水遊びができるので、今日のような暑い日には良さそうだと、ちょっと遠くの、ちょっと大きめの公園へ。
娘が自転車を漕いでいくのは、可能か不可能かギリギリくらいかな。とりあえず今回は車で行く。
先週のこどもの国のせせらぎは、噴水とプールの間のような感じだったが、こちらの公園は噴水と普通の小川の間という感じ。やや普通の小川より。
うちの近所の用水路よりは公園ぽい。慣れてくれば近所の用水路でも水遊びすりゃ良いのだろうが、とりあえずこちらの公園のほうが敷居は低く、幼児もそれなりに遊んでいる。
暑いので僕も入る。水は思いのほか冷たく、気持ちいい。
多摩川から水を引き込んでいるようだ。ポンプ回すというより、水位差で常時流してる感じ。
幼児たちも泳ぐというよりは、エビ捕まえて遊んでる。うちも網もってくれば良かったな。
男の子がでかいカニ捕まえてた。片側の足が全部抜けていたが、小型の毛ガニくらい。
こんなの淡水の公園の脇にもいるのね。
昼まで遊んで帰宅。近所の中華を食べに行った。
近所のスーパーで殻ウニ売ってた。割とずっしり入っていた。
姪っ子のところに遊びに行く。
近くに東芝の技術紹介施設があり、行ってみる。子供たちにはゲームで引きつけ、大人たちには最新技術を教えてくれるところ。
技術に携わる者として、こういった活動には敬意を払いたいが、実際には二歳児の世話に気を取られ、展示物の善し悪しは頭に入らず。 小学生くらいになればもう少し色々見れるだろう。そのころまで存続していますように。
就職する際なんかに、社会人、組織人になることのメリットとして、組織を利用することで、個人ではできない大規模なことができる、というものが挙げられる。
まぁ確かに嘘ではないと思う。世界的なメーカーで働いていれば、自分が携わった製品は世界中で使われる。が、規模のメリットって段々薄れているのだろうな。
就職する前に作っていたフリーソフトは、お金は取っていないものの不特定多数に製品として配布し、ユーザーに受け入れられているという実感はあったし、自費出版で写真集発売したのも完全に個人の力だ。個人でもそれなりに世の中に出せる時代になってきている。
ここに来てさらに、日常業務において組織のデメリットを味わう機会が増えている。
関わる人が増えると、必然的に判断が遅くなる。
というくらいならまだ良いのだが、いろんなしがらみの中に埋もれてどちらが前だか分からなくなる。
軍隊組織っぽく例えれば、僕は正規兵ではなく、ゲリラというかスパイというか、通常の戦闘域から離れて個人の武力で戦うような立ち位置だ。
色々活動しているうちに重要拠点見つかったので正規兵の応援を頼みたいところだが、僕に正規兵への命令権はない。
正規兵たちも敵と応対しているので勝手に持ち場を離れるわけにもいかず、将軍が現在の戦場から正規兵を抜く決断をするのは、確かに度胸のいることだ。
一部でもいいから手伝ってもらいたいところだが、僕のようなゲリラ兵と正規兵では、けっこう仕事の常識も違ってくる。彼らからすればこちらは平気で軍規を乱すようなことをやっているように思われそうだが、こちらから言うと時代遅れの軍規を守っているとそもそも戦いにすらならない。 そのギャップをボトムアップで埋めるには、かなりのコミュニケーション、根回しが必要になり、やってるうちに前進してるのか後退しているのか分からなくなる。
正規兵たちの軍律や戦闘法は、長い間かかって築かれたもので、それはそれで妥当性はある。が、そんな戦い方を僕が覚えるのは、前進なのか後退なのか。
ある程度それを覚えないと協力は得られにくいが、そう簡単に合わせられるものでもないし、僕のやり方に皆が合わせてくれれば良いのだが、なかなか強制できないし、一朝一夕で身につくわけではないのはお互い様だ。
いろいろ根回ししているより、結局はゲリラ戦の継続を強いられることになる。 ボトムアップって大変だなぁ。
そんなこんなで、古くて大きい組織でレバレッジ効果を狙うより、一人で全部やって雑用も増えるだろうが、最新のサービスや社会インフラ使った方が実は早いんじゃないかという疑問も沸いてくる。
まだ大差ってほどじゃないだろうから、起業するぞっていうよりグチ書くくらいだけど。