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2017/3/4(土)

たぶん今年の初釣り。職場のワカサギ釣り企画にのる。
山中湖のドーム船を一隻貸し切ったということで、家族全員で参加するつもりだったが、よくよく確認してみると、幼児も赤子も一人としてカウントする船宿だった。大人2+オマケ2という計算は不成立。妻と一歳児にはお留守番してもらい、僕と娘で参加。

7時出船に間に合わせるには、結構な早起きが必要で幼児に協力させるのは酷。遅刻しても船まで送迎してくれるサービスがあるので、それを使う。 一人当たりのスペースが広いという、「かつらやボート」という船宿さんを利用したが、看板が分かりにくく、乗り場まで無駄な時間をかなり費やしてしまった。

ワカサギ釣りというと、何年か前に榛名湖で氷上釣りをやったことがある。風情はあり、楽しかったが、かなり寒い釣りであることも確かだ。
ドーム船というのは、またその対極にあるような感じもする。

まず、釣り座としてこれほどまでに快適な環境が用意されているものって他にないのではないだろうか。
ワカサギ釣りって腕の差が出やすい釣りで、平均的な人が50尾釣る日でも、上手い人は300尾釣ったりする。その差は餌の付け方やら誘い方等、釣りの腕として思い浮かぶようなところにも勿論あるだろうが、効率的な作業空間を作れるかどうかにも結構かかっているんじゃないかと思う。
何本もある針を絡めずに手際よく魚をはずし、餌をつけ、再投入できるか。勿論慣れも大きいが、小道具の並べ方の善し悪しで全然違う。

それが、ドーム船だと最初からすでにある程度完成された状態になっている。 仕掛けを絡めにくいようにぶら下げるフックなんてついているし、そもそも作業台となる机の奥に空いている穴から釣り糸を垂らせばよい環境なんて、ドラえもんの道具並の作業環境だ。
初心者でも、最初からそれなりの環境下で楽しむことができそうだ。

そして、船内は暖かく、トイレや魔法瓶も用意されている。静かな湖面にアンカリングしての釣りなので、余程弱い人でもそうそう船酔いしないだろう。 これなら、万人に釣りを楽しんでもらえると思う。

じゃあ魚がたくさん釣れているかというと、話は別。出船から数時間、ほとんど釣れていないらしい。ワカサギなんて、上手い人は1日で3ケタいくような釣りのはずだが、皆2,3尾しか釣れていない。皆の顔に「トホホ」と書いてあるようで、自嘲的な空気が漂う。いつもの「昨日までは釣れていたんだけど」という、釣りの頻出フレーズを聞くことになる。


船長がワカサギ20尾ほど見せてくれたが、どうも我が家へのプレゼントらしい。
獲得尾数的にはいきなり船中トップになる。

送迎中のボートで、寒いのにやたらと遠回りし、魚探を見ているなぁと思ったが、船長はどうも移動を考えていたらしい。到着後割とすぐにポイント移動。船足は遅く、アンカリングも二か所打つので結構な時間がかかったが、確かに移動後はアタリが増えた。


釣れないので白鳥見て盛り上がったり

魚が釣れ出すと結構忙しい。
確かにアタリはそこそこあり、良いときは海底に落としてすぐに反応がある。 が、針がかりするのは3割くらいだろうか。このあたりが経験と腕の差だ。たぶん餌のつけ方とか、合わせ方が良くないのだろう。


出発前、ネット記事を参考に1分くらいで制作したワカサギ針外し機。発泡スチロールに鉛筆キャップ刺しただけ。
楽している割に思ったよりもちゃんと機能して、手返しが良くなる感じがする。

娘は特に自分で魚を釣り上げることに執着はなく、娘の竿の面倒は僕が全面的にみることになる。自分の竿のほうに魚がかかれば、それなりに嬉しいようだ。 同じ仕掛けで同じように扱っているつもりだが、娘の竿のほうが1.5倍くらいはよく掛かった。魚にしかわからない何かが違うのだろう。 このあたりに奥深さがありそうだが、そこまで追求するほど気合いや経験があるわけでもない。


船内をキャーキャー走り回っていた。魚に触れて褒められたのも嬉しかったようだ。

最終的に、もらったのも合わせて65尾だったかな。後半でだんだん合わせ方の感覚が分かってきたような気がする。 確かにテクニカルな釣りで、向こう合わせじゃあんまり数伸びない。 前半は特に悪い日だったようだが、後半からは平均的だったのだろうか。うまい人はさすがに100尾越えていた。 なんかこういう小物と、箱庭作るような繊細な仕掛けでチマチマと対話するあたり、日本釣り文化の凝縮という感じがする。 誰でも始められるし名人でものめりこむ世界。またやりたいなぁと思う。

先週のアナゴよりうまく揚げられた。身が細いぶん、揚げやすいのかも。

2017/3/5(日)

昼ごはんはピクニック。
友達の結婚式祝いとかいうことで、妻はいまさら恋ダンスを踊る必要が出てきて、娘とともに練習してた。撮影に付き合わされる。
仮装した娘とコンビニへおにぎり買いに行くと、娘の姿をおだてられているうちに肉まんをもらいそびれた。コンビニの爺さんも僕も間抜けだ。

夕方過ぎにスーパーへ買い出しに行ったので、調理の時間が無くなり、ワインを中心とした簡単メニュー。
スーパーで買ったちょっと高めの冷凍ピザが結構うまかった。

2017/3/6(月)

下の子も急成長している。少しずつ言葉を覚え始め、「足」「手」だけでなく、「目」「鼻」「耳」をいつの間にか認識・発音できるようになっていて驚いた。保育園で教えてもらったのだろう。
だけでなく、どうもママ追いが始まってきたようだ。これまでは誰が抱っこしてもニコニコしてくれる気のいい子だったが、ようやく母親を認識してきたのだろうか。

2017/3/7(火)

2017/3/8(水)

ようやく完成した貴重な試作品が、毎日壊れる。
まぁ壊れるような評価試験やっているから壊れるわけで、設計ミスが明らかになって開発の段階としては前進しているという見方もそう間違ってはいないはず。

壊れたところは、一生懸命考えれば対策案は出せる。それが正しいかどうかは、再度壊すような評価試験をおこない、また壊れるかもしれないがいつかは治るだろう。
苦しいのは、既に試作品を待っているお客さんやイベントが待っているのに、なんだか年度末で試作費用をケチケチしなくてはいけないところだ。ただでさえ試作品の個数が少ないのに、予定外の破損があればたちまち日程が綱渡りになる。

なんか兵糧なしでいくさしなきゃいけない感じ。
評価フェーズに入ってからのトラブルに対しては、思いつく対策案を無駄になってもいいから手数増やしてとにかく素早くパンチ打っておけと教わってきたのだが。

2017/3/9(木)

娘と息子は別々の保育園に行っているが、上の子と下の子を同じ組み合わせの保育園に通わせている兄弟が、他に5、6組いる。 だから何かしら流行り病があると、どちらの保育園にも飛び火する。
数日前からどちらの保育園でも胃腸炎が流行りだし、戦々恐々としていたが、ついに昨夜娘がかかってしまったようだ。 それに続き、今日の午後は息子も犠牲に。昨日の朝から食欲ないなと思っていたが、前兆だったのだろう。

2017/3/10(金)


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