っぽい課長をリーダーに、割とうまく機能していたチームだったと思う。

久しぶりにキヤムラ君とダラダラ雑談する。
前職にいた期間のうちの9割くらい、彼とセットで運用され、席も隣り合っていた時が長い。
どんな話題振っても、淡々と冷めた視線でいながら基本的には肯定的な、彼独特のポジションを崩さない返答が帰ってくるのが楽しく、雑談ばかりしていた気がする。職場の仲間には大変恵まれ、辛かった思い出はほぼ皆無だ。
転職したのはたぶん、業務そのものだとか、大組織のしがらみが退屈になってきた、というあたりなのだと思う。


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